『数の魔力:数秘術から量子論まで』

ルドルフ・タシュナー[鈴木直訳]

(2010年5月28日刊行,岩波書店,東京,カラー口絵 4 + vii + 273 + 10 pp.,本体価格2,800円,ISBN:9784000055345目次版元ページ

献本感謝です.バッハの『平均律クラヴィーア』が幾何学的に「見える化」されている! そして,またしてもジョルダーノ・ブルーノが出てきたか! カラー口絵に〈ヤコブの梯子〉のみごとな絵が載っていた.この『創世記』の「scala Iacob」は存在の連鎖の図像化であり,一方,『イザヤ書』の「uirga iesse」は系統樹の図像化である.