『The Values in Numbers: Reading Japanese Literature in a Global Information Age』目次

Hoyt Long (2021年6月刊行, Columbia University Press, New York, viii+368 pp., ISBN:978-0-231-19351-1 [pbk] → 版元ページ)訳書:ホイト・ロング[秋草俊一郎・今井亮一・坪野圭介訳]『数の値打ち:グローバル情報化時代に日本文学を読む』(2023年8…

『ソバとシジミチョウ:人—自然—生物の多様なつながり』目次

宮下直 (2023年9月30日刊行、工作舎、東京, viii+244 pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-87502-557-3 → 版元ページ)【目次】 カラー口絵 i-viii はじめに 8 第1章 人と自然の歴史 生物としての「ヒト」から社会を創る「人」へ 13 第2章 里山の多様な生物 …

『なぜ壁のシミが顔に見えるのか:パレイドリアとアニマシーの認知心理学』目次

高橋康介 (2023年9月15日刊行,共立出版[日本認知学会編〈越境する認知科学〉・10 ],東京, xii+251 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-320-09470-3 → 版元ページ)なぜ “パレイドリア” 本だと買いたくなるのか。【目次】 「越境する認知科学」刊行にあた…

『数の値打ち:グローバル情報化時代に日本文学を読む』目次

ホイト・ロング[秋草俊一郎・今井亮一・坪野圭介訳] (2023年8月30日刊行,フィルムアート社,東京, 397+xvi pp., 本体価格4,000円, ISBN:978-4-8459-2130-0 → 版元ページ)これは書評依頼本として。【目次】 日本語版への序文 7 序章 数の不確かさ 11 第1…

『「おふくろの味」幻想:誰が郷愁の味をつくったのか』目次

湯澤規子 (2023年1月30日刊行,光文社[光文社新書・1240], 東京, 277 pp., 本体価格940円, ISBN:978-4-334-04647-7 → 版元ページ)【目次】 プロローグ ―― 「味」から描かれる世界 13第1章 「おふくろ」をめぐる三つの謎 251. 「おふくろ」という言葉はど…

『セミコロン;かくも控えめであまりにもやっかいな句読点』目次

セシリア・ワトソン[萩澤大輝・倉林秀男訳] (2023年9月15日刊行,左右社,東京, 188 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-86528-383-9 → 版元ページ)「カンマの女王」のみならず「セミコロンの帝王」までおられたとはおどろ木ももの木さんしょの木. “約物…

『フェルナンド・ペソア伝:異名者たちの迷路』目次

澤田直 (2023年8月10日刊行,集英社,東京, 491 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-08-771823-2 → 版元ページ)500ページもある伝記.これは不穏だ. “ペソア” と聞けばまたいで通り過ぎるわけにはいかない.気がつけばすでに何冊も “ペソア本” が手元にあ…

『現代語訳 江戸府内絵本風俗往来』目次

菊池貴一郎[小林祥次郎訳] (2023年7月25日刊行,KADOKAWA[角川ソフィア文庫・I-170-1],東京, 621 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-04-400766-9 → 版元ページ)【目次】 序 3 凡例と編集方針 19上編 外の部序 24 緒言 26 凡例 29中編 内の部序 272 緒…

『Phylogenetic Ecology: A History, Critique, and Remodeling』目次

Nathan G. Swenson (2019年11月刊行, The University of Chicago Press, Chicago, x+216 pp., ISBN:978-0-226-67150-5 [pbk] → 版元ページ)あまりテツガク的な教科書ではなかった.RとかPythonなユーザー向け.【目次】 Preface ix 1. Introduction and a …

『メタヒストリー:一九世紀ヨーロッパにおける歴史的想像力』目次

ヘイドン・ホワイト[岩崎稔監訳] (2017年10月20日刊行,作品社,東京, 703 pp., 本体価格6,800円, ISBN:978-4-86182-298-8 → 版元ページ)【目次】 [日本語版序文]ようやく! そして,メタヒストリーを再考することの意味について 9 [四〇周年記念版へ…

