2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『今和次郎 採集講義』

今和次郎 (2011年11年15日刊行,青幻舎,京都,288 pp, 本体価格2,500円, ISBN:9784861523229 → 版元ページ) 初夏の歩き読み本として読了. 「日常のあたりまえのできごとが,時,場所,職業等々の要因によって,特殊性を帯び始めることに気がついたのは…

『プルトニウム消滅!脱原発の思考』

森中定治 (2012年6月22日刊行,小石川ユニット/展望社[ゆにっとブックス001],東京,235 pp., 本体価格1,400円,ISBN:9784885462429 → 版元ページ)

『Journal of Cambridge Studies』

「ダーウィン特集号」(Vol.4 No.4 Dec 2009) John van Wyhe や James A. Secord ら執筆陣.関連記事:The Dispersal of Darwin「Darwin issue of Journal of Cambridge Studies」(2012年6月27日)

『Science Ink: Tattoos of the Science Obsessed』

Carl Zimmer (2011年11月刊行,Sterling Publishing, New York, xiv+271 pp., ISBN:9781402783609 → 版元ページ|著者サイト) う〜わ〜,これは生々しい.インパクトは強烈.皮膚に系統樹とか彫らないでぇ.ハードカバーのオモテ表紙は穴が繰り抜かれてい…

『Born Together - Reared Apart: The Landmark Minnesota Twin Study』

Nancy L. Segal (2012年6月刊行,Harvard University Press, Cambridge, ISBN:9780674055469 [hbk] → 版元ページ) 双子研究に基づく「知能の遺伝」に関する本.

『ダーウィンと現代:「生命の樹」の発見』

ナイルズ・エルドリッジ[長谷川眞理子・長谷川寿一・相馬雅代訳] (2012年6月刊行,麗澤大学出版会,本体価格7,600円,ISBN:9784892056123 → 版元ページ) ぜんぜん知らんかったー.カラー図版入りとはいえ,ええ値段やなあ.

『The Humblebee Hunter: Inspired By The Life and Experiments of Charles Darwin and His Children』

Deborah Hopkinson and Jen Corace (2010年刊行,Hyperion Book CH, ISBN:9781423113560) チャールズではなくエティの本らしい.子供向けの絵本かな?

『ヴィジョン・セミナー』

カール・G・ユング[氏原寛・老松克博監訳] (2011年刊行,創元社,東京,本体価格25,000円[特価2012年6月末まで]/28,000円, ISBN:9784422115160 → 版元ページ) パルプの塊.投げつけたら殺傷力がマックスだろうなあ.特価期限は今月末までか……(ヘンな…

『The Comparative Approach in Evolutionary Anthropology and Biology』

Charles L. Nunn (2011年11月刊行,The University of Chicago Press, Chicago, x+380 pp., ISBN:9780226608983 [hbk] / ISBN:9780226608009 [ebook] → 版元ページ) 文化系統学・文化進化学といえばシカゴ大学出版局という短絡的イメージが形成されつつあ…

『進化論の何が問題か:ドーキンスとグールドの論争』

垂水雄二 (2012年5月25日刊行,八坂書房,東京,215 pp., 本体価格1,900円,ISBN:9784896949957 → 版元ページ) ご恵贈感謝.「ドーキンス vs. グールド」と聞くと,この本:キム・ステルレルニー[狩野秀之訳]『ドーキンス vs. グールド:適応へのサバイ…

『Information Graphics』

Sandra Rendgen and Julius Wiedemann (2012年刊行,TASCHEN Books, Köln, 480 pp., ISBN:9783836528795 → 版元ページ) 最近,この方面の本が蒐書アンテナに引っかかることが多くなったな.とりあえず発注しますかね.とても大きくてしかも重そうだが.

『進化が語る 現在・過去・未来』

三中信宏(編) (2012年6月20日刊行,日経サイエンス社/日本経済新聞出版社[別冊日経サイエンス・No. 185],東京,144 pp., 本体価格2,000円, ISBN:9784532511852 → 版元ページ) 一両日中に書店店頭に並ぶはず. 【目次】プロローグまえがき 現代進化学…

『闇の奥』

辻原登 (2010年4月10日刊行,文藝春秋,東京,ISBN:9784163288802 → 版元ページ) 鹿野忠雄が小説のモデルとのこと.日本だと鹿野忠雄の書いた本や伝記はいまでは絶版になっているのではないかと思ったのだが,意外なことに:鹿野忠雄『山と雲と蕃人と:台…

『鹿野忠雄:縱膻山林間』

(2011年刊行,國史館[叢書:異人的足跡系列],台北,DVD → 情報) 臺灣で昨年出た鹿野忠雄の伝記DVD.鹿野忠雄は臺灣では有名人でいまでも尊敬されている.

『心理統計学ワークブック:理解の確認と深化のために』

南風原朝和・平井洋子・杉澤武俊 (2009年9月刊行,有斐閣,東京,ISBN:9784641173569 → 版元ページ)さらに:Passepied「勉強会: 心理統計学の基礎をRで実行」.

