2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『漢字の字形:甲骨文字から篆書、楷書へ』

落合淳思 (2019年3月25日刊行,中央公論新社[中公新書・2534],東京, viii+207 pp., ISBN:9784121025340 → 版元ページ)漢字の系統樹だし. 【目次】 はじめに i 序章 漢字の歴史 3 第1章 「馬」のたてがみ、「象」の鼻 23 第2章 「本末」は、転倒してい…

『心理学の7つの大罪:真の科学であるために私たちがすべきこと』近刊

クリス・チェインバーズ[大塚紳一郎訳] (2019年4月近刊,みすず書房,東京, 本体価格4,400円, ISBN:9784622087885 → 版元ページ)これ,ひょっとして読まなアカン本ちゃう?

『When Computers Were Human』目次

David Alan Grier (2005年刊行, Princeton University Press, Princeton, x+412 pp., ISBN:0691091579 [hbk] → 版元ページ)「コンピューター」が “計算機” ではなく “計算人” を意味していた時代の話.前から気になっていた本.とくに “計算人” といえば「…

『図書館巡礼:「限りなき知の館」への招待』目次

スチュアート・ケルズ[小松佳代子訳] (2019年3月25日刊行,早川書房,東京, 338 pp., 本体価格2,500円, ISBN:9784152098498 → 版元ページ) 【目次】 カラー口絵(8 pp.) 序 15 第1章 本のない図書館 —— 口誦伝承とソングライン 27 第2章 アレクサンドリ…

『写真でつづる アマミノクロウサギの暮らしぶり』目次

勝廣光 (2019年3月1日刊行,南方新社,鹿児島, 108 pp., 本体価格1,800円, ISBN:9784861243929 → 版元ページ)これほどまとめてアマミノクロウサギのカラー写真を見たことはなかったかも.夜行性のウサギなので撮影にはさぞかし苦労があっただろう.本書は…

『A Natural History of Beer』目次

Rob DeSalle and Ian Tattersall (2019年2月刊行, Yale University Press, New Haven, xii+242 pp., ISBN:9780300233674 [hbk] → 版元ページ)次なる「発酵本」であるビールの進化と系統の新刊がやっと届いた.このビール本にはハイスループットシーケンシ…

つくば書林〈ふるさと文庫〉

吾妻の有朋堂書店にてつくば書林〈ふるさと文庫〉の半額販売をしていたので,ひさしぶりに店内を一回り探書してきた.この叢書は既刊500巻とのことだが,1970〜90年代の古い刊行なのですでに品切れのものも少なくなく,現在では300巻が入手可能らしい(→情報…

『高校生と考える21世紀の論点』見本刷

(2019年4月刊行予定,左右社,東京, 本体価格1,800円, ISBN:9784865282290)三中信宏「分類と系統の世界観」(pp. 156-167)を寄稿した.

『イルカ概論:日本近海産小型鯨類の生態と保全』目次

粕谷俊雄 (2019年2月15日刊行,東京大学出版会,東京, vi + 337 pp., 本体価格4,800円, ISBN:9784130602389 → 版元ページ) 【目次】 はじめに i 第1章 クジラとイルカ 1 第2章 生息環境 10 第3章 食性 22 第4章 個体群と回遊 49 第5章 生活史 106 第6章 漁…

『素数物語:アイディアの饗宴』

中村滋 (2019年3月13日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・283],東京, xxii+135 pp., 本体価格1,300円, ISBN:9784000296830 → 版元ページ)

『叛徒と隠士:周作人の一九二〇年代』目次

小川利康 (2019年2月20日刊行,平凡社,東京, 398 pp., 本体価格4,500円, ISBN: 978-4-582-48223-2 → 版元ページ) 【目次】 はしがき 9 序論 内なる「叛徒」と「隠士」の葛藤 15 第1章 日本文化との邂逅 —— 周作人における「東京」と「江戸」 39 第2章 人…

『周作人読書雑記 5』

周作人[中島長文訳注] (2018年11月9日刊行,平凡社[東洋文庫・892],東京, 423 pp., 本体価格3,300円, ISBN:9784582808926 → 版元ページ)

『周作人読書雑記 4』

周作人[中島長文訳注] (2018年8月10日刊行,平凡社[東洋文庫・891],東京, 395 pp., 本体価格3,200円, ISBN:9784582808919 → 版元ページ)

『【さぬきうどん】の真相を求めて —— 讃岐のうどん食文化に多角的に迫る』目次

吉原良一 (2018年10月7日刊行,旭屋出版,東京,205 pp., 本体価格2,300円, ISBN:9784751113226 → 版元ページ) 【目次】 はじめに 1第1章 さぬきうどんの源流と広がり 13さぬきうどんのルーツを探る 14 水車と石臼のルーツ 27 江戸の麺文化と水車・石臼 49…

『蕎麦屋の系図』文庫化

岩崎信也 (2011年7月20日刊行,光文社[光文社知恵の森文庫・tい9-1],東京, 275 pp., ISBN:9784334785840 → 版元ページ)今から16年前に出た:岩崎信也『蕎麦屋の系図』(2003年8月15日刊行,光文社[光文社新書・111],東京 ISBN:4334032117 → 書評)の…

