2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『動物たちのナビゲーションの謎を解く:なぜ迷わずに道を見つけられるのか』

デイビッド・バリー[熊谷玲美訳] (2022年4月20日刊行,インターシフト,東京, 379 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-7726-9575-6 → 版元ページ|原注リスト[pdf])昨年,同じ版元から出た:M・R・オコナー[梅田智世訳]『WAYFIDING 道を見つける力:人…

『天使突抜一丁目:着物と自転車と』

通崎睦美 (2002年12月4日刊行,淡交社,京都, 165 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-473-03728-2 → 版元ページ)

『天使突抜367』

通崎睦美 (2011年3月14日刊行,淡交社,京都, 143 pp., 本体価格1,400円, ISBN:978-4-473-03728-2 → 版元ページ)

『科学と仮説』

アンリ・ポアンカレ[伊藤邦武訳] (2021年12月15日刊行,岩波書店[岩波文庫・青902-1],東京, 490+4 pp., 本体価格1,200円, ISBN:978-4-00-339029-0 → 版元ページ)岩波文庫の旧訳もどこかの地層に埋もれているはずだが,500ページもある新訳なのでゲッ…

『コレラの感染様式について』

ジョン・スノウ[山本太郎訳] (2022年3月15日刊行,岩波書店[岩波文庫・青950-1],東京, 247+2 pp., 本体価格780円, ISBN:978-4-00-339501-1 → 版元ページ)疫学インフォグラフィックスの古典.コレラ感染に関わるロンドンの上下水道の原図については訳…

『読書とは何か —— 知を捕らえる15の技術』一期一会の読書術(15)

三中信宏 (2022年1月30日刊行予定,河出書房新社[河出新書・046],東京, 292 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-309-63147-9 → コンパニオンサイト|目次|版元ページ) Lab of Voynich Code「「読書とは何か」三中信宏(河出新書)」(2022年3月23日) http:…

『水納島再訪』

橋本倫史 (2022年2月1日刊行,講談社,東京, ii+236 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-06-526939-8 → 版元ページ)先日,東京堂書店でお連れした新刊.「水納島」という島名はワタクシは初耳だが,冒頭のマップを見たら〈美ら海水族館〉とか瀬底島が近くに…

『食虫植物:進化の迷宮をゆく』

福島健児 (2022年3月16日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・310],東京, 16 color plates + x+164 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-00-029710-3 → 版元ページ|引用文献ファイル [pdf])ご恵贈ありがとうございます.岩波科学ライブラリーにしては…

『恥のきずな:新しい文献学のために』目次

カルロ・ギンズブルグ[上村忠男編訳] (2022年1月17日刊行,みすず書房,東京, vi+361 pp., 本体価格5,800円, ISBN:978-4-622-09057-1 → 版元ページ)新刊で出たことは知っていたが見ないふりをしていたら憑依したので購入.とりあえず第4章「家族的類似性…

『読書とは何か —— 知を捕らえる15の技術』一期一会の読書術(15)

三中信宏 (2022年1月30日刊行予定,河出書房新社[河出新書・046],東京, 292 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-309-63147-9 → コンパニオンサイト|目次|版元ページ) @toyosusige ツイート(2022年3月16日) https://twitter.com/toyosusige/status/1504…

『全国水平社1922–1942 —— 差別と解放の苦悩』感想

朝治武 (2022年2月10日刊行,筑摩書房[ちくま新書・1631],東京, 314 pp., 本体価格940円, ISBN:978-4-480-07453-9 → 目次|版元ページ)部落解放運動の歴史をたどった本.全国水平社が1922年に創立されたのは京都だった.ワタクシの世代は高校までしっか…

『生産環境統計学』目次

岸野洋久(編) (2022年3月1日刊行,朝倉書店[朝倉農学大系・4],東京, viii+224 pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-254-40574-3 → 版元ページ)執筆陣:岸野洋久・櫻井玄・井澤毅・二宮正士・北田修一・宮下脩平.ご恵贈ありがとうございました.【目次…

『サン=テグジュペリの世界:〈永遠の子ども〉の生涯と思想』目次

武藤剛史 (2022年3月8日刊行,講談社[講談社選書メチエ・760],東京, 394 pp., 本体価格2,150円, ISBN:978-4-06-527133-9 → 版元ページ)400ページもあるサン=テグジュペリの評伝.カバージャケットのデザインがとても秀逸.ご恵贈ありがとうございます.…

『読書とは何か —— 知を捕らえる15の技術』訂正箇所

三中信宏 (2022年1月30日刊行予定,河出書房新社[河出新書・046],東京, 292 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-309-63147-9 → コンパニオンサイト|目次|版元ページ)駒場の先生からご指摘があり,『読書とは何か』の「現在の東京大学では,第二外国語自…

『じゃりン子チエ 26』

はるき悦巳 (2022年3月13日刊行,双葉社[双葉文庫・は-04-79],東京, 本体価格800円, 404 pp., ISBN:978-4-575-72825-5 → 版元ページ)

『じゃりン子チエ 25』

はるき悦巳 (2022年2月12日刊行,双葉社[双葉文庫・は-04-78],東京, 本体価格800円, 404 pp., ISBN:978-4-575-72824-8 → 版元ページ)

