2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『だれも知らないレオ・レオーニ』

泉文美・松岡希代子 (2020年9月10日刊行,玄光社,東京, 223 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-7683-1348-0 → 版元ページ)レオ・レオーニといえば『平行植物』(工作舎)しか知らなかったのだが,読書委員会でそう言ったら,「『スイミー』とか『あおくん…

『ユリ科コバイモ』

鳴橋直弘(編著) (2020年8月8日刊行,自費出版,大阪, ii+423 pp., 本体価格6,000円)著者の長年にわたる研究成果の集成.本書は自費出版なので入手希望の方は著者へ連絡を.

『The Correspondence of Charles Darwin, Volume 27: 1879』

Frederick Burkhardt et al. (ed.) (2019年12月刊行,Cambridge University Press[Series: The Correspondence of Charles Darwin], Cambridge,xlvi+852 pp.,ISBN:978-1-108-49375-8 [hbk] → 版元ページ|Darwin Correspondence Project)このダーウィ…

『学術書を読む』目次

鈴木哲也 (2020年10月10日刊行,京都大学学術出版会,京都, 138 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-8140-0301-3 → 版元ページ)【目次】 「学びたいことが学べない」—— 1通のメールから 5第I部 考える —— 学術書を読む意味第1章 「現場の哲学」が求められる…

『旧ドイツ領全史:「国民史」において分断されてきた「境界地域」を読み解く』

衣笠太朗 (2020年9月1日刊行,合同会社パブリブ[旧領土スタディーズ 1],東京, 463 pp., 本体価格3,300円, ISBN:978-4-908468-44-5 → 版元ページ)古いドイツの写真が満載.

『円をめぐる冒険:幾何学から文化史まで』

アルフレッド・S・ポザマンティエ,ロベルト・ゲレトシュレーガー[松浦俊輔訳] (2020年9月10日刊行,紀伊國屋書店,東京, 302 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-314-01174-7 → 版元ページ)さしずめ『サークルズ:円の文化史』ですな.初等幾何学が好き…

『幻のアフリカ納豆を追え!:そして現れた〈サピエンス納豆〉』

高野秀行 (2020年8月25日刊行,新潮社,東京, 8 color plates + 366 pp., 本体価格1,900円, ISBN:978-4-10-340072-1 → 版元ページ)前著:高野秀行『謎のアジア納豆:そして帰ってきた〈日本納豆〉』(2016年4月25日刊行,新潮社,東京, 8 color plates + 3…

『本のリストの本』

南陀楼綾繁・書物蔵・鈴木潤・林哲夫・正木香子 (2020年8月30日刊行,創元社,大阪, 287+xvi pp., 本体価格2,300円, ISBN:978-4-422-93086-2 → 版元ページ)本の虫が騒ぐ1冊.

『道徳の自然誌』

マイケル・トマセロ[中尾央訳] (2020年8月30日刊行,勁草書房,東京, viii+268+xxxvii pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-326-15467-8 → 版元ページ)

『最新DNA研究が解き明かす。日本人の誕生』

斎藤成也(編著) (2020年8月10日刊行,秀和システム,東京, 239 pp., 本体価格1,300円, ISBN:978-4-7980-6022-4 → 版元ページ)

『Darwin Comes to Town: How the Urban Jungle Drives Evolution』

Menno Schilthuizen (2018年刊行, Quercus, London, vi+344 pp., ISBN:978-1-78648-110-8 [hbk] → 版元ページ)メノ・スヒルトハウゼン[岸由二・小宮繁訳]『都市で進化する生物たち: “ダーウィン” が街にやってくる』(2020年8月18日刊行,草思社,東京,…

『都市で進化する生物たち: “ダーウィン” が街にやってくる』書評

メノ・スヒルトハウゼン[岸由二・小宮繁訳] (2020年8月18日刊行,草思社,東京, 335+14 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-7942-2459-0 → 目次|版元ページ)生物の “都市生態” と “都市進化” をつぶさにたどる新刊で,人間がつくった都市に果敢にも進出…

『都市で進化する生物たち: “ダーウィン” が街にやってくる』目次

メノ・スヒルトハウゼン[岸由二・小宮繁訳] (2020年8月18日刊行,草思社,東京, 335+14 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-7942-2459-0 → 版元ページ)【目次】 はじめに:都市生物学への招待 9第 I 部:都市の暮らしChapter 1: 生態系を自ら創り出す生物…

『14歳からの生物学:学校では教えてくれない〈ヒト〉の科学』

サリー・ヒル(編)[松田良一・岡本哲治監訳] (2020年9月10日刊行,白水社,東京, 234 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-560-09774-8 → 版元ページ)

『ダーウィン 種の起源:未来へつづく進化論』

長谷川眞理子 (2020年8月25日刊行,NHK出版[NHK「100分de名著」ブックス],東京, 141 pp., 本体価格1,000円, ISBN:978-4-14-081826-8 → 版元ページ)

『世界は幾何学で作られている』

アミーア・アレクサンダー[松浦俊輔訳] (2020年9月1日刊行,柏書房,東京, 367 pp., 本体価格3,400円, ISBN:978-4-7601-5258-2 → 版元ページ)いにしえから続く「幾何学的精神」が建築・造園・都市計画に今なおその痕跡を残していることを示す.

