『森と水辺の甲虫誌』

丸山宗利(編著)

(2006年10月5日刊行,東海大学出版会[自然を学ぶシリーズ39],ISBN:4486017382



【目次】
はじめに(丸山宗利) iii
1章  甲虫学入門(丸山宗利) 1
2章  海辺にハンミョウあり(佐藤綾) 27
3章  オサムシの眼を通して自然環境を見る(堀 繁久) 47
4章  エンマムシ研究,分類学と系統学 (大原昌宏) 67
5章  モンシデムシはなぜ埋葬虫か?(鈴木誠治) 85
6章  クサアリの巣の劇場(丸山宗利) 103
7章  アリヅカムシの未知なる世界(野村周平) 121
8章  クワガタムシの多様性の秘密を探る(荒谷邦雄) 145
9章  家族で暮らす甲虫クロツヤムシ(常喜豊) 167
10章  タマオシコガネの自然史(近雅博) 185
11章  清流の妖精ヒメドロムシ(吉富博之) 201
12章  サルノコシカケの中の住人ツツキノコムシ(川那部真) 215
13章  個性豊かなマダラテントウ(片倉晴雄) 235
14章  ネクイハムシの200万年(林成多) 255
15章  単子葉植物に適応したオサゾウムシ(小島弘昭) 277


〈コラム〉
 1:ネジレバネは甲虫か(丸山宗利) 26
 2:絶滅の危機に瀕する甲虫と湿地環境(川那部真) 44
 3:DNA解析入門(佐藤綾) 66
 4:DNA解析と生態学(佐藤綾) 84
 5:DNA解析と分類学(丸山宗利) 102
 6:1年間に発表される甲虫の新種(吉富博之) 143
 7:子育てする甲虫(鈴木誠治) 183
 8:甲虫の化石(林成多) 276


あとがき(丸山宗利) 297
参考文献 299
学名索引 318
和名索引 320
執筆者紹介 324