デザインのひきだし編集部(編)
(2020年5月25日刊行,グラフィック社,東京, 4 pp. + 1表 + 202葉, 本体価格5,400円, ISBN:978-4-7661-3407-0 → 版元ページ)
「増刷絶対不可能な完全保存版です!」とのことなので,これはもう買うしかないでしょ.さらに言うなら,逆立ちしても “電子本” にはなりえない本.紙は神である.
デザインのひきだし編集部(編)
(2020年5月25日刊行,グラフィック社,東京, 4 pp. + 1表 + 202葉, 本体価格5,400円, ISBN:978-4-7661-3407-0 → 版元ページ)
「増刷絶対不可能な完全保存版です!」とのことなので,これはもう買うしかないでしょ.さらに言うなら,逆立ちしても “電子本” にはなりえない本.紙は神である.
瀧澤美奈子
(2019年7月25日刊行,ベレ出版,東京, 293 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-86064-575-5 → 版元ページ)
本書は最近書評した『南方熊楠のロンドン』の前に読んでおくべきだった本.うっかり見落としてしまった.
田口善弘
(2020年5月20日刊行,講談社[講談社ブルーバックス・B-2136],東京, 222 pp., 本体価格1,000円, ISBN:978-4-06-519597-0 → 版元ページ)
大手町漁港直送本.「テンソルがー」とか出てきたら即死と身構えたが,情報処理系としてのゲノム=ディジオーム(digiome)の解説本.ホッ.
平林克己(写真)|宮西建礼・岡田裕子(文)
(2019年12月6日刊行,草思社,東京, 79 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-7942-2425-5 → 版元ページ|吉田寮記録プロジェクト)
読売新聞ヴィジュアル評が公開された:三中信宏「平林克己・写真、宮西建礼、岡田裕子・文 「京大吉田寮」 」(2020年5月24日掲載|2020年6月1日公開)
洛東の京都大学吉田キャンパス南端にある吉田寮は1世紀を超える現存する日本最古の学生自治寮だ。このカラー写真集で初めて目にする読者は、まぎれもなく21世紀のいま営まれている日々のリアルな寮生活に、現実離れした異次元の気配を感じ取るだろう。
お世辞にもきれいとは言いがたい吉田寮では、国籍や性別を問わず年齢による分けへだてもなく、多くの寮生たちがともに学びそして巣立っていく。評者がかつて2年間暮らした東大駒場寮にも確かにこういう寮生活特有の猥雑さとざわめきと匂いがあったが、すでに取り壊されて跡形もなく、かすかな記憶に残るだけだ。京大吉田寮に出入りする学生たちのしなやかでたくましい姿は、裏を返せば“絶滅危惧”の瀬戸際に立つこの学生寮の危うい現状を映し出している。この吉田寮を今あえてなくす理由はどこにもないですよね、総長。(草思社、2000円)
三中信宏[進化生物学者]読売新聞書評(2020年5月24日掲載|2020年6月1日公開)
斎藤恭一
(2020年5月15日刊行,イースト・プレス,東京, 253 pp., 本体価格1,400円, ISBN:978-4-7816-1878-4 → 版元ページ)
フランチェスカ・ビアゼットン[萱野有美訳]
(2020年4月16日刊行,みすず書房,東京, 本体価格3,400円, ISBN:978-4-622-08882-0 → 版元ページ)
すでに新聞書評がいくつか出ている新刊.わかる人にはすぐわかり,わからない人にはいつまでもわからない世界があるのだろう.
訳者あとがき 145
根本正之 ・山田晋 ・田淵誠也(編)
(2020年5月1日刊行,朝倉書店,東京, 40 plates + viii + 377 pp., 本体価格9,800円, ISBN:978-4-254-42042-5 → 版元ページ)
岡西政典
(2016年5月30日刊行,東海大学出版部[フィールドの生物学・20],平塚, xx+299 pp., 2,000円, ISBN:978-4-486-02096-7 → 版元ページ)
新刊『新種の発見』を読み終えたと思ったら,テヅルモヅルが夢枕に立った(這った)?のであわてて発注したしだい.
岡西政典
(2020年4月25日刊行,中央公論新社[中公新書・2589],東京, 2 color plates + viii + 252 pp., 本体価格860円, ISBN:978-4-12-102589-0 → 版元ページ)
あとがき —— あなたが「新種」を見つけたら 231