2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『獣医学を学ぶ君たちへ:人と動物の健康を守る』目次

中山裕之 (2019年5月15日刊行,東京大学出版会,東京, viii+152 pp., 本体価格2,800円, ISBN:9784130720663 → 版元ページ) 【目次】 はじめに i 第I部 獣医学とはなにか 1第1章 獣医師という仕事 3 第2章 獣医師への道 17第II部 獣医学の現場から 27第3章 …

『20世紀ロシア文化全史:政治と芸術の十字路で』目次

ソロモン・ヴォルコフ[今村朗訳] (2019年4月30日刊行,河出書房新社,東京, 371+xxxiv pp., 本体価格5,500円, ISBN:9784309248998 → 版元ページ)ソロモン・ヴォルコフといえば,かつて著書『ショスタコーヴィチの証言』の真贋問題で物議を醸した音楽学者…

『フィールド図鑑 日本のウミウシ』

中野理枝 (2019年5月24日刊行,文一総合出版,東京, 143 pp., 本体価格2,000円, ISBN:9784829972281 → 版元ページ)ウミウシってカラー写真映えするために生まれてきたのかとつい目的論にはしってしまう.

『黒鍬さんがゆく:生成の技術論』

広瀬伸 (2019年5月25日刊行,風媒社,名古屋, 270 pp., 本体価格2,000円, ISBN:9784833105828 → 版元ページ)ナゾなタイトル.こういう「由来をたどる本」は分野を問わずワタクシのアンテナに引っかかる.

『爆発する歯、鼻から尿:奇妙でぞっとする医療の実話集』

トマス・モリス[日野栄仁訳] (2019年5月10日刊行,柏書房,東京, 399 pp., 本体価格2,200円, ISBN:9784760151004 → 版元ページ)最近はこういう医学史エピソード本が流行っているのかな.

『漢字の字形:甲骨文字から篆書、楷書へ』読売新聞書評

落合淳思 (2019年3月25日刊行,中央公論新社[中公新書・2534],東京, viii+207 pp., ISBN:9784121025340 → 目次|版元ページ)読売新聞大評が公開されました:三中信宏「進化する漢字の系譜 —— 漢字の字形…落合淳思著 中公新書 800円」(2019年5月19日…

『志度寺縁起絵:瀬戸内の寺を巡る愛と死と信仰と』

太田昌子(編著) (2019年5月10日刊行,平凡社,東京, 315 pp.[CD-ROM付], 本体価格4,800円, ISBN:9784582295313 → 版元ページ)平賀源内のふるさとである瀬戸内海沿岸の志度村(香川県さぬき市)に伝わる縁起絵.先日,高松に行ったとき偶然にも足を運ん…

『亡命ハンガリー人列伝:脱出者・逃亡犯・難民で知るマジャール人の歴史』

木村香織 (2019年5月1日刊行,パブリブ[世界ディアスポラ列伝: Vol. 1],東京, 351 pp., 本体価格2,600円, ISBN:9784908468346 → 版元ページ)マルクス・ジョルジュ『異星人伝説:20世紀を創ったハンガリー人』(2001年12月,日本評論社)という本を手に…

『A Natural History of Wine』目次

Ian Tattersall and Rob DeSalle (2015年11月刊行, Yale University Press, New Haven, xii+252 pp., ISBN:9780300211023 [hbk] → 版元ページ)姉妹本の新刊:Rob DeSalle and Ian Tattersall『A Natural History of Beer』(2019年2月刊行, Yale Universit…

『5分でたのしむ数学50話』

エアハルト・ベーレンツ[鈴木直訳] (2019年5月16日刊行,岩波書店[岩波現代文庫・学術405],東京, xii+314 pp., 本体価格1,300円, ISBN: 978-4-00-600405-7 → 版元ページ)

『論理学超入門』

グレアム・プリースト[菅沼聡・廣瀬覚訳] (2019年5月17日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・284],東京, xii+181 pp., 本体価格1,600円, ISBN: 978-4-00-029684-7 → 版元ページ)

『〈自閉症学〉のすすめ:オーティズム・スタディーズの時代』目次

野尻英一・高瀬堅吉・松本卓也(編著) (2019年4月30日刊行,ミネルヴァ書房,東京, xii+367+6 pp., 本体価格2,000円, ISBN:9784623086481 → 版元ページ)新刊ご恵贈ありがとうございます.400頁の論集が2,000円とは破格の安値. 【目次】 まえがき i 第1章…

『生きているのはなぜだろう。』

池谷裕二(作)・田島光二(絵) (2019年5月15日刊行,株式会社ほぼ日,東京, 56 pp., 本体価格1,700円, ISBN:9784865013801 → 版元ページ)ご恵贈感謝.ハードカバーの絵本.非売品の『生きているのはなぜだろう。—— 第一稿の本』と『絵本に『生きているの…

『小さな夜をこえて:対話集成』

今福龍太 (2019年4月20日刊行,水声社,東京, 419+vi pp., 本体価格4,000円, ISBN:9784801003903 → 版元ページ)

『見ることは信じることではない:啓蒙主義の驚くべき感覚世界』目次

キャロリン・パーネル[藤井千絵訳] (2019年5月10日刊行,白水社,東京, 245+40 pp., 本体価格3,400円, ISBN:9784560096895 → 版元ページ) 【目次】 序論 9 第1章 自分で自分を作る――啓蒙主義時代の「天才」の作り方 21 第2章 新しい飲み物で、新しい自分…

『測りすぎ:なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?』目次

ジェリー・Z・ミュラー[松本裕訳] (2019年4月16日刊行,みすず書房,東京, xiv+189+22 pp., 本体価格3,000円, ISBN:9784622087939 → 版元ページ)社会や大学や企業ででかい顔をしている「数値評価」への警鐘本.現代社会を広範に蝕む「測定基準への執着」…

『台湾物語:「麗しの島」の過去・現在・未来』

新井一二三 (2019年4月15日刊行,筑摩書房[筑摩選書・0174],東京, 238 pp., 本体価格1,500円, ISBN:9784480016812 → 版元ページ)

『高尾山昆虫記』

宮入芳雄 (2019年3月28日刊行,こぶし書房[〈私の大学〉テキスト版・10],東京, 158 pp., 本体価格1,800円, ISBN:9784875593478 → 版元ページ)さくっと読了.高尾山はぜんぜん行ったことないなあ.

