2025-01-01から1年間の記事一覧

『「腹八分目」の生物学——健康長寿の食とはなにか』

小幡史明 (2025年7月15日刊行、岩波書店[岩波科学ライブラリー・335]、東京, x+117+2 pp., 本体価格1,400円, ISBN:978-4-00-029735-6 → 版元ページ)

『北の森に舞うモモンガ——「移」「食」「住」を守る』

柳川久 (2025年6月25日刊行、東京大学出版会、東京, viii+111+13 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-13-063964-4 → 版元ページ)

『深海の闇の奥へ——生物発光に魅せられた海洋学者の冒険』

エディス・ウィダー[橘明美訳] (2025年8月5日刊行、紀伊國屋書店、東京, 8 color plates + 461 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-314-01215-7 → 版元ページ)

『柳田国男と民俗学の近代——奥能登のアエノコトの二十世紀』

菊地暁 (2025年6月13日刊行、岩波書店[岩波現代文庫・学術485]、東京, viii+388+15 pp., 本体価格1,750円, ISBN:978-4-00-600485-9 → 版元ページ)

『ショスタコーヴィチ——引き裂かれた栄光』

亀山郁夫 (2025年8月8日刊行、岩波書店[岩波現代文庫・文芸371]、東京, vi+517+61 pp., 本体価格1,860円, ISBN:978-4-00-602371-3 → 版元ページ)すぐ近くの棚に “真っ赤な分厚い対談本” もあったが、注意深く避けて通りすぎた(すみません)。「オーケス…

『奇のくに風土記』読了

木内昇 (2025年6月10日刊行、実業之日本社、東京, 324 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-408-53881-5 → 版元ページ)寝読み本として読了。江戸時代の紀州での本草学・博物学というテーマに惹かれる。最初、手に取ったときは南方熊楠がらみの本かと思い違い…

『分類思考の世界:なぜヒトは万物を「種」に分けるのか』第7刷重版予定

三中信宏 (2009年9月20日第1刷刊行/2009年10月8日第2刷刊行/2009年12月3日第3刷刊行/2013年7月26日電子本刊行/2015年5月8日第4刷刊行/2018年1月19日第5刷刊行/2021年11月8日第6刷刊行/2025年第7刷刊行予定,講談社[現代新書2014],本体価格900円(…

『宮本常一著作集第31巻 旅にまなぶ』読了

読了。「郷土研究へのねがい」の中にこんな一節がある: 「このような人間のつくり出したあらゆるものを対象とする歴史はその土地に住み、その土地を本当に知る者によってのみ書くことができるのであって、それこそ本当に実感のともなった歴史であると言える…

『宮本常一著作集第31巻 旅にまなぶ』目次

宮本常一[田村善次郎編] (1986年8月10日刊行、未來社、東京, 313 pp., ISBN:978-4-624-92431-7 → 版元ページ)人間環境大学松山道後キャンパスの図書館には、未來社の〈宮本常一著作集〉がずらりと並んでいる。とりあえず5冊借り出してきた。宮本常一の出…

『その本はまだルリユールされていない』読了

坂本葵 (2025年3月24日刊行、平凡社、東京, 238 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-582-83982-1 → 版元ページ)寝読み本として読了。ふだんは小説は読まないのだが、タイトルの “ルリユール” に袖を引かれたのかもしれない。製本術としてのルリユールにつ…

『遺伝子は不滅である』目次

リチャード・ドーキンス[大田直子訳] (2025年7月25日刊行、早川書房、東京, 383 pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-15-210444-1 → 版元ページ)【目次】 マイク・カレン(1927〜2001年)を感謝とともに追悼して 3 第1章 動物を読み取る 7 第2章 「絵画」…

『一銭五厘たちの横丁』読了

児玉隆也[著]|桑原甲子雄[写真] (2025年6月10日刊行、筑摩書房[ちくま文庫・こ-59-1]、東京, 281 pp., 本体価格1,000円, ISBN:978-4-480-44039-6 → 版元ページ)読了。 “一銭五厘” の「赤紙」で招集された軍人たちと東京の下町に遺された家族の物語…

『世界は進化に満ちている』目次

深野祐也 (2025年6月20日刊行、岩波書店[岩波科学ライブラリー・334]、東京, vi+141+3 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-00-029734-9 → 版元ページ)ご恵贈ありがとうございました。生物進化はいつも時空の遠いところで起こっているわけではなく、すぐそ…

『〔増補〕害虫の誕生——虫からみた日本史』目次

瀬戸口明久 (2025年6月10日刊行、筑摩書房[ちくま学芸文庫・セ-9-1]、東京, 281 pp., 本体価格1,200円, ISBN:978-4-480-51178-2 → 版元ページ)2009年に出た新書版:瀬戸口明久『害虫の誕生——虫から見た日本史』(2009年7月10日刊行,筑摩書房[ちくま新…

『日本民俗分布論——民俗地図のリテラシー』目次

安室知 (2022年2月24日刊行、慶友社、東京, 2 plates + X +287 pp., 本体価格9,000円, ISBN:978-4-87449-098-3 → 版元トップページ)【目次】 口絵(2 plates) まえがき 1第 I 部 民俗分布からの発想―民俗地図のはじまり 11 I-1章 民俗地図のはじまり―周圏…

『蜘蛛——なぜ神で賢者で女なのか』感想

野村育世 (2025年6月10日刊行、講談社[講談社選書メチエ・826]、東京, 317 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-06-539550-9 → 目次|版元ページ)読了。ご恵贈ありがとうございます。日本文学史をひもときながら、蜘蛛への古今のイメージの変遷をたどる。…

