On the Origin of Evolution: Tracing ‘Darwin’s Dangerous Idea’ from Aristotle to DNA

John Gribbin and Mary Gribbin
(2020年刊行, William Collins, London, xvi+288 pp., ISBN:978-0-00-833340-9 [pbk] → 版元ページ

ジョン・グリビン,メアリー・グリビン[水谷淳訳]『進化論の進化史:アリストテレスからDNAまで』(2022年6月15日刊行,早川書房,東京, 312 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-15-210141-9目次版元ページ)の原書.詳細な索引(pp. 273-288)がちゃんと付いているじゃないか(怒怒怒).

『読書とは何か —— 知を捕らえる15の技術』一期一会の読書術(30)

三中信宏
(2022年1月30日刊行予定,河出書房新社河出新書・046],東京, 292 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-309-63147-9コンパニオンサイト目次版元ページ

『読書とは何か —— 知を捕らえる15の技術』一期一会の読書術(29)

三中信宏
(2022年1月30日刊行予定,河出書房新社河出新書・046],東京, 292 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-309-63147-9コンパニオンサイト目次版元ページ

『Species Problems and Beyond: Contemporary Issues in Philosophy and Practice』目次

John S. Wilkins, Frank E. Zachos, and Igor Ya. Pavlinov (eds.)
(2022年6月刊行,CRC Press[Series: Species and Systematics], Boca Raton, xviii+364 pp., ISBN:978-0-3674-2537-1 [hbk] / ISBN:978-1-0322-2147-2 [pbk] → 版元ページ

ダーウィン産業」ならぬ「種問題産業」ってずいぶん長く続いているよねー.


【目次】
Acknowledgement vii
Editors' Biographies ix
List of Contributors xi

 

Introduction [John S. Wilkins, Frank E. Zachos, and Igor Ya. Pavlinov] xiii

Section 1. Concepts and Theories

Chapter 1. We Are Nearly Ready to Begin the Species Problem [Matthew J. Barker] 3
Chapter 2. Is the Species Problem That Important? [Yuichi Amitani] 39
Chapter 3. ‘Species’ as a technical term: Multiple meanings in practice, one idea in theory [Thomas A. C. Reydon] 65
Chapter 4. What Should Species Be? Taxonomic Inflation and the Ethics of Splitting and Lumping [Jay Odenbaugh] 91
Chapter 5. The Good Species [John S. Wilkins] 105

Section 2. Practice and Methods

Chapter 6. Species in the Time of Big Data: The Multi-species Coalescent, the General Lineage Concept, and Species Delimitation [Aleta Quinn] 127
Chapter 7. Species delimitation using molecular data [Megan L. Smith, Bryan C. Carstens] 145
Chapter 8. Taxonomic order, disorder and governance [Stijn Conix, Stephen T. Garnett, Frank E. Zachos, Les Christidis] 161

Section 3. Ranks and Trees and Names

Chapter 9. Ecology, evolution, and systematics in a post-species world [Brent D. Mishler] 177
Chapter 10. The species before and after Linnaeus – tension between disciplinary nomadism and conservative nomenclature [Alessandro Minelli] 191
Chapter 11. Taxonomic hierarchies as a tool for coping with the complexity of biodiversity [Julia D. Sigwart  ] 227

Section 4. Metaphysics and Epistemologies

Chapter 12. The species problem from a conceptualist’s viewpoint [Igor Ya. Pavlinov] 245
Chapter 13. (Some) Species are Processes [John Dupré] 279
Chapter 14. Metaphysical presuppositions about species stability: problematic and unavoidable [Catherine Kendig] 293
Chapter 15. Critique of taxonomic reason(ing): nature’s joints in light of an ‘Honest’ Species Concept and Kurt Hübner’s historistic philosophy of science [Frank E. Zachos] 315

Afterword

Chapter 16. Continuing After Species: An Afterword [Robert A. Wilson] 343

 

Index 355

『読書とは何か —— 知を捕らえる15の技術』一期一会の読書術(27)

三中信宏
(2022年1月30日刊行予定,河出書房新社河出新書・046],東京, 292 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-309-63147-9コンパニオンサイト目次版元ページ

『[図説]台湾の妖怪伝説』読了

何敬堯[甄易言訳]
(2022年6月26日刊行,原書房,東京, 333 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-562-07184-5目次版元ページ

台湾の妖怪といえば,かつて水木しげるが出した横長の図鑑:水木しげる水木しげるの世界妖怪事典』(1985年7月刊行,東京堂出版)にいくつか載っていた記憶がある.今回翻訳されたのは,台湾の “妖怪” (=「妖・鬼・神・怪」)についての詳細な論考だ.各項目ごとにカラー図版が付けられている.

日本が台湾を統治していた時代(「日治時代」)を含めて,この島にはさまざまなエスニシティーをもつ民族が入り混じり,その妖怪文化も多岐にわたっている.台湾先住民族はもちろん,この島に渡来した人々がもちこんできた妖怪たちは,ときには日本のそれと近縁だったり(奇景三十九「恐怖の童謡」は日本で言えば「コックリさん」に相当する),まったく別物だったりする.またたく間に読了してしまった.

『[図説]台湾の妖怪伝説』詳細目次

何敬堯[甄易言訳]
(2022年6月26日刊行,原書房,東京, 333 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-562-07184-5版元ページ

原書の目次を参照しながら訳書の詳細目次を記す.