『若冲伝』目次

佐藤康宏 (2019年2月28日刊行,河出書房新社,東京, 4 color plates + 292 + iii pp., 本体価格2,400円, ISBN:9784309256177 → 版元ページ) 【目次】 カラー口絵(4 pp.) 第1章 市場の画家 9 第2章 模写と写生――初期作品 33 第3章 「動植綵絵」――制作の経…

『ヤゴハンドブック』

尾園暁・川島逸郎・二橋亮 (2019年4月13日刊行,文一総合出版[水生昆虫③],東京, 120 pp., 本体価格1,600円, ISBN:9784829981610 → 版元ページ)

『目録学の誕生:劉向が生んだ書物文化』目次

古勝隆一 (2019年2月28日刊行,臨川書店[京大人文研東方学叢書・6],京都, 252+xi pp., 本体価格3,000円, ISBN:9784653043768 → 版元ページ) 【目次】 はじめに 7 序章 目録と目録学 13 第1章 劉向目録学のインパクト 29 第2章 目録学前史―戦国時代から…

『深夜食堂(第21巻)』

安倍夜郎 (2019年3月5日刊行, 小学館,東京, ISBN:9784098602377 → 版元ページ|一覧リスト)

『深夜食堂(第20巻)』

安倍夜郎 (2018年7月4日刊行, 小学館,東京, ISBN:9784098600182 → 版元ページ|一覧リスト)

『事故の哲学:ソーシャル・アクシデントと技術倫理』

齊藤了文 (2019年3月11日刊行,講談社[講談社選書メチエ・695],東京, 237 pp., 本体価格1,650円, ISBN:9784065145241 → 版元ページ)

『創造と狂気の歴史:プラトンからドゥルーズまで』

松本卓也 (2019年3月11日刊行,講談社[講談社選書メチエ・696],東京, 381 pp., 本体価格2,150円, ISBN:9784065150115 → 版元ページ)

『いつもそばには本があった。』

國分功一郎・互盛央 (2019年3月11日刊行,講談社[講談社選書メチエ・700],東京, 125 pp., 本体価格900円, ISBN:9784065150122 → 版元ページ)

『アフリカ昆虫学:生物多様性とエスノサイエンス』目次

田付貞洋・佐藤宏明・足達太郎共編 (2019年3月25日刊行,海游舎,東京, xii+322 pp., 本体価格3,000円, ISBN:9784905930655 → 版元ページ) 【目次】 地図(佐藤宏明) ii まえがき(田付貞洋) v第1部 アフリカ昆虫学とは1章 生物多様性の観点から見たアフ…

『日本酒の美味しい店【関西版】』

(2019年2月19日刊行,京阪神エルマガジン[LMAGA MOOK],大阪, 97 pp., 本体価格880円, ISBN:9784874353 → 版元ページ)これまた年度末行脚のための “予習本” として.夜の三宮界隈がとてもバージョンアップしたようだ.勉強勉強また勉強.そして,現地に…

『科学立国の危機:失速する日本の研究力』読売新聞書評

豊田長康 (2019年2月14日刊行,東洋経済新報社,東京, 536 pp., 本体価格2,600円, ISBN:9784492223895 → 目次|版元ページ)読売新聞書評:三中信宏「人的資源の確保不可欠」(2019年3月10日)が〈本よみうり堂〉で公開されました. 人的資源の確保不可欠 …

『ナチスから図書館を守った人たち:囚われの司書、詩人、学者の闘い』目次

デイヴィッド・E・フィッシュマン[羽田詩津子訳] (2019年2月28日刊行,原書房,東京, 16 color plates + 312 + XXII pp., 本体価格2,500円, ISBN:9784562056354 → 版元ページ) 【目次】 カラー口絵(16 pp.) 著者覚え書き 7 はじめに 15第1部 戦前 211…

『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』目次

ウンベルト・エーコ,ジャン=クロード・カリエール[工藤妙子訳] (2010年12月30日刊行,CCCメディアハウス,東京, 469 pp., 本体価格2,800円, ISBN:9784484101132 → 版元ページ) 【目次】 序文 7 本は死なない 21 耐久メディアほどはかないものはない 31 …

『書物の破壊の世界史:シュメールの粘土板からデジタル時代まで』目次

フェルナンド・バエス[八重樫克彦・八重樫由貴子訳] (2019年3月22日刊行,紀伊國屋書店,東京, 739 pp., 本体価格3,500円, ISBN:9784314011662 → 版元ページ) 【目次】 最新版を手にした読者の皆さまへ 12 イントロダクション 19第1部 旧世界第1章 古代…

『ビッグ・クエスチョン  〈人類の難問〉に答えよう』

スティーヴン・ホーキング[青木薫訳] (2019年3月15日刊行,NHK出版,東京, 254 pp., 本体価格1,500円, ISBN:9784140817735 → 版元ページ)