『系統樹思考の世界:すべてはツリーとともに』反響(続53)

三中信宏
(2006年7月20日第1刷刊行|2006年8月4日第2刷刊行|2009年12月18日第3刷刊行|2010年5月10日第4刷刊行|2011年10月7日第5刷刊行|2013年6月28日電子本刊行|2015年4月14日第6刷刊行|2018年4月17日第7刷刊行|2021年8月31日第8刷刊行,講談社[現代新書1849],東京,296ページ, ISBN:978-4-06-149849-5版元ページコンパニオンサイト|「さらに知りたい人のための極私的文献リスト」を公開)

日々のできごと。生物準備室より

系統樹思考の世界」(2022年3月21日) https://blog.goo.ne.jp/cu-cu-cu/e/ba2c7d48e9b95491b64c903b181a6e04

『AIと白人至上主義:人工知能をめぐるイデオロギー』目次

ヤーデン・カッツ[庭田よう子訳/下地ローレンス吉孝解説]
(2022年11月30日刊行,左右社,東京, 321+lxxxiii pp., 本体価格4,000円, ISBN:978-4-86528-348-8版元ページ


【目次】
序文 7
はじめに 9

第1部 形成

第1章 帝国に仕える 32
第2章 資本に仕える 92

第2部 AIの「自己」と社会秩序

第3章 認識に関する捏造と機械の中の幽霊 124
第4章 廃止ではなく適応を——批判精神をもったAI専門家と監獄肯定の論理 168
第5章 人工的な白人性 200

第3部 別の選択肢

第6章 反対意見からのビジョン——オートポイエーシスから見た愛について、そして身体化された戦争 240
第7章 拒否することの生産性 291

 

謝辞 304
解説[下地ローレンス吉孝] 307

 

参考文献 [lxvi-lxxxiii]
原注 [xvii-lxv]
索引 [i-xvi]

『環境DNA入門:ただよう遺伝子は何を語るか』目次

源利文
(2022年11月17日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・315],東京, vi+111+3 pp., 本体価格1,200円, ISBN:978-4-00-029715-8版元ページ


【目次】
1. DNAはただよう 1
2. 「環境DNA」の発見 9
3. いるかいないか、どれだけいるか 37
4. 川ごと、国ごと、時空も超えて 65
5. ただようDNA、未来へ 93

 

あとがき 107
引用文献 [1-3]

『京都の食文化:歴史と風土がはぐくんだ「美味しい街」』目次

佐藤洋一郎
(2022年10月25日刊行,中央公論新社中公新書・2721],東京, 4 color plates + 246 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-12-102721-4版元ページ


【目次】
はじめに i
[地図] x
第1章 京の風土 1
第2章 京都と京都人 59
第3章 公家の流儀、武家の暮らし 129
第4章 京の求心力と京ブランド 185
第5章 京の食文化―その未来 221
おわりに 242
参考文献 [246-245]

『津田梅子:科学への道、大学の夢』目次

古川安
(2022年1月19日刊行,東京大学出版会,東京, ii+198+12 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-13-023078-0版元ページ


【目次】
プロローグ 1

第1章 アメリカに渡った少女 9

 津田仙と農学 10
 少女たちのアメリカ 16
 華族女学校の英語教師 25
 再留学の夢とその実現に向けて 29

第2章 ブリンマー大学と生物学 43

 ブリンマー大学の生物学科 44
 ブリンマーの梅子 54

第3章 生物学者への道 69

 ウッズホールの夏 70
 モーガンとの研究 74
 葛藤と帰国 82
 生物学との決別 90

第4章 英学塾の裏側で 101

 女子高等教育不要論 102
 熱血童女 108
 別れの日々 117

第5章 塾から大学へ 125

 星野あいとブリンマー留学 126
 戦時下の理科創設 135
 「真の大学」へ 147

 

エピローグ 161

 

謝辞――あとがきに代えて 177
文献一覧 180
アメリカ東部関連地図 198
人名索引 [9-12]
事項索引 [1-8]

『ネアンデルタール』読了

レベッカ・ウラッグ・サイクス[野中香方子訳]『ネアンデルタール』(2022年10月10日刊行,筑摩書房,東京, 604 + ix pp. + 8 color plates, 本体価格3,600円, ISBN:978-4-480-86094-1目次版元ページ文献リスト

読了.データ解析手法の進展(古代DNA,分析化学,精密考古学)により “ネアンデルタール人” に対するイメージが大きく変わった.書評原稿を編集部に送信完了.一仕事終わり.

『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である(増補新版)』

吉川浩満
(2022年11月10日刊行,筑摩書房ちくま文庫・よ-31-2],東京, 510 pp., 本体価格1,200円, ISBN:978-4-480-43834-8版元ページ

2018年に出た:吉川浩満人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』(2018年7月30日刊行,河出書房新社,東京, 355 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-309-02708-1版元ページ)の増補新版