2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『Naming Nature: The Clash between Instinct and Science』

Carol Kaesuk Yoon (2009年刊行,W. W. Norton, New York, viii+344 pp., US$ 27.95, ISBN:9780393061970 [hbk] / ISBN:9780393338713 [pbk] → 目次|著者サイト) 翻訳作業がじわじわと現在進行している(ワタクシが律速段階…).これまでに出た原書の書評…

『椿説泰西浪曼派文学談義』

由良君美 (2012年7月10日刊行,平凡社[平凡社ライブラリー・767],東京,本体価格1,700円,ISBN:9784582767674 → 目次|版元ページ) 最近,方々で由良君美が復活している.彼の主著の復刻が平凡社ライブラリーに入ったので,英文学には無縁でも買わない…

『津軽弘前:小さな酒蔵の四季物語』

八木橋廣 (2012年6月刊行,角川マガジンズ,東京,本体価格1,050円,ISBN:9784047318663) 弘前の酒蔵・三浦酒造の写真集とのこと.〈豊盃〉,飲んだことあったかな.

『ムネモシュネ・アトラス』書評

アビ・ヴァールブルク[伊藤博明・加藤哲弘・田中純(訳・解説)] (2012年3月30日刊行,ありな書房[ヴァールブルク著作集・別巻1],東京,765 pp., 本体価格24,000円, ISBN:9784756612229 → 版元ドットコム) 【書評】※Copyright 2012 by MINAKA Nobuhir…

『古酒新酒』

坂口謹一郎 (1974年11月20日刊行,講談社,東京,302 pp. → 目次|情報) 第一部「世界の酒」と第二部「日本の酒」を読了した.中国・ソヴィエト・スペイン・イギリスと世界中飲み歩き.味わい深い酒の本.日本酒だけでなく,焼酎や泡盛まで含む「もやしも…

『Ordering Life: Karl Jordan and the Naturalist Tradition』

Kristin Johnson (2012年刊行,The Johns Hopkins University Press, Baltimore, ISBN:9781421406008 [hbk] → 版元ページ) この新刊はなかばジャケ買いかな.ポチッ.この本の著者は Karl Jordan と Ernst Mayr に関する論文をすでに出している:Kristin J…

「カール・ピアソンについての邦語文献」

有賀暢迪 (2012年7月23日 → http://researchmap.jp/jogmeqspv-1800841/#_1800841 ) 日本語以外の文献ならたくさんあるだろうけど,和文に限定してあるのでメモクリップ.

〈Check List: Journal of Species Lists and Distribution〉

→ http://www.checklist.org.br/ 「a bimonthly peer-review online journal, devoted to publishing lists of species and notes on the geographic distribution of any taxon」.さすがブラジル!

『古酒新酒』

坂口謹一郎 (1974年11月20日刊行,講談社,東京,302 pp. → 情報) 【目次】第一部 世界の酒 7口噛み酒造法 9 カビの酒 16 粉食の酒と粒食の酒 23 パンの酒 —— ソ聯邦の酒 32 土に醸す —— 中国の酒 42 ビールの先祖 —— イギリスのビール 49 シェリーの国 ——…

『椿説泰西浪曼派文学談義』

由良君美 (2012年7月刊行,平凡社[平凡社ライブラリー・767],東京,本体価格1,700円,ISBN:9784582767674 → 版元ページ) 【目次】 類比の森の殺人 11 夢のフーガ 27 衆魔と夢魔 51 四元素詩学 —— 絵具の言葉 65 自然状態の神話 81 サスケハナ計画 123 …

『遺伝子の不都合な真実:すべての能力は遺伝である』

安藤寿康 (2012年7月10日刊行,筑摩書房[ちくま新書970],東京,238 pp., ISBN:9784480066671 → 版元ページ) 【目次】 はじめに —— すべては遺伝子の影響を受けている 7 第1章 バート事件の不都合な真実 —— いかに「知能の遺伝」は拒絶されたか 21 第2章…

『分類思考の世界:なぜヒトは万物を「種」に分けるのか』残響(59)

三中信宏 (2009年9月20日第1刷刊行/2009年10月8日第2刷刊行/2009年12月3日第3刷刊行,講談社[現代新書2014],本体価格800円(税込価格840円),328 pp.,ISBN:9784062880145 → 目次|コンパニオンサイト|版元ページ|残響録) しばらく遠のいていた「…

『系統樹思考の世界:すべてはツリーとともに』反響(続23)

三中信宏 (2006年7月20日第1刷刊行|2006年8月4日第2刷刊行(正誤表)|2009年12月18日第3刷刊行(正誤表)|2010年5月10日第4刷刊行(正誤表)|2011年10月7日第5刷刊行(正誤表),講談社[現代新書1849], ISBN:4061498495(ISBN:9784061498495) → 版…

『生物系統学(第四刷)』

三中信宏 (1997年12月15日第一刷刊行/1999年10月15日第二刷刊行(正誤表)/2004年9月15日第三刷刊行(正誤表)/2012年8月第四刷刊行予定, 東京大学出版会[ナチュラル・ヒストリー・シリーズ], 東京, xiv+458 pp., 本体価格5,600円(第四刷5,800円…

