『源氏物語の受容と生成』

新美哲彦

(2008年9月20日刊行,武蔵野書院,東京,424 pp.,本体価格12,000円,ISBN:9784838602278版元ページ

先行する〈カンタベリー物語プロジェクト〉と同様に,系統ネットワーク推定のソフトウェアを用いて源氏物語写本群の系図を推定した研究書.〈SplitsTree4〉ソフトウェア中の〈NeighborNet〉を用いた系統推定をしている.現物を見るかぎり,ほとんどは個々の写本の解説で,少しだけ系統関係の記述があるようだ.買うべきか否か.