『20世紀音楽:クラシックの運命』

宮下誠

(2006年9月20日刊行,光文社[光文社新書272],ISBN:4334033725



それにしてもこんなに“秘曲”やら“幻曲”やらがたくさんあるとはね.マイナーな作曲家はある程度は知っているつもりだったが,「カイホスル・シャプルジ・ソラブジ」なんていう作曲家の名前は初めて聞くぞ.第1章「飽和」/第2章「拡散」/第3章「変容」.総頁数は450ページに達する.巻末の「音盤紹介」は深みにハマるのに役立つにちがいない.