『文化系統学への招待:文化の進化パターンを探る』響音(3)

中尾央・三中信宏(編著) (2012年5月25日刊行,勁草書房, 東京, x+213+xi pp., 本体価格3,200円[税込価格3,360円], ISBN:9784326102167 → 目次|版元ページ|コンパニオン・サイト|響音録) 関東地方は梅雨明けしてしまったー. 川端裕人:ブック・ア…

『絵はがきの別府:古城俊秀コレクションより』

松田法子著|古城俊秀監修 (2012年5月刊行,左右社,東京,本体価格3,500円,ISBN:9784903500751→ 版元ページ) 買うしかないっしょ!

『文化系統学への招待:文化の進化パターンを探る』響音(2)

中尾央・三中信宏(編著) (2012年5月25日刊行,勁草書房, 東京, x+213+xi pp., 本体価格3,200円[税込価格3,360円], ISBN:9784326102167 → 目次|版元ページ|コンパニオン・サイト|響音録) ここのところ連日の真夏日と連夜の熱帯夜の攻撃を受け続けて…

『古酒新酒』

坂口謹一郎 (1974年11月20日刊行,講談社,東京,302 pp.) 筑波西武で7月17日まで開催されている〈夏の古本市〉.ちょいと覗いてみたら,フロアいっぱいにいくつかの古書店が店開きしていた.予想よりも大規模.ひと回りするだけでも楽しい.古書の品揃え…

『セルロイド・ロマンティシズム』

由良君美 (1995年2月刊行,文遊社,東京,本体価格2,524円,ISBN:9784892570155 → 版元ページ)

『メタフィクションと脱構築』

由良君美 (1995年4月刊行,文遊社,東京,本体価格3,398円,ISBN:9784892570162 → 版元ページ)

『椿説泰西浪曼派文学談義』

由良君美 (2012年7月刊行,平凡社[平凡社ライブラリー・767],東京,本体価格1,700円,ISBN:9784582767674 → 版元ページ)

『私の植物散歩』

木村陽二郎 (2012年7月10日刊行,筑摩書房[ちくま学芸文庫],東京,本体価格1,100円,ISBN:9784480094759 → 版元ページ)

『Born Together―Reared Apart: The Landmark Minnesota Twin Study』

Nancy L. Segal (2012年6月刊行,Harvard University Press, Cambridge, vi+410 pp., ISBN:9780674055469 [hbk] → 版元ページ) 本書で詳述されている「双子研究」の現状については,タイミングよく出た新刊の安藤寿康『遺伝子の不都合な真実:すべての能力…

『地球博物学大図鑑』

スミソニアン協会監修・デイヴィッド・バーニー編集[西尾香苗・増田まもる・田中稔久訳] (2012年6月刊行,東京書籍,東京,ISBN:9784487805648 → 版元ページ) これまた650ページもある超弩級本.最近こういうフルカラー大判の「進化本」がどんどん出るの…

『Evolution: Making Sense of Life』

Carl Zimmer & Douglas J. Emlen (2012年秋刊行予定,Roberts and Company, ISBN:9781936221363 [pbk] → 版元ページ) つい最近翻訳されたカール・ジンマー[長谷川眞理子日本版監修]『進化:生命のたどる道』(2012年5月29日刊行,岩波書店,東京,xii+41…

『ペーターのドイツ鉄道旅行案内:ライン川と七つの街道を行く』

ペーター・エンダーライン (2012年5月18日刊行,平凡社[平凡社新書642],東京,カラー口絵8+234 pp., ISBN:9784582856422 → 版元ページ) 来年ドイツに行く予定なので.

『人種とスポーツ:黒人は本当に「速く」「強い」のか』

川島浩平 (2012年5月25日刊行,中央公論新社[中公新書2163],東京,x+256 pp., ISBN:9784121021632 → 版元ページ) 「人種」とは文化的構築物であると冒頭でクギを刺している.

『遺伝子の不都合な真実:すべての能力は遺伝である』

安藤寿康 (2012年7月10日刊行,筑摩書房[ちくま新書970],東京,238 pp., ISBN:9784480066671 → 版元ページ)

「論文の注について」

→『歴史学研究会月報』 http://rekiken.jp/journal/ronbun_no_chu.pdf 『歴史学研究会月報』の連載記事「論文の注について」(全11回)がpdfとして公開された.一読したが,欧文・和文の注の書き方,とりわけ文献の引用形式についてのまとめが役に立ちそう.…

『カラー版 系統樹曼荼羅』目次最終案

三中信宏(文)・杉山久仁彦(図版) (2012年刊行予定,NTT出版,東京,ca. 300 pp. → 趣意文|系統樹ウェブ曼荼羅[連載終了]) 【目次案】(2012年7月5日改訂) プロローグ:世界を覆いつくす系統樹−−そのルーツを探る 第一部「生物樹」:多様な生物界の…