『蜘蛛——なぜ神で賢者で女なのか』目次

野村育世 (2025年6月10日刊行、講談社[講談社選書メチエ・826]、東京, 317 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-06-539550-9 → 版元ページ)【目次】 はじめに——人は蜘蛛をどう見てきたか 3第1章 遺跡の蜘蛛・神話の蜘蛛 191 蜘蛛はどんな生きものか 20 2…

『魚が存在しない理由——世界一空恐ろしい生物分類の話』感想

ルル・ミラー[上原裕美子訳] (2025年3月10日刊行、サンマーク出版、東京, 353+XXIX pp., 本体価格2,100円, ISBN:978-4-7631-4178-1 → 版元ページ)原書:Lulu Miller『Why Fish Don't Exist: A Story of Loss, Love, and the Hidden Order of Life』(202…

『魚が存在しない理由——世界一空恐ろしい生物分類の話』目次

ルル・ミラー[上原裕美子訳] (2025年3月10日刊行、サンマーク出版、東京, 353+XXIX pp., 本体価格2,100円, ISBN:978-4-7631-4178-1 → 版元ページ)【目次】 プロローグ 5 第1章 頭上に星を戴く少年 17 第2章 島の預言者 33 第3章 神なき幕間劇 55 第4章 …

『進化という迷宮——隠れた「調律者」を追え』目次

千葉聡 (2025年5月20日刊行、講談社[講談社現代新書・2775]、東京, 358 pp., 本体価格1,300円, ISBN:978-4-06-539134-1 → 版元ページ)ご恵贈ありがとうございます。【目次】 はじめに 3 第1章 生命史の動画 15 第2章 旅のはじまり 34 第3章 自然の実験 7…

『思考の体系学——分類と系統から見たダイアグラム論』第3刷重版

三中信宏 (2017年4月25日第1刷刊行|2021年6月25日第2刷刊行|2025年4月20日第3刷刊行,春秋社,東京,6+316+23 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-393-33355-6 → コンパニオン・サイト|版元ページ)4年ぶりに第3刷重版されることは3月中に聞いていたのだ…

『生物学を進化させた男 エドワード・O・ウィルソン』目次

[新][目]『生物学を進化させた男 エドワード・O・ウィルソン』 リチャード・ローズ[的場知之訳] (2025年6月12日刊行、草思社、東京, 366 + xxxii pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-7942-2780-5 → 版元ページ)【目次】第1章 標本の日々 9旅の心残り 14 …

『イタリア食紀行 —— 南北1200キロの農山漁村と郷土料理』読了

大石尚子 (2025年4月25日刊行、中央公論新社[中公新書・2853]、東京, 4 color plates + 264 pp., 本体価格1,100円, ISBN:978-4-12-102853-2 → 目次|版元ページ)北はアルプス山麓に始まり、南はシチリアからサルデーニャにいたるイタリアの南北食文化を…

『イタリア食紀行 —— 南北1200キロの農山漁村と郷土料理』目次

大石尚子 (2025年4月25日刊行、中央公論新社[中公新書・2853]、東京, 4 color plates + 264 pp., 本体価格1,100円, ISBN:978-4-12-102853-2 → 版元ページ)【目次】 カラー口絵(4 plates) はじめに —— 食と社会の未来を求めて i第1章 身土不二 —— 地域…

『みすゞと雅輔』読了

松本侑子『みすゞと雅輔』(2017年3月1日刊行,新潮社,東京, 399 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-10-416602-2 → 目次|版元ページ)読了。上山雅輔の日記が、長年活動をともにした古川緑波『ロッパ日記』の “補完” になっているとは知らなかった。

『生物科学』誌バックナンバーと目次の電子化公開

すでに終刊となっている『生物科学』誌バックナンバーの第1巻第1号(1949)から第62巻第1号(2010)まで、国立国会図書館デジタルコレクションで電子化公開されました。これに合わせて、同誌の全目次も公開されました。「生物科学」電子化編集委員会のみなさ…

『啓蒙の海賊たち —— あるいは実在したリバタリアの物語』書評完成

デヴィッド・グレーバー [酒井隆史訳] (2025年4月23日刊行, 岩波書店、東京, xxxiv+179+17 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-00-061685-0 → 目次|版元ページ) https://leeswijzer.hatenadiary.com/entry/2025/05/24/130151 書評原稿が仕上がったので編…

『裸のネアンデルタール人 —— 人間という存在を解き明かす』日本経済新聞書評掲載

リュドヴィック・スリマック[野村真依子訳] (2025年5月10日刊行, 柏書房、東京, 271 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-7601-5604-7 → 目次|版元ページ)本日の日本経済新聞に書評が載りました:三中信宏「偏見払った ありのままの姿」(2025年5月24日)…

『ダウンタウン・ヒーローズ』目次

早坂暁 (1986年9月20日刊行、新潮社、東京, 284 pp., ISBN:4-10-363601-7)自伝的小説はいつもはほとんど読まないのだが(小説というものは基本読まない)、旧制松山高等学校と道後温泉(とくに松ヶ枝遊廓)についてよくわかると教えられて読了。これを映画…

『大阪ことばの謎』目次

金水敏 (2025年5月5日刊行、SBクリエイティブ[SB新書・691]、東京, 255pp., 本体価格950円, ISBN:978-4-8156-2471-2 → 版元ページ)【目次】 はじめに 3第一章 大阪人のしゃべりはなぜ軽快か——大阪弁のリズム 15【コラム1】ちゃうちゃうちゃうんちゃう?…