2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『化学者たちの京都学派:喜多源逸と日本の化学』

古川安 (2017年12月刊行,京都大学学術出版会,京都, 本体価格3,800円, ISBN:9784814001224 → 版元ページ)この「京都学派」は “お水” と縁があるのか否か.

『本の景色』

潮田登久子 (2017年3月24日刊行,幻戯書房[Serie Bibliotheca 3/3],東京, 215 pp., 本体価格8,000円, ISBN:9784864881180)なかば崩壊した紙束のような古書のモノクロ写真が次々と.癒されるなあ〜.同じ著者による写真集:『みすず書房旧社屋』(2016年…

『グッバイ、レニングラード:ソ連邦崩壊から25年後の再訪』

小林文乃 (2018年3月10日刊行,文藝春秋,東京, 263 pp., 本体価格1,700円, ISBN:9784163908069 → 版元ページ)書名を見ただけでは,本書が第二次世界大戦中に作曲されたショスタコーヴィチの交響曲第7番〈レニングラード〉初演をめぐる歴史本とはまったく…

『統計思考の世界:曼荼羅で読み解くデータ解析の基礎』電子版同時刊行

三中信宏 (2018年6月1日刊行,技術評論社,東京,239 pp., 本体価格2,300円, ISBN:9784774197531 [紙版]|ISBN:9784774197548 [電子版] → コンパニオン・サイト|版元ページ[紙本]|版元ページ[電子本])“紙版” と同時に “電子版” も刊行されます.

『系統体系学の世界:生物学の哲学とたどった道のり』立ち読みどうぞ

三中信宏 (2018年4月20日刊行,勁草書房[けいそうブックス],東京, 508 pp.[xii+430+lxvi pp.], 本体価格2,700円, ISBN:9784326154517 → 版元ページ|コンパニオン・サイト)〈けいそうビブリオ〉の「あとがきたちよみ」コーナーで,「まえがき」(6 pp…

『有袋類学』

遠藤秀紀 (2018年4月20日刊行,東京大学出版会[Natural History Series],東京, vi+272 pp., 本体価格4,200円, ISBN:9784130602549 → 版元ページ) 【目次】 はじめに —— とりあえずの出遭い i 第1章 有袋類の多様性 1 第2章 生殖戦略の妙 32 第3章 化石…

『日本現代怪異事典』

朝里樹(編) (2018年1月17日刊行,笠間書院,東京, 500ページ, 本体価格2,200円, ISBN:9784305708595 → 版元ページ)読了.三段にみっしり組まれた本書を毎晩の “ベッドサイド怪異本” としてひとつひとつ読み進んだ.さまざまなソースからよくぞここまで蒐…

『修訂 絹と立方体 : 架空の文字の大図典』電子版

木村守一(編著) (2006年12月12日刊行,ニコラ・フラメル金属材料研究所[柳川二笑亭選書:5],柳川, 706 pp. → ダウンロードサイト)古賀弘幸『文字と書の消息:落書きから漢字までの文化誌』(2017年5月20日刊行,工作舎,東京, 306 pp., 本体価格3,200…

『系統樹思考の世界:すべてはツリーとともに』第7刷重版刊行

三中信宏 (2006年7月20日第1刷刊行|2006年8月4日第2刷刊行(正誤表)|2009年12月18日第3刷刊行(正誤表)|2010年5月10日第4刷刊行(正誤表)|2011年10月7日第5刷刊行(正誤表)|2013年6月28日電子本刊行|2015年4月14日第6刷刊行|2018年4月17日第7刷…

『絶滅危惧の地味な虫たち:失われる自然を求めて』感想

小松貴 (2018年3月10日刊行,筑摩書房[ちくま新書・1317],東京, 8 color plates + 318 pp., 本体価格950円, ISBN:9784480071262 → 目次|版元ページ)とても長い第1章「コウチュウ目」を読み進む.本書は,著者の形容を借りるならば「筆舌に尽くしがたい…

『統計思考の世界:曼荼羅で読み解くデータ解析の基礎』版元ページ開設

三中信宏 (2018年6月1日刊行,技術評論社,東京,239 pp., 本体価格2,300円, ISBN:9784774197531 → 目次|コンパニオン・サイト)版元ページが開設された.『系統体系学の世界』の次に出るこの『統計思考の世界』もそろそろ宣伝を打たないと.

『MTMJ:日本らしさと茶道』

クリステン・スーラック[廣田吉崇監訳/井上治・黒河星子訳] (2018年4月10日刊行,さいはて社,大津, xx+360 pp., 本体価格2,700円, ISBN:9784990956615 → 版元ページ)「お茶を点てれば日本が建つ(MTMJ=Making Tea; Making Japan)」 —— 茶道文化から…

『自然を名づける:なぜ生物分類では直感と科学が衝突するのか』打音(25)

キャロル・キサク・ヨーン[三中信宏・野中香方子訳] (2013年9月3日第1刷刊行/2013年11月28日第2刷刊行/2014年2月7日第3刷刊行,NTT出版,東京,vi+391 pp., 本体価格3,200円, ISBN:9784757160569 → コンパニオンサイト|目次|版元ページ) 読書メータ…

『系統体系学の世界:生物学の哲学とたどった道のり』刊行

三中信宏 (2018年4月20日刊行,勁草書房[けいそうブックス],東京, 508 pp.[xii+430+lxvi pp.], 本体価格2,700円, ISBN:9784326154517 → 版元ページ|コンパニオン・サイト)見本刷が着弾したのでスリスリしまくる.カバージャケットの写真は,ワタクシ…

