松本侑子『みすゞと雅輔』(2017年3月1日刊行,新潮社,東京, 399 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-10-416602-2 → 目次|版元ページ)
読了。上山雅輔の日記が、長年活動をともにした古川緑波『ロッパ日記』の “補完” になっているとは知らなかった。
松本侑子『みすゞと雅輔』(2017年3月1日刊行,新潮社,東京, 399 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-10-416602-2 → 目次|版元ページ)
読了。上山雅輔の日記が、長年活動をともにした古川緑波『ロッパ日記』の “補完” になっているとは知らなかった。
デヴィッド・グレーバー [酒井隆史訳]
(2025年4月23日刊行, 岩波書店、東京, xxxiv+179+17 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-00-061685-0 → 目次|版元ページ)
https://leeswijzer.hatenadiary.com/entry/2025/05/24/130151
書評原稿が仕上がったので編集部にメール送信完了。私の書棚には、岩波書店から1992年〜2003年にかけて刊行された『17・18世紀大旅行記叢書』(第 I 期・第 II 期)全21巻がずらりと並んでいる。この叢書の第一巻『最新世界周航記』を書いた17世紀のウィリアム・ダンピアは、私掠船(海賊船)に乗って世界の海を股にかけて暴れまわった “海賊(バッカニア)” である。海賊はテレビや映画にしか登場しないキャラクターではなく、生身の人間として世界史にくっきり足跡を残したことを私はあらためて知った。そういえば、あの時代は、本書の舞台であるマダガスカルのすぐ隣のモーリシャス島やレユニオン島に、その後は絶滅してしまったドードーがまだ生息していた。ドードーと海賊の姿が重なる錯覚を覚えた。
上記書評は時事通信社から新聞各社に配信されることになっている。
リュドヴィック・スリマック[野村真依子訳]
(2025年5月10日刊行, 柏書房、東京, 271 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-7601-5604-7 → 目次|版元ページ)
本日の日本経済新聞に書評が載りました:三中信宏「偏見払った ありのままの姿」(2025年5月24日)。
早坂暁
(1986年9月20日刊行、新潮社、東京, 284 pp., ISBN:4-10-363601-7)
自伝的小説はいつもはほとんど読まないのだが(小説というものは基本読まない)、旧制松山高等学校と道後温泉(とくに松ヶ枝遊廓)についてよくわかると教えられて読了。これを映画にするのは難しいわなあ。
金水敏
(2025年5月5日刊行、SBクリエイティブ[SB新書・691]、東京, 255pp., 本体価格950円, ISBN:978-4-8156-2471-2 → 版元ページ)
おわりに 235
中尾央・三中信宏(編著)
(2012年5月25日刊行/2012年10月10日第2刷刊行,勁草書房, 東京, x+213+xi pp., 本体価格3,200円[税込価格3,360円], ISBN:978-4-326-10216-7 → 版元ページ|コンパニオン・サイト|響音録)
諫早庸一「写本系譜学の系譜」(2018年1月19日)
https://researchmap.jp/blogs/blog_entries/view/111314/56f973897d3a33973de12e3bd70d8fc1
十年以上も前に編んだ論文集だが、書評していただいてありがたいことこの上なし。
三中信宏
(2009年9月20日第1刷刊行/2009年10月8日第2刷刊行/2009年12月3日第3刷刊行/2013年7月26日電子本刊行/2015年5月8日第4刷刊行/2018年1月19日第5刷刊行/2021年11月8日第6刷刊行,講談社[現代新書2014],本体価格900円(税込価格990円),328 pp.,ISBN:978-4-06-288014-5 → 目次|コンパニオンサイト|版元ページ|残響録)
YouTube「【積読チャンネル】生物の分類を考えると、哲学に行き着く。」(2025年5月12日)
https://youtube.com/watch?v=JTSSXasW-xQ拙著『分類思考の世界』(2009)が取り上げられていました。すごい数のコメントが付いている。これはうちの学生たちにも紹介しておこうかな。
デヴィッド・グレーバー [酒井隆史訳]
(2025年4月23日刊行, 岩波書店、東京, xxxiv+179+17 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-00-061685-0 → 版元ページ)
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