『ポスト戦後日本の知的状況』目次

木庭顕 (2024年3月12日刊行,講談社[講談社選書メチエ・798],東京, 359 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-06-535234-2 → 版元ページ)【目次】 はしがき 3 序 11 第I章 与次郎 25 第II章 戦前期(一八九五―一九四五年) 57 第III章 戦後期(一九四五―七…

『快読 ニーチェ『ツァラトゥストラはこう言った』』目次

森一郎 (2024年3月12日刊行,講談社[講談社選書メチエ・797],東京, 499 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-06-535233-5 → 版元ページ)【目次】 まえおき――「神は死んだ」から始まる物語 3I 第一部を読む――超人思想と徳1 「ツァラトゥストラの序説」 14…

『日本書道史新論——書の多様性と深みを探る』目次

魚住和晃 (2024年3月10日刊行、筑摩書房[ちくま新書・1783]、東京, 334 pp., 本体価格1,100円, ISBN:978-4-480-07601-4 → 版元ページ)【目次】 まえがき 7 第1章 二つの古代鉄剣象嵌銘 17 第2章 聖徳太子『法華義疏』の書法 39 第3章 吉備真備の書法 81 …

『鳥が人類を変えた――世界の歴史をつくった10種類』目次

スティーヴン・モス[宇丹貴代実訳] (2024年2月28日刊行、河出書房新社、東京, 292 + 44 pp., 本体価格2,900円, ISBN:978-4-309-22913-3 → 版元ページ)【目次】 序 7 第1章 ワタリガラス 15 第2章 ハト 47 第3章 シチメンチョウ 77 第4章 ドードー 101 第…

『音と脳:あなたの身体・思考・感情を動かす聴覚』目次

ニーナ・クラウス[伊藤陽子訳] (2024年3月13日刊行、紀伊國屋書店、東京, 375 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-314-01203-4 → 版元ページ)【目次】 序章 サウンドマインド——音と脳の協調関係 9第 I 部 音の働き 23 第1章 頭の外の信号 24 第2章 頭の中…

『「はやぶさ2」は何を持ち帰ったのか:リュウグウの石の声を聴く』目次

橘省吾 (2024年2月20日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・324],東京, xiv+134+2 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-00-029724-0 → 版元ページ)【目次】 はじめに iii 1 なぜ、地球の外へ 1 2 「はやぶさ」から「はやぶさ2」へ 13 3 リュウグウへ…

『はじめての統計的因果推論』目次

林岳彦 (2024年2月28日刊行、岩波書店、東京, xiv+267 pp., 本体価格2,900円, ISBN:978-4-00-005842-1 → 版元ページ)最近、外堀を “因果推論本” たちで埋められつつある気がして寝ていてもうなされる。 “統計陰陽師” が昼に夜に “呪い” をかけているにちが…

『小説みたいに楽しく読める脳科学講義』

大隅典子 (2023年8月15日刊行、羊土社、東京, 215 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-7581-2129-3 → 版元ページ)

『小説みたいに楽しく読める解剖学講義』

村上徹 (2023年7月1日刊行、羊土社、東京, 431 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-7581-2127-9 → 版元ページ)

『ハクビシンの不思議:どこから来て、どこへ行くのか』目次

増田隆一 (2024年1月15日刊行、東京大学出版会、東京, vi+123+10 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-13-063958-3 → 版元ページ)【目次】 序章 ハクビシンの不思議を探る 1 第1章 ハクビシンとはどんな動物か 4 第2章 日本のハクビシン 33 第3章 台湾から日…

『〈序文〉の戦略 文学作品をめぐる攻防』目次

松尾大 (2024年2月13日刊行,講談社[講談社選書メチエ・795],東京, 300 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-06-534598-6 → 版元ページ)【目次】 序 論第I部 序文の防御戦略を記述するさまざまな理論第1章 伝統レトリック 16 第2章 メタ談話 42 第3章 ポ…

『なぜあの人と分かり合えないのか:分断を乗り越える公共哲学』

中村隆文 (2024年2月13日刊行,講談社[講談社選書メチエ・796],東京, 200 pp., 本体価格1,750円, ISBN:978-4-06-534090-5 → 版元ページ)

『カタチの由来、データの未来:三次元計測の人類史学』目次

中尾央(編著) (2024年2月20日刊行、勁草書房、東京, xii+194 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-326-24854-4 → 版元ページ ) 2D/3D形態測定学の章は役に立ちそう。ワタクシ的には第2章「データの公開と共有」(田村光平・中尾 央)に惹かれている。【目…

『読書アンケート2023:識者が選んだ、この一年の本』

みすず書房(編) (2024年2月16日刊行、みすず書房、東京, vi+163 pp., 本体価格800円, ISBN:978-4-622-09689-4 → 版元ページ)これまで『月刊みすず』誌の年頭1〜2合併号に掲載されていた毎年恒例の「読書アンケート」が、『月刊みすず』の休刊により、今…

『せかいのおきく』

阪本順治(監督) (2023年12月、TCエンタテインメント[Blu-ray Disc]、東京 → 版元ページ)

『GREEK TO ME:カンマの女王のギリシャ語をめぐる向こう見ずで知的な冒険』目次

メアリ・ノリス[竹内要江訳] (2024年1月15日刊行、左右社、東京, 238 pp., 本体価格2,400円, ISBN: 978-4-86528-403-4 → 版元ページ)前著:メアリ・ノリス[有好宏文訳]『カンマの女王:「ニューヨーカー」校正係のここだけの話』(2021年1月10日刊行,…

