高野潤
（2008年6月13日刊行，平凡社［平凡社新書425］，208 pp.＋カラー図版16pp.，ISBN:9784582854251 → 版元ページ）
【目次】
はじめに 7第1章 ユカとバナナはアマゾンの主食 11
森にあらわれた一軒家／カサベとパンと小魚の蒸し焼き／カサベづくりの道具と絶品ソース／粒状食品ファリーニャ／ファリーニャと小麦粉でパンをつくる／エンギリとチャポ第2章 森や川から獲た食べ物 33
イメージできなかった生活／サルとカメを食べる／弓矢で獲た魚ポカチコ／クチジロペッカリーの燻製とシギダチョウ／極小の子ガメ・チャラピータ／プエルト・マルドナドから／卵さがしのチャラペーロ／食料不足とピラニア／撃たれたパカ第3章 旅の食料を模索する 59
生きたニワトリを運ぶ／襲われた雄鳥／豚の視線と寝姿／計画の見直しと買出し／欠かせない砂糖と塩［カラー図版1〜8］
第4章 川と湖の魚を味わう 81
釣りをはじめたころ／大魚釣りの秘伝／豊富な川魚の種類／どの魚がおいしいか／危険な淡水魚／川の中のハゲタカ魚／巨大御パイチェ／湖の漁師たち／武器を備えた魚／ピラニアづくしの夕食第5章 蒸し焼きと保存食づくり 107
魚のパチャマンカ／手づくり窯の応用／トウガラシの酢漬けと粉末／魚の燻製づくり／天日でつくる干物／昆虫と山菜，貝／アマゾンの筍とナッツ第6章 旅の酒と飲み物 135
唾液による酒づくり／エネルギー源とタンク腹／森と川に合うラム酒のコーヒー割り／ヤシ果実の天然酒／すばらしい熱帯ジュース／蜜蜂がつくる天然チッチャ第7章 熱風の「アンビエンテ」 155
女性ゲリラと村の食堂／夜中の砂州で飲む／一人の女とヨロイナマズ／グラティス（無料）の糧と物資／雄牛と旅した川の難所／牛と断末魔の叫び［カラー図版9〜16］
第8章 レストランと市場の食 177
熱帯の定番料理／水上都市の移動食堂／豊かなイキトスの市場／専門店の現地料理メニュー／さまざまな形の果実／すばらしい味の果実／ジュース用としての果実／薬効があるのかないのか
おわりに 204