〈医学・農学研究におけるP値:p<0.05 を超えて〉

計量生物学, 38(2), pp. 107-170, 2018年3月 → J-Stage 日本計量生物学会機関誌『計量生物学』のP値特集. 【目次】 医学・農学研究におけるP値 — p ASA声明と疫学研究におけるP値(佐藤俊哉) 109-115 再現可能性ははたして必要なのか:P値問題から垣間見る…

『The Book of Trees — 系統樹大全:知の世界を可視化するインフォグラフィックス』版元品切

マニュエル・リマ[三中信宏訳] (2015年3月19日刊行,ビー・エヌ・エヌ新社, 東京, 215 pp., 本体価格3,800円, ISBN:978-4-86100-956-3 [hbk] → コンパニオン・サイト|版元ページ)青山ブックセンターのお座敷で担当編集者から聞いた話では,本書はすでに…

『心理学の再現可能性:我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』J-Stage公開

友永雅己・三浦麻子・針生悦子(編) (2016年7月刊行,心理学評論刊行会[心理学評論・第59巻1号],京都, ISSN:0386-1058 → 版元ページ|目次|公開サイト)所収全論文が J-Stage から公開された.

『深夜食堂(第19巻)』

安倍夜郎 (2017年12月5日刊行, 小学館,東京, ISBN:9784091897473 → 版元ページ|一覧リスト)

『深夜食堂(第18巻)』

安倍夜郎 (2017年6月4日刊行, 小学館,東京, ISBN:9784091895776 → 版元ページ|一覧リスト)

『Let’s Talk about Trees: Genetic Relationships of Languages and Their Phylogenic Representation』

Ritsuko Kikusawa and Lawrence A. Reid (eds.) (2018年4月刊行, Senri Ethnological Studies: 98. National Museum of Ethnology, Ōsaka. [pdf: open access])五年前の2013年2月,国立民族学博物館(吹田)で開催された言語系統学の国際シンポジウム〈樹…

『絶滅危惧の地味な虫たち:失われる自然を求めて』

小松貴 (2018年3月10日刊行,筑摩書房[ちくま新書・1317],東京, 8 color plates + 318 pp., 本体価格950円, ISBN:9784480071262 → 版元ページ) 【目次】 カラー口絵 8 pp. はじめに 7 1 コウチュウ目 17 2 チョウ目 87 3 ハエ目 95 4 カメムシ目 13…

『Species: The Evolution of the Idea, Second Edition』落丁事案

John S. Wilkins (2018年2月刊行, CRC Press[Series: Species and Systematics], Boca Raton, xxxviii+389 pp., ISBN:9781138055742 [hbk] → 目次|版元ページ) 日頃の行ないが良いせいか,和書・洋書を問わず,落丁本や乱丁本に遭遇したことはこれまで…

『関西学院大学手話言語研究センター講話会報告書(2017年10月15日開催)』

(2018年2月26日発行,関西学院大学手話言語研究センター,西宮,48 pp.)2017年10月15日に東京コンベンションホールで開催された関西学院大学手話言語研究センター講話会(→「手話言語研究センター講話会(関東)を開催いたしました」2017年10月26日)の報…

『先史学者プラトン:紀元前一万年―五千年の神話と考古学』

メアリー・セットガスト[山本貴光・吉川浩満訳] (2018年4月10日刊行,朝日出版社,東京, 477 pp., 本体価格2,800円, ISBN:9784255010496 → 版元ページ)

『Phylogenomic Data Acquisition: Principles and Practice』

W. Bryan Jennings (2016年11月刊行, CRC Press, Boca Raton, ISBN:9781482235340 [hbk] → 版元ページ)

『統計思考の世界:曼荼羅で読み解くデータ解析の基礎』確定目次

三中信宏 (2018年6月1日刊行,技術評論社,東京,239 pp., 本体価格2,300円, ISBN:9784774197531 → コンパニオン・サイト)念校ゲラが届き,やっと目次ノンブルが確定した. 【確定目次】 まえがき — 高座の出囃子が聞こえてくる前に 2 プロローグ:統計曼…

『下丸子文化集団とその時代:一九五〇年代サークル文化運動の光芒』(読了)

道場親信 (2016年10月25日刊行,みすず書房,東京, viii+412 pp., 本体価格3,800円, ISBN:9784622085591 → 目次|版元ページ)残った最後の2章(第6〜7章)は,下丸子文化集団のサークル活動を実質的に支えた中心人物・江島寛(1933–1954)の伝記的叙述.19…

『統計思考の世界:曼荼羅で読み解くデータ解析の基礎』コンパニオン・サイト開設

三中信宏 (2018年6月6日刊行,技術評論社,東京,ca 240 pp., 本体価格2,300円, ISBN:9784774197531)来年の出版に先立って,コンパニオン・サイトを開設.高座前の前口上とともに文献リストへのリンクを張りました.ごらんください.ついでに,姉妹本であ…

『下丸子文化集団とその時代:一九五〇年代サークル文化運動の光芒』(第4〜5章)

道場親信 (2016年10月25日刊行,みすず書房,東京, viii+412 pp., 本体価格3,800円, ISBN:9784622085591 → 目次|版元ページ)続く第4〜5章読了.戦後の文化工作運動をめぐる日本共産党と総評・社会党系のせめぎあいを背景とする地域文学・うたごえ運動の系…

『統計思考の世界:曼荼羅で読み解くデータ解析の基礎』アマゾン近刊予約開始

三中信宏 (2018年5月中旬刊行予定,技術評論社,東京,ca 240 pp., 本体価格2,300円, ISBN:9784774197531 → ほぼ確定目次)アマゾンでの近刊予約が始まっている.本書『統計思考の世界』の企画案が最初に技術評論社から提示されたのは2009年10月のことだっ…