『イラク水滸伝』目次

高野秀行 (2023年7月30日刊行,文藝春秋,東京, 12 color plates + 477 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-16-391729-0 → 版元ページ)ティグリスとユーフラテスがつくる湿地帯(アフワール)はさぞやハマダラカ将軍とマラリア戦士たちの天国なんだろうなあ…

『ソース焼きそばの謎』目次

塩崎省吾 (2023年7月25日刊行,早川書房[ハヤカワ新書・006],東京, 302 pp., 本体価格1,000円, ISBN:978-4-15-340006-1 → 版元ページ)【目次】 地図[昭和15年頃の浅草周辺] 3 まえがき 4 プロローグ 昭和一一年の焼きそばマニュアル 10第1章 ソース焼…

『インフルエンザウイルスを発見した日本人』目次

山内一也 (2023年8月4日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・321],東京, vi+114+6 pp., 本体価格1,400円, ISBN:978-4-00-029721-9 → 版元ページ)【目次】 序章 インフルエンザウイルスの発見者T ・ヤマノウチとは誰か 1 1 インフルエンザ菌からイン…

『〈精神病〉の発明:クレペリンの光と闇』目次

渡辺哲夫 (2023年8月8日刊行,講談社[講談社選書メチエ・789],東京, 261 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-06-533024-1 → 版元ページ)【目次】 はじめに――なぜ、いま、クレペリンを問うのか 3 序 11 第1章 誕生と助走(一八五六―九一年) 19 第2章 …

『アルツハイマー病研究、失敗の構造』目次

カール・ヘラップ[梶山あゆみ訳] (2023年8月10日刊行,みすず書房,東京, x+322+16 pp., 本体価格3,200円, ISBN: 978-4-622-09629-0 → 版元ページ)【目次】 日本語版に寄せて iii プロローグ 1I 初めに何があったのか 3第1章 患者と家族、市民にとっての…

『索引 〜の歴史:書物史を変えた大発明』目次

デニス・ダンカン[小野木明恵訳] (2023年8月30日刊行,光文社,東京, 429 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-334-10031-5 → 版元ページ)さっそくご恵贈いただきまことにありがとうございます.原書:Dennis Duncan『Index, A History of the: A Bookish …

『「悪所」の民俗誌:色町・芝居町のトポロジー』目次

沖浦和光 (2023年6月10日刊行,筑摩書房[ちくま文庫・お-77-1],東京, 334 pp., 本体価格900円, ISBN:978-4-480-43886-7 → 版元ページ)【目次】 第1章 わが人生の三つの磁場 9 第2章 「悪所」は「盛り場」の源流 39 第3章 遊女に潜む霊妙なパワー 79 第4…

『応答、しつづけよ。』目次

ティム・インゴルド[奥野克巳訳] (2023年6月2日刊行,亜紀書房,東京, 415 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-7505-1764-3 → 版元ページ)【目次】 序と謝辞 11 招待 14 森の話 43 吐き、登り、舞い上がって、落ちる 93 地面に逃げ込む 143 地球の年齢 20…

『つくる人になるために:若き建築家と思想家の往復書簡』目次

光嶋裕介・青木真兵(著)|青木海青子(イラスト) (2023年8月20日刊行,灯光舎,京都, 7 color plates + xiv + 233 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-909992-03-1 → 版元ドットコム)このざらついた紙質は西野嘉章『裝釘考』(2000年4月15日刊行,玄風舎…

『未完の天才 南方熊楠』目次

志村真幸 (2023年6月20日刊行,講談社[講談社現代新書・2710],東京, 255 pp., 本体価格940円, ISBN:978-4-06-532636-7 → 版元ページ)【目次】 はじめに 3 第1章 記憶力――百科事典を暗記する 17 第2章 退学と留学――独学の始まり 37 第3章 ロンドンでの「…