【目次】
序文 妖怪を求めて島を巡る——台湾妖鬼神怪の魔幻世界 9

北部 21

 奇景一    剣潭の魚精と龍怪 22
 奇景二    月裡 大稻埕の古井戸魔女 27
 奇景三    蟾蜍精と妖怪退治 32
 奇景四    老公仙祖 十四份埤の生贄 37
 奇景五    鶯歌の妖鳥伝説 42
 奇景六    菁桐古道の魔神仔洞 46
 奇景七    基隆七号室猟奇殺人事件 51
 奇景八    石爺が孝行息子を救う 55
 奇景九    風水大戦 雌鶏とムカデの戦い 59
 奇景十    鯉魚精の毒殺 63
 奇景十一   鄭崇和の墓の伝説 67
 奇景十二   古書の中の妖怪絵画 71
 奇景十三   植物が変化して妖鬼となる 81
 奇景十四   鬼怪に対抗する必殺技 88
 奇景十五   食いしん坊妖怪の正体 93

中部 99

 奇景十六   葫蘆墩を守る馬と兎 100
 奇景十七   端午節の行事 穿木屐、躦鯉 105
 奇景十八   金星石珠 美人魚の贈物 110
 奇景十九   人をさらう幽霊船 113
 奇景二十   水害をもたらす鯰精 118
 奇景二十一  サオ族の過去 アカギの樹と獠牙精の戦い 123
 奇景二十二  日月潭の人魚タクラハ 128
 奇景二十三  高潮を起こした臭聾王爺 133
 奇景二十四  豬娘娘廟の黒皮夫人 136
 奇景二十五  水牛厝の牛将軍廟 140
 奇景二十六  奇怪に出会った男 143
 奇景二十七  收驚舗で教えを乞う 148
 奇景二十八  聴暗掛は当たるのか 152
 奇景二十九  台日妖怪フィギュアコンテスト 157
 奇景三十   七月には鬼門が開く 159

南部 161

 奇景三十一  林投姐の復讐記 162
 奇景三十二  陳守娘、幽霊となって不当な扱いを訴える 168
 奇景三十三  呂祖廟の偽焼金 175
 奇景三十四  石母宮の鄭母奇石 183
 奇景三十五  白馬がもたらした財宝 187
 奇景三十六  石獅子の三兄弟 192
 奇景三十七  墾丁のオランダ王女 196
 奇景三十八  椅仔姑 少女の心は私だけが知っている 201
 奇景三十九  恐怖の童謡 鬼神を降霊させる郷土遊戯 205
 奇景四十   庶民の想像力 外方紙 210
 奇景四十一  庶民の想像力 十殿図 215
 奇景四十二  烏鬼の招待 219

東部 223

 奇景四十三  鯉魚精と山猫精の戦い 224
 奇景四十四  美崙山の巨人アリカカイ 229
 奇景四十五  七星潭の青石妖怪 235
 奇景四十六  羅山村の四つの宝物 239
 奇景四十七  鯨に乗って女人国から逃げる 244
 奇景四十八  花蓮の幽霊屋敷 松園別館 248
 奇景四十九  七腳川の大樹の下の鬼火 251
 奇景五十   慶修院の病を治す石碑 256
 奇景五十一  猫将軍爺 猫の魂が天神となる 260
 奇景五十二  龍銀飛銭の足跡を追う 266
 奇景五十三  台湾鬼怪史略述 271

離島 279

 奇景五十四  蘭嶼島の悪霊イメージ 280
 奇景五十五  椰油部落の人食いタコ 286
 奇景五十六  魔鬼が棲む五孔洞 291
 奇景五十七  仙女と巨人の物語 296
 奇景五十八  七美人の女魂花 302
 奇景五十九  鷹塔と魑魅魍魎碑 307
 奇景六十   龍女と妖鱷の悲恋 312

 

訳者あとがき 318
図版クレジット [328]
参考文献 [333-329]

『熱海温泉誌〔市制施行八〇周年記念〕』読了

熱海温泉誌作成実行委員会(編)
(2017年4月10日刊行,熱海市出版文化社,東京, 383 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-88338-614-7目次熱海市ページ

大判4段組400ページを読み通すのはかなりの力仕事だった.熱海温泉はもちろん知っていたが,滞在したことはこれまで一度もない.となりの熱川温泉,伊東温泉,そして北川温泉は行ったことがあるが,本家本元の熱海温泉については実はよく知らない.本書は熱海温泉発祥の歴史から始まって,近世から現代に至る変遷の歴史,さらには温泉科学の観点から見た特性など盛りだくさんの内容が詰め込まれている.歴史的な写真や絵図や絵葉書が随所に散りばめられていてみるだけでも十分に楽しめる.それにしても活字が多すぎる…….

熱海の温泉街の中心にあったシンボル的な「大湯」は大規模な間歇泉として有名だったが,関東大震災後の大正年間にはもう枯渇してしまったことを知った.また,熱海の泉質が「食塩泉」である理由は地下水と海水が混ざったためであることもわかった.交通の便がとても悪いロケーションだったが,東海道線が開通してからは,関東有数の温泉保養地としてばかりではなく,温暖な別荘地としても資産価値が高まったという.湯の町としての現在の景気の悪さを考えると隔世の感がある.熱海の街を歩く機会があればよく観察したい.

本書は新刊ではもう入手できないようで,古書価がかなり上がっている.新刊で出たときにすぐ買って置くべきだったと後悔先に立たず.

『Statistical Inference as Severe Testing: How to Get Beyond the Statistics Wars』オープンアクセス

Deborah G. Mayo
(2018年9月刊行,Cambridge University Press, Cambridge, xvi+486 pp., ISBN:978-1-107-05413-4 [hbk] → 目次版元ページ

本書がオープンアクセスになった.角がとんがったぶあついハードカバー版がずっと前から目の前にあるけど(投げたらアカン),ぜんぜん読み進めていない…….心機一転,電子本だとさくさく読めたりするのだろーか(そんなわけはない).