『マリア・ジビーラ・メーリアン 蟲愛ずる女』

サラ・B・ポメロイ, ジェヤラニー・カチリザンビー[中瀬悠太監修|Kohtaroh ”Yogi” Yamada 訳] (2022年3月1日刊行,A&F出版,東京, 166 pp., 本体価格3,400円, ISBN:978-4-909355-29-4 → 版元ページ)とても心地よい造本.掲載図版がきれいなのはメーリア…

『食う、食われる、食いあう:マルチスピーシーズ民族誌の思考』目次

近藤祉秋・吉田真理子(編) (2021年10月30日刊行,青土社,東京, 282 + ii pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-7917-7422-7 → 版元ページ)ここ数年, “マルチスピーシーズ民族誌” というキーワードで探書アンテナに引っかかっくる本がちらほらある.本書も…

『読書とは何か —— 知を捕らえる15の技術』一期一会の読書術(14)

三中信宏 (2022年1月30日刊行予定,河出書房新社[河出新書・046],東京, 292 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-309-63147-9 → コンパニオンサイト|目次|版元ページ) 好書好日「【新書ピックアップ】保護への情熱つたわる奮闘記「絶滅危惧種はそこにいる…

『全国水平社1922–1942 —— 差別と解放の苦悩』目次

朝治武 (2022年2月10日刊行,筑摩書房[ちくま新書・1631],東京, 314 pp., 本体価格940円, ISBN:978-4-480-07453-9 → 版元ページ)【目次】 はじめに——全国水平社創立一〇〇周年 9序章 近代の部落問題 27 1 部落問題の成立 28 2 部落問題の社会的波及 42…

『読書とは何か —— 知を捕らえる15の技術』一期一会の読書術(13)

三中信宏 (2022年1月30日刊行予定,河出書房新社[河出新書・046],東京, 292 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-309-63147-9 → コンパニオンサイト|目次|版元ページ) りんかん老人読書日記 「三中信宏さんの言う「狩りとしての読書」を堀辰雄が実行して…

『出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記』感想

宮崎伸治 (2020年10月1日刊行,フォレスト出版,東京, 246 pp., 本体価格1,400円, ISBN:978-4-86680-912-0 → 版元ページ)サクッと読了.今まさに翻訳をしているときに読んだのでなかなか “臨場感” あふれまくり.この著者がかいくぐってきた “修羅場” はワ…

『読書とは何か —— 知を捕らえる15の技術』一期一会の読書術(12)

三中信宏 (2022年1月30日刊行予定,河出書房新社[河出新書・046],東京, 292 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-309-63147-9 → コンパニオンサイト|目次|版元ページ) 読書メーター:ツバサさんの感想・レビュー「読書とは何か : 知を捕らえる15の技術 (…

『季刊アイデア,No. 397』

2022年4月号[第70巻第2号(通巻397号)] (2022年3月10日発行,誠文堂新光社,東京, 168pp. 本体価格3,000円, ISSN:0019-1299 → 版元ページ)今年はじめのイベント:代官山蔦屋書店 T-SITE『世界を一枚の紙の上に』刊行記念【オンライン配信(ZOOM)】大田暁…

『読書とは何か —— 知を捕らえる15の技術』一期一会の読書術(11)※朝日新聞新書紹介

三中信宏 (2022年1月30日刊行予定,河出書房新社[河出新書・046],東京, 292 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-309-63147-9 → コンパニオンサイト|目次|版元ページ) 2022年3月5日(土)の朝日新聞読書面「新書」欄で紹介していただきました. https://t…

『絡まり合う生命:人間を超えた人類学』新聞書評(続)

奥野克巳 (2022年1月8日刊行,亜紀書房,東京, 370 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-7505-1724-7 → 目次|版元ページ)他紙にも書評が載りました: 十勝毎日新聞:三中信宏「人類学の新たな潮流解説」(2022年2月18日) 陸奥新報:三中信宏「人類学の将来…

『読書とは何か —— 知を捕らえる15の技術』一期一会の読書術(10)

三中信宏 (2022年1月30日刊行予定,河出書房新社[河出新書・046],東京, 292 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-309-63147-9 → コンパニオンサイト|目次|版元ページ) 読書メーター:TomoMalawiさんの感想・レビュー「読書とは何か 知を捕らえる15の技…

『人間は、いちばん変な動物である』

日高敏隆 (2022年3月5日刊行,山と溪谷社[ヤマケイ文庫],東京, 275pp., 本体価格950円, ISBN:978-4-635-04939-9 → 版元ページ)2010年に昭和堂から出た日高敏隆最終講義:原書:日高敏隆『ぼくの生物学講義:人間を知る手がかり』(2010年10月刊行,昭和…

『読書とは何か —— 知を捕らえる15の技術』一期一会の読書術(9)

三中信宏 (2022年1月30日刊行予定,河出書房新社[河出新書・046],東京, 292 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-309-63147-9 → コンパニオンサイト|目次|版元ページ) 夏の扉へ「読書とは何か」(2022年2月22日) https://durchschreiten.blogspot.com/20…

『同一性と個体:種別概念に基づく統一理論に向けて』目次

横路佳幸 (2021年8月20日刊行,慶應義塾大学出版会,東京, 450 pp., 本体価格6,000円, ISBN:978-4-7664-2760-8 → 版元ページ)去年の夏に出たのはもちろん知っていた.David Wiggins の sortal 概念の存在論的再検討とか,ワタクシが逃げ切れるはずがない.…