2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『外来魚のレシピ:捕って、さばいて、食ってみた』

平坂寛 (2014年9月10日刊行,地人書館,東京,viii + 201 pp., 本体価格2,000円, ISBN:9784805208793 → 版元ページ) 「アリゲーターガーの丸焼き」とか「カミツキガメの雑炊」とか「カワヒバリガイのパエリア」とか「アフリカマイマイのエスカルゴ」とか.…

『新版 シングルモルトを愉しむ』

土屋守 (2014年9月20日刊行,光文社[光文社智慧の森文庫・tつ6-1],東京,268 pp. + 8 plates + 24 plates, ISBN:9784334786588 → 版元ページ)ウィスキー造りの長い歴史と技術伝承,醸造所の栄枯盛衰が物語として語られていて,充実した内容の文庫本.今…

『江戸の温泉三昧』

鈴木一夫 (2014年9月25日刊行,中央公論新社[中公文庫・す-22-3],東京,290 pp., ISBN:9784122060111 → 版元ページ)元本:鈴木一夫『江戸の温泉三昧:温泉に癒される人々,温泉に生きる人々 』(2010年10月刊行,岩田書院,東京,ISBN:9784872946536 → …

『立川・福生本』

(2014年2月10日発行,エイ出版社[エイムック・2759],東京,雑誌62394-89 | ISBN:9784777930678 → 版元ページ)

『立川 Walker』

(2014年4月8日発行, 角川マガジンズ[ウォーカームック・421], 東京,雑誌61805-26 | ISBN:9784047313231 → 版元ページ)

『大坊珈琲店』

大坊勝次 (2014年7月26日刊行,誠文堂新光社,東京,256 pp., ISBN:9784416714348 → 版元ページ|特設サイト)1975年から昨年2013年暮れまで表参道にあった老舗珈琲店の「自伝本」.前半は「大坊珈琲店のマニュアル」(pp. 11-66)は豆の選別から焙煎,抽出…

『死を悼む動物たち』

バーバラ・J・キング[秋山勝訳] (2014年8月25日刊行,草思社,東京,302 pp., 本体価格2,200円, ISBN:9784794220769 → 目次|版元ページ) 【書評】※Copyright 2014 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 擬人主義と現実世界のはざまで 人間には “喜…

『野生動物管理システム』

梶光一・土屋俊幸(編) (2014年9月5日刊行,東京大学出版会,東京,vi+250 pp., 本体価格4,800円,ISBN:9784130602273 → 版元ページ) 【目次】 はじめに(梶光一) i 第I部 総論編第1章 野生動物管理の現状と課題(梶光一) 3 第2章 地域環境ガバナンスと…

『地球規模生物多様性情報概況(原訳版)』

(2014年発行,JBIF地球規模生物多様性情報機構日本ノード,東京,41 pp.) 日本昆虫学会広島大会でのいただきもの.昨年 GBIF ウェブサイトで公開された『Global Biodiversity Informatics Outlook』の日本語訳.

『須賀敦子の方へ』

松山巖 (2014年8月30日刊行,新潮社,東京,286 pp., ISBN:9784103700029 → 版元ページ)新しい評伝.以前出た河出文庫の『須賀敦子全集』(全8巻)は買ったまままだろくに読んでいない. 【目次】 第1章 父譲りの読書好き —— 二〇一〇年冬・東京谷中、二〇…

『大坊珈琲店』

大坊勝次 (2014年7月26日刊行,誠文堂新光社,東京,256 pp., ISBN:9784416714348 → 版元ページ|特設サイト)閉店した珈琲店の “自伝本” を買うのはひさしぶりかもしれない.かつて,銀座〈カフェ・ド・ランブル〉の “伝記本” である『銀座カフェ・ド・ラ…

『世界飛び地大全』

吉田一郎 (2014年8月25日刊行,角川学芸出版[角川ソフィア文庫・N209-1/角川文庫・18737],東京,430 pp., ISBN:9784044094690 → 版元ページ) 著者は〈世界飛び地領土研究会〉代表.本書では日本以外の「飛び地」の事例が取り上げられているが,もちろ…

『新版 シングルモルトを愉しむ』

土屋守 (2014年9月20日刊行,光文社[光文社智慧の森文庫・tつ6-1],東京,268 pp. + 8 plates + 24 plates, ISBN:9784334786588 → 版元ページ)まだ始まってもいないNHK朝ドラ宣伝効果,おそるべし.次は〈竹鶴〉にちなむシングルモルトと日本酒が品薄に…

『怪談狩り:赤い顔』

中山市朗 (2014年7月18日刊行,メディアファクトリー,東京,286 pp., ISBN:9784040669328 → 版元ページ)シリーズ化されるのかな?

『怪談狩り』

中山市朗 (2014年5月9日刊行,メディアファクトリー,東京,270 pp., ISBN:9784040667300 → 版元ページ)かの『新耳袋』の再来の気配が.

『沖縄そば:懐かしい味 新たな味 心ゆくまでそば三昧』

(2014年2月26日刊行,100シリーズ出版プロジェクト,南風原,112 pp. → 版元ページ)今月はじめの沖縄巡業で立ち寄った五軒の沖縄そば屋のうち実に三軒がこの本に載っていた.高ヒット率!