『心理統計学の基礎:統合的理解のために』

南風原朝和 (2002年6月刊行,有斐閣,東京,ISBN:4641121605 → 版元ページ) ゆーひかくの本はあまりご縁がない…….

『やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識』

田崎晴明 →サイト pdfファイルが公開された.ふりがな付きなので子供にも読めるだろう.

『みみずく偏書記』

由良君美 (2012年5月10日刊行,筑摩書房[ちくま文庫・ゆ-4-1],東京,361 pp., 本体価格1,100円, ISBN:9784480429452 → 版元ページ) いたるところ皮肉とあてこすりが満載で,うわぁという感じ:「老人は回想に耽り,中年は学内実務に多忙であり,若年は…

『Systematics: A Course of Lectures』

Ward C. Wheeler (2012年6月刊行,Wiley-Blackwell, Hoboken, xx+426 pp.+12 color plates, ISBN:9780470671702 [hbk] / ISBN:9780470671696 [pbk] → 版元ページ) なんだこりゃ,Hennig Society Meeting で知ってる顔ばっかり載ってるじゃないか…….総論は…

『The Open Society And Its Enemies (I and II)』

Karl R. Popper (1947年刊行,George Routledge and Sons, London) Internet Archive からオンライン公開された.

『Darwin's Ghosts: In Search of the First Evolutionists』

Rebecca Stott (2012年5月刊行,Bloomsbury Publishing, London, ISBN:9781408809082 [hbk] → 版元ページ) Rebecca Stott といえば,十年前に出た前著のフジツボ本:Rebecca Stott『Darwin and the Barnacle』(2003年刊行,W. W. Norton, New York, xxvi+…

『つげ義春の温泉』

つげ義春 (2012年6月10日刊行,筑摩書房[ちくま文庫・つ-14-10],東京,222 pp., 本体価格780円, ISBN:9784480429537 → 版元ページ) モノクロ写真・マンガ・エッセイの三点セット.この陰々鬱々とした湯治場のうらさびれぶりが格別に好ましすぎる.「や…

『チーズとうじ虫:16世紀の一粉挽屋の世界像』

カルロ・ギンズブルグ[杉山光信訳|上村忠男解説] (2012年6月8日新装復刊,みすず書房[始まりの本],東京,ISBN:9784622083504 → 版元ページ) 初版のカルロ・ギンズブルグ[杉山光信訳]『チーズとうじ虫:16世紀の一粉挽き屋の世界像』(1984年12月19…

『進化が語る 現在・過去・未来』

三中信宏(監修) (2012年6月20日刊行予定,日経サイエンス[別冊日経サイエンス185号],東京,本体価格2,000円, ISBN:9784532511852 → 版元ページ※構築中)いま検索してみたかぎりでは,いくつかのオンライン書店ですでに「近刊予約」ができるようだ: …

『一般化線形モデル』

粕谷英一 (2012年7月上旬刊行予定,共立出版[Rで学ぶデータサイエンス・10],東京,本体価格3,200円, ISBN:9784320110144 → 版元ページ) “緑縞本”をはじめ,今年は「統計導師本」のアタリ年かもしれない.

『宇宙怪人しまりす 医療統計を学ぶ:検定の巻』

佐藤俊哉 (2012年6月5日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・194],東京,vi+110 pp., 本体価格1,200円,ISBN:9784000295949 → 版元ページ|しまりす君のメッセージ|宇宙怪人の部屋) 前著:佐藤俊哉『宇宙怪人しまりす 医療統計を学ぶ』(2005年12月6…

『文化系統学への招待:文化の進化パターンを探る』響音(1)

中尾央・三中信宏(編著) (2012年5月25日刊行,勁草書房, 東京, x+213+xi pp., 本体価格3,200円[税込価格3,360円], ISBN:9784326102167 → 目次|版元ページ|コンパニオン・サイト|響音録) 梅雨入り前に早くも台風接近中: たぬき日乗「読書:『文化…

『超訳 種の起源―生物はどのように進化してきたのか』

チャールズ・ダーウィン[夏目大訳] (2012年4月1日刊行,技術評論社[tanQブックス・15],東京,246 pp., 本体価格1,480円,ISBN:9784774150048 → 版元ページ|情報) 『種の起源』を真正面から読む気があれば,本家本元のチャールズ・ダーウィン[渡辺政…

『Биологическая систематика. Эволюция идей』

И.Я. Павлинов, Г.Ю. Любарский (2011年刊行,Сборник Трудов Зоологического музея МГУ, т.51, 667 pp. + 1 color plate, Товарищество книжных изданий КМК, Москва, ISBN:9785873176854 → 目次 pdf) 先月 The Russian Bookstore に注文した本がもう届い…

『温泉達人会・Volume 05 - 2011』

温泉達人会(編著) (2011年11月30日発行,温泉達人会事務局/栞文庫,東京,88 pp., 本体価格700円,ISBN:9784990170387)