『専門知は、もういらないのか:無知礼賛と民主主義』

トム・ニコルズ[高里ひろ訳] (2019年7月10日刊行,みすず書房,東京, iv+284+xvi pp., 本体価格3,400円, ISBN:978-4-622-08816-5 → 版元ページ)

『専門知を再考する』読売新聞書評

H・コリンズ,R・エヴァンズ[奥田太郎監訳|和田慈・清水右郷訳] (2020年4月25日刊行,名古屋大学出版会,名古屋, viii+179+30 pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-8158-0986-7 → 目次|版元ページ)読売新聞大評が公開された:三中信宏「新たな科学像の構…

『イヌは何を考えているか:脳科学が明らかにする動物の気持ち』

グレゴリー・バーンズ[野中香方子・西村美佐子訳] (2020年8月25日刊行,化学同人,京都, viii+283+27 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-7598-2038-6 → 版元ページ)

『人工知能に未来を託せますか?:誕生と変遷から考える』

松田雄馬 (2020年6月26日刊行,岩波書店,東京, x+228 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-00-061414-6 → 版元ページ)

『16歳からのはじめてのゲーム理論:"世の中の意思決定" を解き明かす6.5個の物語』

鎌田雄一郎 (2020年7月29日刊行,ダイヤモンド社,東京, 157 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-478-11071-3 → 版元ページ)

『Rによる人口分析入門』

中澤港 (2020年9月1日刊行,朝倉書店[シリーズ〈統計ライブラリー〉],東京, x+217 pp., 本体価格3,500円, ISBN:978-4-254-12843-7 → 版元ページ)

『「第二の不可能」を追え!:理論物理学者、ありえない物質を求めてカムチャツカへ』

ポール・J・スタインハート[斉藤隆央訳] (2019年9月1日刊行,みすず書房,東京, 4 color plates +iv+365+viii pp., 本体価格3,400円, ISBN:978-4-622-08934-6 → 版元ページ)

『ウイルスの世紀:なぜ繰り返し出現するのか』

山内一也 (2020年8月17日刊行,みすず書房,東京, iv+237+xiv pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-622-08926-1 → 版元ページ)

『マンモスの帰還と蘇る絶滅動物たち』

トーリル・コーンフェルト[中村桂子監修|中村友子訳] (2020年7月30日刊行,エイアンドエフ,東京, 262 pp. + 16 color plates, 本体価格2,200円, ISBN:978-4-909355-19-5 → 版元ページ)スウェーデン語からの翻訳書.

『オオカマキリと同伴出勤:昆虫カメラマン、虫に恋して東奔西走』

森上信夫 (2020年8月10日刊行,築地書館,東京, 193 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-8067-1604-4 → 版元ページ)

『絶景本棚2』

本の雑誌社編集部(編) (2020年8月31日刊行,本の雑誌社,東京, 255 pp., 本体価格2,300円, ISBN:978-4-86011-446-6 → 版元ページ)前著:本の雑誌編集部(編)『絶景本棚』(2018年2月25日刊行,本の雑誌社,東京, 223 pp., 本体価格2,300円, ISBN:978-4-…

『日本菌類百選:きのこ・カビ・酵母と日本人』

日本菌学会(編著) (2020年8月25日刊行,八坂書房,東京, 111 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-89694-276-7 → 版元ページ)日本菌学会が総力を結集した珍菌どもの魔窟というか天国というか.カラー写真がどれも美麗で,つい食べたくなってしまう(要注意…

『カラスはずる賢い、ハトは頭が悪い、サメは狂暴、イルカは温厚って本当か?』

松原始 (2020年7月1日刊行,山と渓谷社,東京, 285 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-635-06294-7 → 版元ページ)あ,今回はカラスだけじゃないんだ.ご恵贈ありがとうございます.

『Ernst und Agnes Haeckel: Ein Briefwechsel』

Konrad Huschke (Hrsg.) (1950年刊行, Urania-Verlag, Jena, 219 pp.)一期一会を逃さずゲットした.Ernst Haeckel と彼の二番目の妻となった Agnes Haeckel との往復書簡集.このトークン本の由来は Nienburg のグラーフシャフト・ホーヤ博物館協会(Museu…