2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『My Life as a Molecular Evolutionist』

Masatoshi Nei (2021年1月刊行,Blurb, ISBN:9781034371342 [pbk] → 版元ページ)根井正利自伝.郵送料がちょっと高いかも…….

『路上のポルトレ —— 憶いだす人びと』感想

森まゆみ (2020年11月20日刊行,羽鳥書店,東京, 328 + iv pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-904702-83-3 → 版元ページ)ここのところの寝み本.ワタクシ自身が本書の舞台である “谷根千エリア” に長年住んでいたので,ここに書かれている場所や店や人物に…

『決定版 鳥獣戯画のすべて』

上野憲示(監修) (2021年3月24日刊行,宝島社,東京, 143 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-299-00481-9 → 版元ページ)東京国立博物館での〈鳥獣戯画展〉を前に,関連本が何冊も刊行されている.本書は大判で図版が見やすい.

『ユリイカ2021年4月号・特集〈鳥獣戯画の世界〉』

(2021年4月1日発行,青土社,東京, 本体価格1,700円, ISBN:978-4-7917-0399-9 → 版元ページ)ワタクシの寄稿:三中信宏「鳥獣戯画の体系学 —— 架空生物の分類と系統」(pp. 227-234).西中洲の夜に蠢く鳥獣戯画のキャラクターたちの話.よりによって “学魔…

『土葬の村』

高橋繁行 (2021年2月20日刊行,講談社[講談社現代新書・2606],東京, 312 pp., 本体価格1,000円, ISBN:978-4-06-522544-8 → 版元ページ)現在も残る “土葬” の習俗を追跡したルポルタージュ.貴重な葬儀の写真はもちろん,カバージャケットのような版画イ…

『風水:中国哲学のランドスケープ』

エルネスト・アイテル[中野美代子・中島健訳] (2021年3月10日刊行,筑摩書房[ちくま学芸文庫・ア-46-1],東京, 210 pp., 本体価格1,000円, ISBN:978-4-480-51028-0 → 版元ページ)原本は1999年に青土社から刊行された.図版がおもしろそう.

『本の索引の作り方』目次

藤田節子 (2019年10月28日刊行,地人書館,東京, 171 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-8052-0932-5 → 版元ページ)【目次】 はじめに 3第1章 索引とは 17 1. 索引とは何か 17 2. 閉鎖型索引と開放型索引 20 3. 索引と目次 22 4. コンピュータによる検索と…

『本の索引の作り方』着便

藤田節子 (2019年10月28日刊行,地人書館,東京, 171 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-8052-0932-5 → 版元ページ)本の「索引づくり」に特化した日本語の参考書は本書しかないらしい.一昨年,この本が出版されることを知ってアマゾンの “お買い物かご” …

『子どもの算数、なんでそうなる?』

谷口隆 (2021年3月17日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・302],東京, viii+145 pp., 本体価格1,400円, ISBN:978-4-00-029702-8 → 版元ページ)

『路上のポルトレ —— 憶いだす人びと』目次

森まゆみ (2020年11月20日刊行,羽鳥書店,東京, 328 + iv pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-904702-83-3 → 版元ページ)【目次】 はじめに 4I こぼれ落ちる記憶 13もう一人のモリマユミ ──西井一夫 15 朝の電話 ──藤田省三ほか 19 アメリカのセイゴさん 2…

『現代語訳 流行性感冒:一九一八年インフルエンザ・パンデミックの記録』

内務省衛生局編[西村秀一訳] (2021年3月刊行,平凡社,東京, 本体価格3,500円, ISBN:978-4-582-51336-3 → 版元ページ)一世紀前の本でも “現代語訳” なんだあ(そうなんだあ).原本:内務省衛生局編『流行性感冒:「スペイン風邪」大流行の記録』(2008…

『ユリイカ2021年4月号:特集=鳥獣戯画の世界』近刊

(2020年2月1日刊行,青土社[ユリイカ 53巻4号],東京, 本体価格1,600円, ISBN:978-4-7917-0381-4 → 版元ページ)東京国立博物館で開催される特別展〈国宝 鳥獣戯画のすべて〉開催記念の特集.ワタクシの寄稿:三中信宏「鳥獣戯画の体系学 —— 架空生物の分…

『ダークデータ:隠れたデータこそが最強の武器になる』目次

デイヴィッド・J・ ハンド[黒輪篤嗣訳] (2021年2月28日刊行,河出書房新社,東京, 322+18 pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-309-25420-3 → 版元ページ)著者 David J. Hand は元英国王立統計学会会長.多変量解析が専門で,著者は多変量解析が専門で,む…

『教養の近代測地学:メフィストのマントをひろげて』目次

石原あえか (2020年11月25日刊行,法政大学出版局,東京, 8 color plates + 358 + 13 pp., 本体価格3,500円, ISBN:978-4-588-35234-8 → 版元ページ)【目次】 カラー口絵(8 pp.)はじめに 紙の地図とデジタルの地図 9 1 地図と近代測量 9 2 陸地測量部から…

『近代測量史への旅:ゲーテ時代の自然景観図から明治日本の三角測量まで』目次

石原あえか (2015年9月25日刊行,法政大学出版局,東京, 9 color plates + viii + 259 + 75 pp., 本体価格3,800円, ISBN:978-4-588-37123-3 → 版元ページ)【目次】 カラー口絵(9 pp.)はじめに 1 1 本書のねらい 近代科学史の一研究として 2 2 調査の対象…