『開かれた社会とその敵【第2巻】:にせ予言者――ヘーゲル、マルクスそして追随者(上)』目次

カール・ポパー[小河原誠訳] (2023年7月14日刊行,岩波書店[岩波文庫・青N607-3],東京, 552 pp., 本体価格1,430円, ISBN:978-4-00-386027-4 → 版元ページ) https://leeswijzer.hatenadiary.com/entry/2023/04/21/084139 【目次】 凡例 3第2巻 にせ予…

『「利他」の生物学:適者生存を超える進化のドラマ』目次

鈴木正彦・末光隆志 (2023年7月25日刊行,中央公論新社[中公新書・2763],東京, 212 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-12-102763-4 → 版元ページ)【目次】 序にかえて——生物は利己的か、利他的か 1 第1章 生命の特徴とは? 21 第2章 ミトコンドリアと葉緑…

『歌うカタツムリ:進化とらせんの物語』目次

千葉聡 (2023年7月14日刊行,岩波書店[岩波現代文庫・社会341],東京, iv+239+26 pp., 本体価格1,130円, ISBN:978-4-00-603341-5 → 版元ページ)原書:千葉聡『歌うカタツムリ:進化とらせんの物語』(2017年6月13日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー…

『ミランダ語が生まれたとき:ポルトガル・スペイン辺境における言語復興史』目次

寺尾智史 (2021年2月28日刊行,三重大学出版会,津, 16 color plates + 170 +xxxvi pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-903866-56-7 → 版元ページ)【目次】 カラー口絵(16pp.) はしがき 5 序章 10 第1章 「発見された」ミランデーシュ 18 第2章 モウリー…

『台湾動物記:知られざる哺乳類の世界』目次

押田龍夫 (2023年6月15日刊行,東京大学出版会,東京, viii+144+8 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-13-063380-2 → 版元ページ)やはり “台湾本” は増えているな.【目次】 はじめに i 第1章 なぜ台湾なのか――東京の高尾山から台湾の渓頭演習林へ 1 第2章 …

『ゲノム進化学』目次

斎藤成也 (2023年6月15日刊行,共立出版,東京, 4 color plates + xii + 414 pp., 本体価格5,700円, ISBN:978-4-320-05837-8 → 版元ページ)15年前の前著『ゲノム進化学入門』(2007年12月,共立出版)よりもずっしり重くなっている.【目次】 カラー口絵(…

『竹取工学物語:土木工学者、植物にものづくりを学ぶ』目次

佐藤太裕 (2023年7月12日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・320],東京, x+105+3 pp., 本体価格1,400円, ISBN:9784-0-00-29720-2 → 版元ページ)【目次】 はじめに iii 第1章 竹取の翁は優れたエンジニアだった? 1 第2章 竹の「節」がもつ力学的役割…

『無言板アート入門』目次

楠見清 (2023年6月10日刊行,筑摩書房[ちくま文庫・く-34-1],東京, 206 pp., 本体価格900円, ISBN:978-4-480-43898-0 → 版元ページ)【目次】第1章 定義:無言板とは何か役に立たない 9 もの言わぬ看板 11 レディメイドの禅 14 無言板の類型と特徴 16 ホ…

『梁塵秘抄』目次

植木朝子(編訳) (2014年10月10日刊行,筑摩書房[ちくま学芸文庫・コ-10-10],東京,348 pp., 本体価格1,300円, ISBN:978-4-480-09631-9 → 版元ページ)【目次】 はじめに 9 長歌 13 古柳 14 今様 16 法文歌 22 四句神歌 93 二句神歌 279 解説 325 首句…

『蚊が歴史をつくった:世界史で暗躍する人類最大の敵』目次

ティモシー・ワインガード[大津祥子訳] (2023年6月10日刊行,青土社,東京, 578+xv pp., 本体価格3,600円, ISBN:978-4-7917-7548-4 → 版元ページ)【目次】 はじめに 7 第1章 蚊がもたらす有毒な双生児 —— マラリアと黄熱 13 第2章 適者生存 —— 熱の悪霊…