2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『文系と理系はなぜ分かれたのか』

隠岐さや香 (2018年8月24日刊行,星海社[星海社新書・137],東京, 253 pp., 本体価格980円, ISBN:9784065123843 → 版元ページ)参考:Togetter -「文系と理系はなぜ分かれたのか」. 【目次】はじめに 3第1章 文系と理系はいつどのように分かれたか?—— …

『文藝春秋作家原稿流出始末記』

青木正美 (2018年8月25日刊行,本の雑誌社,東京, 220 pp., 本体価格1,500円, ISBN:9784860114176 → 版元ページ)

『Histoire de la génétique et de l'evolutionnisme en France』

Denis Buican (1984年刊行, Presses Universitaires de France[Histoires], Paris, 421 pp., ISBN:2130382770 [pbk])2003年4月26日に駿河台下の崇文荘書店で入手.購入価格4,000円.当時の日録から: もう1冊のビュイカンは,フランスにおける20世紀の…

『Malebranche et Leibniz: Relations personnelles, présentées avec les textes completes des auteurs et de leurs correspondants revus, corrigés et inédits』

André Robinet (1955年8月刊行, Librairie Philosophique J. Vrin[Bibliotheque des Textes Philosophique], Paris, 525 pp.)2003年4月26日に駿河台下の崇文荘書店で入手.購入価格7,000円.当時の日録にはこう書かれている: マルブランシュはクララ・…

『現代思想2018年9月号』

(2018年9月1日刊行,青土社,東京, 本体価格1,400円, ISBN:9784791713691 → 版元ページ) 【特集〈考古学の思想〉目次】討議 I考古学と哲学(溝口孝司+國分功一郎+佐藤啓介) 8-33エッセイ模倣するサピエンス(港千尋) 34-40討議 II生きられた世界を復元…

『ユリイカ2018年7月臨時増刊号』

(2018年7月15日刊行,青土社,東京, 本体価格1,600円, ISBN:9784791703524 → 版元ページ)

『系統樹思考の世界:すべてはツリーとともに』反響(続50)

三中信宏 (2006年7月20日第1刷刊行|2006年8月4日第2刷刊行(正誤表)|2009年12月18日第3刷刊行(正誤表)|2010年5月10日第4刷刊行(正誤表)|2011年10月7日第5刷刊行(正誤表)|2013年6月28日電子本刊行|2015年4月14日第6刷刊行,講談社[現代新書184…

『ベオグラード日誌』

山崎佳代子 (2014年3月30日刊行,書肆山田[りぶるどるしおる・78],東京, 229 pp., 本体価格2,600円, ISBN:9684879958945 版元ページ)すでに読んだ:山崎佳代子『パンと野いちご:戦下のセルビア、食物の記憶』(2018年5月1日刊行,勁草書房,東京, 2 co…

『意識の川をゆく:脳神経科医が探る「心」の起源』

オリヴァー・サックス[大田直子訳] (2018年8月15日刊行,早川書房,東京, 238 pp., 本体価格2,100円, ISBN:9784152097842 → 版元ページ)オリヴァー・サックスと言えば「脳」や「心」をテーマにした本や作品が連想されるが,ワタクシ的にはもっとマニアッ…

『The Design and Analysis of Factorial Experiments』

F. Yates (1937年, Imperial Bureau of Soil Science Technical Communication No. 35, Harpenden, 95 pp.)本の地層の底から “出土” した一冊.Harpenden とはロザムステッド農業試験場のある場所.

『A Treatise on Probability』

John Maynard Keynes (1921年[1952年重版], Macmillan, London, xii+466 pp.)誰もが知っている確率論の古典中の古典.

『Analysis and Design of Experiments: Analysis of Variance and Analysis of Variance Design』

H. B. Mann (1949年刊行, Dover Publications[The Dover Series in Mathematics and Physics], New York, x+198 pp.)実験計画法の古い本.メインタイトルとサブタイトルの冗長さは何とかしてほしかったな.「analysis」が実に3回も,「variance」と「des…

『系統体系学の世界:生物学の哲学とたどった道のり』書評(4)

三中信宏 (2018年4月20日刊行,勁草書房[けいそうブックス],東京, 508 pp.[xii+430+lxvi pp.], 本体価格2,700円, ISBN:9784326154517 → コンパニオン・サイト|版元ページ|けいそうビブリオ) アマゾン・カスタマーレビュー(ちちおみ)「門外漢には…

『生物学と個人崇拝:ルイセンコの興亡』

ジョレス・メドヴェージェフ[佐々木洋監訳|名越陽子訳] (2018年4月25日刊行,現代思潮新社[ジョレス・メドヴェージェフ,ロイ・メドヴェージェフ選集・第3巻],東京, 375+x pp., 本体価格4,200円, ISBN:9784329100047 → 版元ページ)駒場生協書籍部で…

