2007-02-23から1日間の記事一覧

『読書の首都パリ』

宮下志朗 (1998年10月22日刊行,みすず書房,ISBN:4622046601) 読了.19世紀前半のパリで,「文学」ないし「売文」で生計を立てることについて.ゾラやバルザックのパリでの文筆生活を取り上げながら,原稿料とか出版社との関係,文壇ライフなどなど.新聞…

『古川ロッパ昭和日記・戦前篇:昭和9年−昭和15年[新装版] 』

古川ロッパ(滝大作監修) (2007年2月10日刊行,晶文社,ISBN:9784794930163) 20年前に同じ出版社から出た4巻本(1987〜89年)の新装版(価格は約半分になった).今月出た第1巻「戦前篇」は2段組で800ページ超というボリューム.古川ロッパは,戦前戦後を…