『ラーメン100:進化を遂げた自慢の一杯!沖縄ラーメンバイブル』

(2013年12月4日刊行,100シリーズ出版プロジェクト,南風原,112 pp. → 版元ページ)沖縄ラーメンは未体験ゾーン.

『限界集落の真実:過疎の村は消えるか?』

山下祐介 (2012年1月10日刊行,筑摩書房[ちくま新書・941],東京,285 pp., 本体価格880円, ISBN:9784480066480 → 版元ページ) 【目次】 序 むらは消えるか —— 東日本大震災を経て 9第1章 つくられた限界集落問題 19 1. 報道のイメージ,現場の困惑 19 2…

『世界を読み解く一冊の本』

松田隆美・徳永聡子(編) (2014年10月10日刊行予定,慶應義塾大学出版会[平成25年度極東証券寄付講座〈文献学の世界〉],東京, ISBN:9784766421811 → 版元ページ) 昨年,三田キャンパスで文学部の学部生を相手に講義した内容をもとにしてつくられた論集…

『ロッパ食談 完全版』

古川緑波 (2014年9月20日刊行,河出書房新社[河出文庫・ふ9-1],東京,276 pp., ISBN:978-4-309-41315-0 → 版元ページ)東京駅構内の書店〈HINT INDEX BOOK〉にてゲット.旅のお供はやっぱり食べ物本.底本は『あまカラ』『ロッパ食談』そして『ロッパ悲…

『Romance of Alexander (1338-1344)』

→ http://bodley30.bodley.ox.ac.uk:8180/luna/servlet/detail/ODLodl~1~1~33326~105856:Romance-of-Alexander- 世界最古と言われる蝶採集図が載っているオクスフォードのボードレアン図書館所蔵の写本.棒?をもって蝶を追いかけている人.その右側には並ぶ…

「無差別にすべて記録すること」

ワタクシは大学の学部卒業以来の全アウトプットを記録に残していて,テキストファイルにして220KBの分量がある.自分の研究活動は自分ですべて記録しておかないと,節目節目でとても困ったことになる(自分だけではなく周囲の人たちも).ワタクシの場合は,…

『黒ヶ丘の上で』

ブルース・チャトウィン[栩木伸明訳] (2014年9月1日刊行,みすず書房,東京,本体価格3,700円,ISBN:9784622078630 → 版元ページ) ブルース・チャトウィン[芹沢高志・芹沢真理子訳]『パタゴニア』(1990年7月刊行,めるくまーる,東京, ISBN:483970054…

『ヒトの変異:人体の遺伝的多様性について【新装版】』

アルマン・マリー・ルロワ[上野直人監修/築地誠子訳] (2014年9月10日刊行,みすず書房,東京,iv+320+lvi pp.,本体価格3,800円,ISBN:9784622078852 → 版元ページ) 八年前に出た:アルマン・マリー・ルロワ[上野直人監修/築地誠子訳]『ヒトの変異:…

『双子の遺伝子:「エピジェネティクス」が2人の運命を分ける』

ティム・スペクター[野中香方子訳] (2014年9月11日刊行,ダイヤモンド社,東京,xvi+390 pp., ISBN:9784478022931 → 版元ページ)

〈統計の落とし穴と蜘蛛の糸(ウェブ連載1〜5回)〉

羊土社『実験医学』(→ ウェブサイト)での雑誌連載〈統計の落とし穴と蜘蛛の糸〉と平行して,ウェブサイトでのオンライン連載もすでに始まっている → ウェブ連載トップページ.紙版よりも電子版は約1ヶ月遅く公開されている. 第1回 データ解析の第一歩は計…

〈統計の落とし穴と蜘蛛の糸(連載1〜5回)〉

羊土社『実験医学』(→ ウェブサイト)で連載している〈統計の落とし穴と蜘蛛の糸〉がすでに5回になった.第4回までは隔月連載だったが,第5回からは毎月連載となった. 第1回 データ解析の第一歩は計算ではない(2014年2月号掲載, pp. 442-447) 第2回 デー…

「著者献呈本の運命さまざま」

古書店経由で購入した本が「著者献呈本」である確率は小さくない.自筆サイン本ならば著者の知人に贈られたものであることがわかる.その一方で,「謹呈カード」がはさまれたものはもう少し “縁” が薄い知り合いへの儀礼的な献呈本なのだろうと推察される.…

「Report on botanical nomenclature―Melbourne 2011. XVIII International Botanical Congress, Melbourne: Nomenclature Section, 18–22 July 2011」

Christina Flann, Nicholas Turland, Anna M. Monro PhytoKeys 41: 1-289 (29 Aug 2014) doi: 10.3897/phytokeys.41.8398 → http://phytokeys.pensoft.net/articles.php?id=4000 Digital Journal | Goodbye Latin, hello English for science papers | 6 Sep…

『系統樹思考の世界:すべてはツリーとともに』反響(続33)

三中信宏 (2006年7月20日第1刷刊行|2006年8月4日第2刷刊行(正誤表)|2009年12月18日第3刷刊行(正誤表)|2010年5月10日第4刷刊行(正誤表)|2011年10月7日第5刷刊行(正誤表)|2013年6月28日電子本刊行,講談社[現代新書1849], ISBN:4061498495(I…