『ユリイカ2018年10月号』

(2018年9月27日刊行予定,青土社,東京, 本体価格1,400円, ISBN:9784791703562 → 版元ページ) 特集〈図鑑の世界〉「動物、植物、昆虫から恐竜、怪獣、妖怪まで、ジャンルを問わず人々を魅了し続ける、めくるめく図鑑の世界に迫る!」—— 本特集では川上和人…

『統計思考の世界:曼荼羅で読み解くデータ解析の基礎』反響(6)

三中信宏 (2018年6月1日刊行,技術評論社,東京,239 pp., 本体価格2,300円, ISBN:9784774197531 [紙版]|ISBN:9784774197548 [電子版] → コンパニオン・サイト|版元ページ[紙本]|版元ページ[電子本]) takimasaのバインダー「統計思考の世界 ~曼荼羅…

『時のかたち:事物の歴史について』

ジョージ・クブラー[中谷礼仁・田中伸幸訳|加藤哲弘翻訳協力] (2018年8月20日刊行,鹿島出版会[SD選書・270],東京, 251+xi pp., 本体価格2,400円, ISBN:9784306052703 → 版元トップページ)原書:George Kubler『The Shape of Time : Remarks on the …

『The Science of Conjecture: Evidence and Probability before Pascal』

James Franklin (2001年6月刊行, The Johns Hopkins University Press, Baltimore, xiv+497 pp., ISBN:0801865697 [hbk] → 版元ページ)ジェームズ・フランクリン[南條郁子訳]『「蓋然性」の探求:古代の推論術から確率論の誕生まで』(2018年5月15日刊行…

『飯場へ:暮らしと仕事を記録する』

渡辺拓也 (2017年7月1日,洛北出版,京都, 506 pp., 本体価格2,600円, ISBN:9784903127262 → 版元ページ)こういう本には目がない.学位論文を踏まえて書籍化されたとのこと. 【目次】 はじめに 11 第1章:人夫出し飯場のエスノグラフィー 27 第2章:飯場…

『事故物件怪談 恐い間取り』

松原タニシ (2018年6月26日刊行,二見書房,東京, 255 pp., 本体価格1,400円, ISBN:9784576180977 → 版元ページ)夜のベッドサイド本に最適.本書はやはり著者の(ちょっとマネしたくない)好奇心の賜物だろうか.人間の心こそ “真怪” なり(井上圓了).

『現代思想2018年9月号』

(2018年8月27日刊行予定,青土社,東京, 本体価格1,400円, ISBN:9784791713691 → 版元ページ)今回の特集は〈考古学の思想〉.ゲラ返送の〆切様は今宵降臨されることを今になって思い出したワタクシってお馬鹿さん(大汗).

『「蓋然性」の探求:古代の推論術から確率論の誕生まで』(書評まとめ)

ジェームズ・フランクリン[南條郁子訳] (2018年5月15日刊行,みすず書房,東京, viii+609+88 pp., 本体価格6,300円, ISBN:978-4-622-08687-1 → 目次|版元ページ) 【書評】※Copyright 2018 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved非演繹的論証法として…

『確率の出現』

イアン・ハッキング[広田すみれ・森元良太訳] (2013年12月28日刊行,慶應義塾大学出版会,東京,viii+394 pp., 本体価格3,800円,ISBN:9784766421033 → 版元ページ|版元特設サイト) 【目次】 凡例 viii 第1章 欠落していた考え 1 第2章 二元性 17 第3章…

『鳥瞰図!』

本渡章 (2018年7月18日刊行,140B,大阪, 191 pp., 本体価格1,600円, ISBN:9784903993355 → 目次|版元ページ)タイトルに惹かれて手にした本だったが,想像していた以上に収穫が多かった.全編にわたり鳥瞰図や地図のカラー図版が満載だった.元の図版自体…

『日本祖語の再建』

服部四郎[上野善道補注] (2018年5月刊行,岩波書店,東京, 本体価格13,000円, ISBN:9784000612685 → 版元ページ)

『The Tangled Tree: A Radical New History of Life』

David Quammen (2018年9月刊行予定, Simon & Schuster , ISBN:9781476776620 [hbk] → 版元ページ)

『写真に残された絶滅動物たち最後の記録』

エロル・フラー[鴨志田恵訳] (2018年8月刊行,エクスナレッジムック,東京, 本体価格2,800円, ISBN:9784767824383)

『時のかたち:事物の歴史について』

ジョージ・クブラー[中谷礼仁・田中伸幸訳|加藤哲弘翻訳協力] (2018年8月20日刊行,鹿島出版会[SD選書・270],東京, 251+xi pp., 本体価格2,400円, ISBN:9784306052703 → 版元トップページ)

『歴史と統計学:人・時代・思想』

竹内啓 (2018年7月27日刊行,日本経済新聞社,東京, 本体価格4,800円, ISBN:9784532134822 → 版元ページ)600頁もあるとは,こりゃまた大冊.

『文系と理系はなぜ分かれたのか』

隠岐さや香 (2018年8月下旬刊行予定,星海社[星海社新書],東京, ISBN:9784065123843 → 版元ドットコム)ちょっと待ち遠しいような.