『ゴキブリ・マイウェイ:この生物に秘められし謎を追う』目次

大崎遥花 (2023年12月20日刊行、山と溪谷社、東京, 7 color plates + 271 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-635-06315-9 → 版元ページ)知ってるお名前がちらほらと。【目次】 カラー口絵(7 pp.) はじめに 2 第1章 やんばるの地に降り立つ 19 第2章 謎の…

『CHANGE 変化を起こす7つの戦略:新しいアイデアやイノベーションはこうして広まる』

デイモン・セントラ[加藤麻理子訳] (2024年2月10日刊行、インターシフト、東京, 379 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-7726-9581-7 → 版元ページ)

『昆虫絶滅』目次

オリヴァー・ミルマン[中里京子訳] (2023年12月15日刊行、早川書房、東京, 292 pp., 本体価格2,300円, ISBN:978-4-15-210289-8 → 版元ページ)【目次】 プロローグ 1 精妙なダンス 10 2 勝者と敗者 38 3 “ゼロ・インセクト・デイ” 73 4 殺虫剤のピー…

『計測の科学:人類が生み出した福音と災厄』目次

ジェームズ・ヴィンセント[小坂恵理訳] (2024年1月10日刊行、築地書館、東京, 380 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-8067-1661-7 → 版元ページ)【目次】 はじめに 8 第1章 文明の発展と計測 27 第2章 融通の利く計測 57 第3章 世界を測る 83 第4章 計測…

『情報哲学入門』目次

北野圭介 (2024年1月11日刊行,講談社[講談社選書メチエ・793],東京, 266 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-06-534597-9 → 版元ページ)【目次】 はじめに 3 序章 情報という問い 17第I部 情報がもたらす未来 第1章 情報と技術の未来 29 第2章 情報と経…

『神武天皇の歴史学』目次

外池昇 (2024年1月11日刊行,講談社[講談社選書メチエ・794],東京, 263 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-06-534464-4 → 版元ページ)【目次】序章 現代の神武天皇 9 1 歴史学のなかの神武天皇 10 2 歴史教科書にみる神武天皇 16 3 神武天皇陵と橿原神…

『百間外伝 これくん風到来』

山本一生 (2024年1月10日刊行、中央公論新社、東京, iv+471 pp., 本体価格3,800円, ISBN:978-4-12-005732-8 → 版元ページ)前著:山本一生『百間、まだ死なざるや:内田百間伝』(2021年6月25日刊行,中央公論新社,東京, vi+567 pp., 本体価格3,600円, ISB…

『国鉄史』目次

鈴木勇一郎 (2023年12月7日刊行,講談社[講談社選書メチエ・792],東京, 272 pp., 本体価格1,850円, ISBN:978-4-06-534196-4 → 版元ページ) “鉄分” の多いアナタの必読書。【目次】 はじめに 3 プロローグ 「鉄道一五〇年」と国鉄 第1部 「国鉄」形成の…

『ミミズの農業改革』目次

金子信博 (2023年12月1日刊行、みすず書房、東京, 4 color plates + iv + 204+xii pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-622-09640-5 → 版元ページ)年内最後の書評依頼本。今年は毎年恒例の『月刊みすず』の書評アンケート依頼もないし、静かに年を越せるかと…

『公共する経営:みんなの幸せがわたしの幸せ——京都フォーラム三十周年記念誌』

服部英二・中島隆博・矢崎勝彦(編) (2023年11月3日刊行、京都フォーラム、大阪、viii+443 pp.[非売品])以前、この京都フォーラムが主催する第70回復幸実学協働学習会で:三中信宏「系統樹曼荼羅:複雑な世界を読み取る視座」(2015年6月13日(土)9:30…

『流体力学超入門』目次

エリック・ラウガ[石本健太訳] (2023年12月12日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・323],東京, vi+155 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-00-029723-3 → 版元ページ)【目次】 まえがき iii 1 「流体」とは何だろうか? 1 2 流れがあると「粘性」が…

『空想の補助線:幾何学、折り紙、ときどき宇宙』目次

前川淳 (2023年12月1日刊行、みすず書房、東京, vi+185+iv pp., 本体価格2,700円, ISBN: 978-4-622-09661-0 → 版元ページ)「パスタの幾何学」が取り上げられていて何気にうれしい。【目次】 折り紙と数学 1 幻想の補助線 9 パスタの幾何学 19 解けない問題…

『進化思考批判集:デザインと進化学の観点から』

伊藤潤・林亮太・松井実 (2023年12月16日公開、産業デザイン研究所出版局、東京, 368 pp., ISBN:978-4-9912988-2-0 → pdf版ダウンロード先[open access])出版が間に合ってよかったですね。昨夜が最終回だった〈下剋上球児〉の代打逆転劇を連想しました。…

『メタゾアの心身問題:動物の生活と心の誕生』目次

ピーター・ゴドフリー=スミス[塩﨑香織訳] (2023年12月15日刊行、みすず書房、東京, x+291+lx pp., 本体価格3,700円, ISBN:978-4-622-09662-7 → 版元ページ)前著:ピーター・ゴドフリー=スミス[夏目大訳]『タコの心身問題:頭足類から考える意識の起源…