『大場秀章著作選1:植物学史・植物文化史』

大場秀章

(2006年1月刊行,八坂書房,ISBN:4896947886



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【目次】

第1部 植物学における知の体系化


   自然の体系
   植物分類学の始祖リンネと種名のタイプ
   アブラナ科栽培植物の学名について
   おし葉標本とハーバリウム
   大学博物館が目指すもの
   ヨーロッパ中世の『植物誌』−その特徴と意義

第2部 日本近代植物学への架け橋−江戸・明治の巨人たち

   〈講演録〉江戸の植物学を俯瞰する
   水谷豊文と『木曾採薬記』
   日本における植物学の歩みと小石川植物園
   小石川植物園の一般への公開
   伊藤圭介と物産学
   東京大学植物標本室に関係した人々
   松村任三先生の事跡を讃える
   日本におけるボタニカルアートの歴史
   謎の植物画家、加藤竹斎
   五百城文哉の植物画

第3部 日本の植物に魅せられた人々

   黎明期の日本植物研究
   ケンペルをとらえた日本の植物
   ケンペルの日本植物への挑戦
   ツュンベルクと江戸時代の植物学
   シーボルトに学ぶこと
   シーボルト植物コレクションを集大成したミクェル