『自然と文化を越えて』

フィリップ・デスコラ[小林徹訳] (2020年1月10日刊行,水声社[叢書・人類学の転回],東京, 637 pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-8010-0467-2 → 版元ページ)土俗的な「存在論」について論じられている.分類・体系・潜在知のあり方を再考.

『南方熊楠と宮沢賢治:日本的スピリチュアリティの系譜』

鎌田東二 (2020年2月14日刊行,平凡社[平凡社新書・933],東京, 299 pp., 本体価格980円, ISBN:978-4-582-85933-1 → 版元ページ)「ふたりのM・K」というのはとってもキャッチー.

『わたしはナチスに盗まれた子ども:隠蔽された〈レーベンスボルン〉計画』

イングリット・フォン・エールハーフェン,ティム・テイト[黒木章人訳] (2020年2月27日刊行,原書房,東京, 8 color plates + 294 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-562-05730-6 → 版元ページ)「生命の泉(Lebensborn)」計画はアーネンエルベの一角を…

『ダイナソー・ブルース:恐竜絶滅の謎と科学者たちの戦い』

尾上哲治 (2020年2月28日刊行,閑人堂,東京, 293 + 17 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-910149-00-4 → 版元ページ)はじめて見る版元だ(「ひまじんどう」と読んでしまってスンマヘン).

『ヨーロッパ中世の想像界』

池上俊一 (2020年2月28日刊行,名古屋大学出版会,名古屋, viii + 790 + 158 pp., 本体価格9,000円, ISBN:978-4-8158-0979-9 → 版元ページ)ほぼ千ページもあるので,落ちてきても大丈夫なように,他の “池上ストーンヘンジ” の一角に安置しました.

『発酵する日本』

小倉ヒラク (2020年2月15日刊行,青山ブックセンター,東京, 本体価格3,600円, ISBNなし → 著者サイト) 青山ブックセンターにて直販中.昨年出た:小倉ヒラク『日本発酵紀行』(2019年6月10日刊行,D&DEPARTMENT PROJECT, 東京, 217 pp., 本体価格1,800円,…

『「シェルパ」と道の人類学』

古川不可知 (2020年2月27日刊行,亜紀書房,東京, 336+ xxviii pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-7505-1634-9 → 版元ページ)ヒマラヤ山脈に生きるシェルパの「道」をめぐる文化人類学本.大阪大学博士論文の書籍化.ティム・インゴルドに惹かれまして.

『福島で酒をつくりたい:「磐城壽」復活の軌跡』

上野敏彦 (2020年2月14日刊行,平凡社[平凡社新書・934],東京, 286 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-582-85934-8 → 版元ページ)読了.手練の日本酒ライターによる蔵元復活物語.福島の浪江町で東日本大震災に遭い,蔵ごと山形に移転して酒造りを続ける…

『生命の〈系統樹〉はからみあう:ゲノムに刻まれたまったく新しい進化史』目次

デイヴィッド・クォメン[的場知之訳] (2020年2月29日刊行,作品社,東京, 8 plates + 376 + 60 pp., 本体価格3,600円, ISBN:978-4-86182-796-9 → 版元ページ)系統樹ではなく系統ネットワークから見える生物進化の新たな姿.大手町漁港で予定通り釣り上げ…

『教養の書』

戸田山和久 (2020年2月29日刊行,筑摩書房,東京, 414 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-480-84320-3 → 版元ページ)ご恵贈ありがとうございました.アナザー “赤の書” ではないんですね.

『がん免疫療法の突破口』

チャールズ・グレーバー[河本宏監修/中里京子訳] (2020年3月15日刊行,早川書房,東京, 8 color plates + 388 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-15-209920-4 → 版元ページ)いただきもの.ありがとうございます.

『サピエンス日本上陸:3万年前の大航海』

海部陽介 (2020年2月12日刊行,講談社,東京, 335 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-06-518554-4 → 版元ページ)

『進化と暴走:ダーウィン『種の起源』を読み直す』

内田亮子 (2020年1月25日刊行,現代書館[いま読む!名著],東京, 243 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-7684-1018-9 → 版元ページ)

『美の進化:性選択は人間と動物をどう変えたか』目次

リチャード・O・プラム[黒沢令子訳] (2020年3月10日刊行,白楊社,東京, 16 color plates + 462 pp., 本体価格3,400円, ISBN:978-4-8269-0216-8 → 版元ページ)【目次】 カラー口絵(16 pp.) 日本語版に寄せて 2 はじめに 11 第1章 ダーウィンの危険思想…

『南方熊楠のロンドン:国際学術雑誌と近代科学の進歩』目次

志村真幸 (2020年2月20日刊行,慶應義塾大学出版会,東京, viii+280+6 pp., 本体価格4,000円, ISBN:978-4-7664-2650-2 → 版元ページ)【目次】 序章 雑誌の国の熊楠――英文論文三七六篇の意義と価値 1第 I 部 『ネイチャー』――近代科学を支えた雑誌という装…