『発酵食の歴史』読売新聞書評

マリ=クレール・フレデリック[吉田春美訳] (2019年2月27日刊行,原書房,東京, 341 pp., 本体価格3,500円, ISBN:9784562056330 → 目次|版元ページ)読売新聞大評が公開されました:三中信宏「三中信宏「人間の生存支える — 発酵食の歴史 NICRU,N…

『ルポ 人は科学が苦手:アメリカ「科学不信」の現場から』目次

三井誠 (2019年5月30日刊行,光文社[光文社新書・1003],東京, 242 pp., 本体価格840円, ISBN:9784334044107) 【目次】 まえがき 3第1章 自分が思うほど理性的ではない私たち 21 1.1 人は学ぶほど愚かになる? 23 1.2 科学のない時代に進化した脳 52 1.3…

『新訂版 幕末下級武士の絵日記:その暮らしの風景を読む』

大岡敏昭 (2019年4月25日刊行,水曜社,東京, 206 pp., 本体価格2,500円, ISBN:9784880654591 → 版元ページ)ほどけるようなゆるゆるした絵がとてもよろし.

『近代ヒスパニック世界と文書ネットワーク』目次

吉江貴文(編) (2019年4月22日刊行,悠書館[国立民族学博物館論集・5],東京, 392 pp., 本体価格3,600円, ISBN:9784865820355 → 版元ページ)「文字が書いてあれば何でも読みます.道端に落ちている紙切れでも」とかつてワタクシに言った中村雄祐さんを…

『日本発酵紀行』目次

小倉ヒラク (2019年6月10日刊行,D&DEPARTMENT PROJECT, 東京, 217 pp., 本体価格1,800円, ISBN:97849030973 → 版元ページ|著者サイト)前著である:小倉ヒラク『発酵文化人類学:微生物から見た社会のカタチ』 (2017年5月1日刊行,木楽舎,東京, 383 pp.…

『世にも危険な医療の世界史』目次

リディア・ケイン,ネイト・ピーダーセン[福井久美子訳] (2019年4月20日刊行,文藝春秋,東京, 430 pp., 本体価格2,200円, ISBN:9784163910178 → 版元ページ) 「瀉血」に「水治療」に「蛭」に「水銀」という盛り沢山な本. 【目次】 はじめに 8第1部 元…

『オオカミは大神:狼像をめぐる旅』

青柳健二 (2019年5月1日刊行,天夢人/山と渓谷社,東京, 159 pp., 本体価格1,500円, ISBN:9784635821384 → 版元トップページ|プレスリリース)狛犬ならぬ狼像を巡り歩く本.

『鐘の本:ヨーロッパの音と祈りの民俗誌』目次

パウル・ザルトーリ[吉田孝夫訳] (2019年5月1日刊行,八坂書房,東京, 454+x pp., 本体価格3,200円, ISBN:9784896942613 → 版元ページ) 【目次】 緒言 5 序 13I 鐘の素材と鋳造をめぐって 21II 鐘の奉献 45III 鐘の名前 55IV 聖なる鐘、人に寄り添う鐘 7…

『志度寺縁起絵:瀬戸内の寺を巡る愛と死と信仰と』

太田昌子(編著) (2019年5月刊行,平凡社,東京, 本体価格4,800円, ISBN:9784582295313 → 版元ページ)香川県志度村は平賀源内の生地だ.ここに伝わる『志度寺縁起絵』はちょうど今開催中の香川県立ミュージアム展示〈重要文化財「志度寺縁起絵」―描かれた…

『大英帝国は大食らい:イギリスとその帝国による植民地経営は、いかにして世界の食事をつくりあげたか』目次

リジー・コリンガム[松本裕訳] (2019年3月30日刊行,河出書房新社,東京, 398+XLVII pp., 本体価格3,200円, ISBN:9784309227597 → 版元ページ)大英帝国はその植民地だった国々の食文化にどのような影響を及ぼしたか.著者は10年あまり前に同じ河出書房新…

『写真でつづる アマミノクロウサギの暮らしぶり』読売新聞書評

勝廣光 (2019年3月1日刊行,南方新社,鹿児島, 108 pp., 本体価格1,800円, ISBN:9784861243929 → 目次|版元ページ)読売新聞大評出ました:三中信宏「写真でつづる アマミノクロウサギの暮らしぶり…勝廣光著 南方新社 1800円」(2019年4月28日). 夜…

『ブルキナファソを喰う:アフリカ人類学者の西アフリカ「食」のガイド・ブック』読売新聞書評

清水貴夫 (2019年2月1日刊行,あいり出版[地球のナラティブ],京都, 8 color plates + 282 pp., 本体価格1,800円, ISBN:9784865550665 → 目次|版元ページ)読売新聞大評出ました(5月7日オープンされた):三中信宏「ブルキナファソを喰う!…清水貴夫著 …