『世界の紙を巡る旅』目次

浪江由唯 (2021年1月31日刊行,烽火書房,京都, 254 pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-9911160-3-2 → 版元ページ)【目次】 はじめに 2 カラー口絵 4アジア 10タイ —— 始まりの国,タイ 13北アメリカ 38カナダ —— 初めてのアジアの外 41 アメリカ —— クラ…

『オランダ絵画にみる解剖学:阿蘭陀外科医の源流をたどる』目次

フランク・イペマ,トーマス・ファン・ヒューリック[森望,セバスティアン・カンプ訳] (2021年1月7日刊行,東京大学出版会,東京, iv+274 pp., 本体価格5,800円, ISBN:978-4-13-086061-1 → 版元ページ)【目次】 日本語版への序文 i 序章 17/18世紀のアム…

『読む・打つ・書く —— 読書・書評・執筆をめぐる理系研究者の日々』目次案

三中信宏 (2021年6月刊行予定,東京大学出版会,東京)駒場から再校ゲラ一式が着弾した.ワタクシの “書痴本” は東京大学出版会創立70周年記念出版の一冊として6月に刊行予定.着弾した再校ゲラを必死のパッチで読まないと! 同封されていた〈東京大学出版…

『A Standard Dictionary of the English Language』

(初版1890年/合本改訂版1907年, ca. 2,500 pp.,+ maps. Funk & Wagnalls Company, New York)一世紀前の百科事典辞書が持ちこまれた.正式タイトルはとても長ったらしい:A Standard Dictionary of the English Language Upon Original Plans, Designed to…

『世界の紙を巡る旅』

浪江由唯 (2021年1月31日刊行,烽火書房,京都, 254 pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-9911160-3-2 → 版元ページ)表紙のネパール手漉き紙「ロクタペーパー」をすりすりしているところ.すりすり〜.

『WHAT IS LIFE? —— 生命とは何か』

ポール・ナース[竹内薫訳] (2021年3月9日刊行,ダイヤモンド社,東京, 258 pp., 本体価格1,700円, ISBN: 978-4-478-11107-9 → 版元ページ)

『日本近現代建築の歴史:明治維新から現代まで』

日埜直彦 (2021年3月9日刊行,講談社[講談社選書メチエ・746],東京, 419 pp., 本体価格2,250円, ISBN:978-4-06-522867-8 → 版元ページ)

『自然の哲学史』

米虫正巳 (2021年3月9日刊行,講談社[講談社選書メチエ・745],東京, 478 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-06-522866-1 → 版元ページ)

『驚異の珪藻世界』

出井雅彦・佐藤晋也・デイヴィッド・マン (2020年12月20日刊行,創元社,東京, 本体価格4,500円, 175 pp., ISBN:978-4-422-43035-5 → 版元ページ)珪藻の写真集.超精細の顕微鏡写真に思わず見入って魅入られること請け合い.説明は和英併記のバイリンガル…

『デヴォン紀大論争:ジェントルマン的専門家間での科学知識の形成』目次

マーティン・J・S・ラドウィック[菅谷暁訳] (2021年2月10日刊行,みすず書房,東京, xxxiv+705+109 pp., 本体価格18,000円, ISBN:978-4-622-08935-3 → 版元ページ) “屹立” しまくる850ページ! ここはやはり原本と訳本を横に並べないといけないところだ…

『普及版 世界大博物図鑑[全7巻]』刊行

荒俣宏 (2021年2月刊行,平凡社,東京 → 版元ニュース )縮刷版が出た.ワタクシの “森” には元本セットが安置されているのであえて買う必要はないが,原本は本体価格11,000円〜17,000円台だったので,今回の普及版が5,200円〜6,200円という価格帯に設定さ…

『別府』感想

芹沢高志 (2020年11月20日刊行,ABI+P3,東京, 190 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-904965-13-9 → 版元ページ)読了.別府の北浜を中心に鉄輪・浜脇を含むエリアをめぐるエッセイ集.類書である:山出淳也『BEPPU PROJECT 2005 – 2018』(2018年10月13日…

『月刊みすず(63巻1号[no. 700]2021年1-2月合併号)』+次点5冊

(2021年2月1日発行,みすず書房,東京,本体価格300円 → 版元ページ)この「2020年読書アンケート特集号」があれば,しばらくの間は “活字飢餓” に陥らなくてすむ.ワタクシがセレクトした5冊は(pp. 77-78)は下記の通り.次点5冊と合わせてリストアップす…

『WHAT IS LIFE? —— 生命とは何か』(プルーフ版)

ポール・ナース[竹内薫訳](プルーフ版) (2021年3月9日刊行予定,ダイヤモンド社,東京, 258 pp., 本体価格1,700円, ISBN: 978-4-478-11107-9)出版前の「プルーフ版」をお送りいただいた.ありがとうございます.

『次なるパンデミックを回避せよ:環境破壊と新興感染症』

井田徹治 (2021年2月25日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・301],東京, viii+133 pp., 本体価格1,300円, ISBN:978-4-00-029701-1 → 版元ページ)