2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『仙童たち:天狗さらいとその予後について』

栗林佐知 (2020年1月20日刊行,未知谷,東京, 213 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-89642-598-7)平田篤胤『仙境異聞』に着想を得た小説.てっきり現代民話ノンフィクションと思ったら,フィクションだった.いつもながら未知谷の造本はとても好ましい.

『ハウ・トゥー:バカバカしくて役に立たない暮らしの科学』

ランドール・マンロー[吉田三知世訳] (2020年1月25日刊行,早川書房,東京, 400 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-15-209909-9 → 版元ページ)ご恵贈ありがとうございます.前著:ランドール・マンロー[吉田三知世訳]『ホワット・イフ?──野球のボール…

『世界の悲惨 I』

ピエール・ブルデュー編[荒井文雄・櫻本陽一監訳] (2019年12月31日刊行,藤原書店,東京, 491 pp., 本体価格4,800円, ISBN:978-4-86578-243-1 → 版元ページ)ご恵贈感謝.全3巻構成とのこと.

『発達障害の内側から見た世界:名指すことと分かること』

兼本浩祐 (2020年1月10日刊行,講談社[講談社選書メチエ・720],東京, 213 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-06-518528-5 → 版元ページ)

『名前の哲学』

村岡晋一 (2020年1月9日刊行,講談社[講談社選書メチエ・719],東京, 211 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-06-518360-1 → 版元ページ)

『ヴィジョン・イン・モーション』目次

ラースロー・モホイ=ナジ[井口壽乃訳] (2019年12月25日刊行,国書刊行会,東京, 385 pp., 本体価格8,600円, ISBN:978-4-336-06370-0 → 版元ページ)ラースロー・モホイ=ナジの主著の翻訳.ハンガリー・アヴァンギャルドとかバウハウスとかとても魅惑的…

『発酵はおいしい!:イラストで読む世界の発酵食品』目次

ferment books・おのみさ (2019年12月21日刊行,PIE International,東京, 195 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-7562-5112-1 → 版元ページ)大手町にはどーいうわけだか「発酵本」がわらわらと送られてくる.「発酵の本よみうり堂」という定評があるから…

『昭和四十一年日本一周最果て鉄道旅 』目次

小川功 (2019年12月10日刊行,笠間書院,東京, viii+259 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-305-70898-4 → 版元ページ)もちろん “鉄分” の多い人向け.【目次】 カラー口絵(pp. i-viii) はじめに 3第1部 旅行記編 11第1章 北への旅立ち(上野〜函館) 12…

『ベトナムの大地にゴングが響く』読売新聞書評

柳沢英輔 (2019年11月1日刊行,灯光舎,京都, x+311+6 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-909992-00-0 → 目次|版元ページ|著者サイト)読売新聞小評が掲載された:「ベトナムの大地にゴングが響く…柳沢英輔著」(2020年1月12日掲載|2020年1月20日公開)※…

『生命進化の物理法則』

チャールズ・コケル[藤原多伽夫訳] (2019年12月30日刊行,河出書房新社,東京, 373 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-309-25404-3 → 版元ページ)【目次】 序文 7 第1章 生命を支配する沈黙の司令官 11 第2章 群れを組織化する 30 第3章 テントウムシの…

『ビールの自然誌』出版

ロブ・デサール,イアン・タッターソル[ニキリンコ・三中信宏訳] (2020年1月25日刊行,勁草書房,東京, vi+273 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-326-75056-6 → 目次|版元ページ)昨日,見本刷りがつくばに届いた.善哉善哉.

『サケをつくる人びと:水産増殖と資源再生』目次

福永真弓 (2019年12月5日刊行,東京大学出版会,東京, xxii+463+iv pp., 本体価格6,300円, ISBN:978-4-13-060322-5 → 版元ページ)【目次】 はじめに i第1章 去りゆくカワザケ,進む家魚化 11.1 「サケ」とはどんな生きものか 2 1.2 カワザケと増殖――二つの…

『大学改革の迷走』目次

佐藤郁哉 (2019年11月10日刊行,筑摩書房[ちくま新書・1451],東京, 478 pp., 本体価格1,200円, ISBN:978-4-480-07263-4 → 版元ページ)この本もまた500ページもあって…….大学問題の追及には厚くて重い本が必要か.【目次】 まえがき 11序章 大学解体か…

『シラバス論:大学の時代と時間、あるいは〈知識〉の死と再生について』目次

芦田宏直 (2019年12月15日刊行,晶文社,東京, 555 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-7949-7162-3 → 版元ページ)大学の「シラバス」の話題だけで550ページも書けるなんて……【目次】 まえがきにかえて —— シラバス論が書かれなければならなかった四つの動…

『土とワイン』感想

アリス・ファイアリング,スカリーヌ・ルペルティエ[小口高・鹿取みゆき(監修)|村松静枝訳] (2019年12月28日刊行,エクスナレッジ,東京, 471 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-7678-2651-6 → 目次|a href="http://xknowledge-books.jp/ipscs-book/B…

『ブエノスアイレス:ノスタルジックな「南米のパリ」』

産業編集センター(編) (2019年11月13日刊行,産業編集センター[私のとっておき・48],東京, 159 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-86311-245-2 → 版元ページ)ブエノス・アイレスは二回行ったことがあるが,とても印象に残る街だった.