『オーケストラ:知りたかったことのすべて』目次

クリスチャン・メルラン[藤本優子・山田浩之訳] (2020年2月17日刊行,みすず書房,東京, vi+541+55 pp., 本体価格6,000円, ISBN:978-4-622-08877-6 → 版元ページ)【目次】 序文[リッカルド・ムーティ] 1 はじめに 5第一部 オーケストラの奏者たち1 れ…

『進化のからくり:現代のダーウィンたちの物語』目次

千葉聡 (2020年2月20日刊行,講談社[ブルーバックス・B2125],東京, 262 pp., 本体価格1,000円, ISBN:978-4-06-518721-0 → 版元ページ)【目次】 まえがき 3 第1章 不毛な島でモッキンバードの歌を聞く 13 第2章 聖なる皇帝 34 第3章 ひとりぼっちのジェ…

『銀河の片隅で科学夜話:物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異』

全卓樹 (2020年2月10日刊行,朝日出版社,東京, 190 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-255-01167-7 → 版元ページ)大手町で釣り上げた本書は別途ご恵贈いただいた.科学エッセイ新刊.このちょっとフシギな読後感とカラーイラストとの絶妙な混ざり具合は既…

『はじめて学ぶ生物文化多様性』

敷田麻実・湯本貴和・森重昌之編著/ドウノヨシノブ漫画 (2020年2月6日刊行,講談社,東京, x+213 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-06-518722-7 → 版元ページ)

『知りたい! ネコごころ』

髙木佐保 (2020年2月7日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・292],東京, iv+116+4 pp., 本体価格1,200円, ISBN:978-4-00-029692-2 → 版元ページ)

『酒場の京都学』目次

加藤政洋 (2020年1月30日刊行,ミネルヴァ書房,京都, xiv+232+ii pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-623-08802-7 → 版元ページ)京都の酒場文化のなかでもとりわけ “仄暗い” エリアである「裏寺町」がクローズアップされていて,ワタクシ的にはあっという…

『SS先史遺産研究所アーネンエルベ:ナチスのアーリア帝国構想と狂気の学術』目次

ミヒャエル・H・カーター[森貴史監訳|北原博・溝井裕一・横道誠・舩津景子・福永耕人訳] (2020年2月29日刊行,ヒカルランド,東京, 797 pp., 本体価格9,000円, ISBN:978-4-86471-827-1 → 版元ページ)つくばに着弾した “破格” のブツ.よくぞ出したなあ…

『確率と哲学』目次

ティモシー・チルダーズ[宮部賢志監訳|芦屋雄高訳] (2020年1月30日刊行,九夏社,東京, 325 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-909240-03-3 → 版元ページ)確率の科学哲学本といえば,ワタクシの手元にはドナルド・ギリース[中山智香子訳]『確率の哲学…

『実力発揮メソッド:パフォーマンスの心理学』

外山美樹 (2020年2月10日刊行,講談社[講談社選書メチエ・721],東京, 172 pp., 本体価格1,350円, ISBN:978-4-06-518695-4 → 版元ページ)

『詩としての哲学:ニーチェ・ハイデッガー・ローティ』

冨田恭彦 (2020年2月10日刊行,講談社[講談社選書メチエ・722],東京, 220 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-06-518746-3 → 版元ページ)

『消えゆくアラル海:再生に向けて』

石田紀郎 (2020年2月10日刊行,藤原書店,東京, 8 color plates + 342 pp., 本体価格2,900円, ISBN:978-4-86578-251-6 → 版元ページ)中央アジアの巨大な “アラル海” が急速に消滅した歴史をたどる.

『構造主義の数理:ソシュール、ラカン、ドゥルーズ』

落合仁司 (2020年1月30日刊行,ミネルヴァ書房,京都, vi+165 pp., 本体価格2,400円, ISBN: 978-4-623-08816-4 → 版元ページ)たとえ構造主義の “数学” 的体系が構築できたからと言って, “ソーカル事件” の顛末がひっくり返るわけではないでしょう.

『イシスのヴェール:自然概念の歴史をめぐるエッセー』

ピエール・アド[小黒和子訳] (2020年1月27日刊行,法政大学出版局[叢書・ウニベルシタス 1109],東京, xx+383+89 pp., 本体価格5,000円, ISBN:978-4-588-01109-2 → 版元ページ)第VI部「オルフェウス的態度──言論、詩、芸術による秘密の発見」(pp. 179…

『最期の言葉の村へ:消滅危機言語タヤップを話す人々との30年』

ドン・クリック[上京恵訳] (2020年1月25日刊行,原書房,東京, 329 pp., 本体価格2,700円, ISBN: 978-4-562-05720-7 → 版元ページ)絶滅言語の最期の姿は20年ほど前に読んだ:ダニエル・ネトル,スザンヌ・ロメイン[島村宣男訳]『消えゆく言語たち:失…

『社会はどう進化するのか:進化生物学が拓く新しい世界観』

デイヴィッド・スローン・ウィルソン[高橋洋訳] (2020年1月29日刊行,亜紀書房,東京, 326+21 pp., 本体価格2,300円, ISBN: 978-4-7505-1629-5 → 版元ページ)D・S・ウィルソンの一般向け書籍はわりによく翻訳されている.