『温泉批評・2020年』

(2019年10月31日発行,双葉社[双葉社スーパームック],東京,本体価格1,200円, ISBN:978-4-575-45816-9 → 版元ページ|全巻構成)今号をもって休刊になるとのアナウンスあり.

『Another Room:もうひとつの部屋』

海野弘 (2019年11月15日刊行,LIXIL出版[牛若丸叢書],東京, 245 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-86480-045-7 → 版元ページ)ゴージャスきわまりない便器のカラー図鑑はいかがでしょ.INAXから1988年に出版された原本『ヨーロッパ・トイレ博物誌』と19…

『イギリス王立化学会の化学者が教えるワイン学入門』目次

ディヴィッド・バード[佐藤圭史・村松静枝・伊藤伸子訳] (2019年12月23日刊行,エクスナレッジ,東京, 502+ix pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-7678-2651-6 → 版元ページ)【目次】 謝辞 16 序文 18 はじめに 20 第1章 自然からの贈り物 23 第2章 ブド…

『ユリイカ2020年2月号:特集=書体の世界』

(2020年1月29日刊行予定,青土社,東京, 本体価格1,400円, ISBN:978-4-7917-0381-4 → 版元ページ)ワタクシは:三中信宏「字体と書体と字形の系統樹 —— 進化する文字世界を鳥瞰する」を寄稿した.

『土とワイン』目次

アリス・ファイアリング,.パスカリーヌ・ルペルティエ[小口高・鹿取みゆき(監修)|村松静枝訳] (2019年12月28日刊行,エクスナレッジ,東京, 471 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-7678-2651-6 → 版元ページ)ずいぶん前に手にしたフランスワインの …

『インドカレーは自分でつくれ:インド人シェフ直伝のシンプルスパイス使い』目次

田邊俊雅,メヘラ・ハリオム (2019年12月13日刊行,平凡社[平凡社新書・928],東京, viii+221 pp., 本体価格820円, ISBN:978-4-582-85928-7 → 版元ページ)大手町で一本釣りしてきた新刊.確かに目からウロコの北インドカレー料理読本.もりもり読んで,…

『日本の品種はすごい:うまい植物をめぐる物語』

竹下大学 (2019年12月25日刊行,中央公論新社[中公新書・2572],東京, xii+282 pp., 本体価格900円, ISBN:978-4-12-102572-2 → 版元ページ)

『紀行 辺境の旅人』

立野正裕 (2019年11月20日刊行,彩流社,東京, 369 pp., 本体価格3,500円, ISBN:978-4-7791-2631-4 → 版元ページ)

『世界の樹木をめぐる80の物語』

ジョナサン・ドローリ(文)|ルシール・クレール(画)[三枝小夜子訳] (2019年12月1日刊行,柏書房,東京, 239 pp., 本体価格3,400円, ISBN:978-4-7601-5190-5 → 版元ページ)

『フランクフルト学派のナチ・ドイツ秘密レポート』

R・ラウダーニ(編)[野口雅弘訳] (2019年12月16日刊行,みすず書房,東京, x+401+39 pp., 本体価格6,500円, ISBN:978-4-622-08857-8 → 版元ページ)

『プラグマティズムの歩き方:21世紀のためのアメリカ哲学案内[下]』

シェリル・ミサック[加藤隆文訳] (2019年11月20日刊行,勁草書房[現代プラグマティズム叢書],東京, xii+240+xli pp., 本体価格3,500円, ISBN:978-4-326-19979-2 → 版元ページ)

『プラグマティズムの歩き方:21世紀のためのアメリカ哲学案内[上]』

シェリル・ミサック[加藤隆文訳] (2019年11月20日刊行,勁草書房[現代プラグマティズム叢書],東京, xxx+358 pp., 本体価格3,800円, ISBN:978-4-326-19978-5 → 版元ページ)

『河童の日本史』

中村禎里 (2019年11月10日刊行,筑摩書房[ちくま学芸文庫・ナ-22-2],東京, 461 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-480-09959-4 → 版元ページ)1996年元本の文庫化.

『若い読者に贈る美しい生物学講義:感動する生命のはなし』

更科功 (2019年11月27日刊行,ダイヤモンド社,東京, 323 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-478-10830-7 → 版元ページ)