『存在の一義性を求めて:ドゥンス・スコトゥスと13世紀の〈知〉の革命』

山内志朗

(2011年7月28日刊行,岩波書店,東京,本体価格6,700円,ISBN:9784000237277版元ページ

ブラジルに国外逃亡していた間に出ていた本.さて買うか買うまいか.同じ著者の前著:山内志朗普遍論争:近代の源流としての』(1992年11月25日刊行,哲学書房[中世哲学への招待1],東京,292+90 pp., 本体価格6,900円,ISBN:4886790534/2008年1月10日刊行,平凡社平凡社ライブラリー630],ISBN:9784582766301版元ページ)をはじめ,稲垣良典抽象と直観:中世後期認識理論の研究』(1990年2月28日刊行,創文社,東京,viii+343+13 pp., 本体価格5,500円,ISBN:4423100851版元ページ)や清水哲郎オッカムの言語哲学』(1990年5月30日刊行,勁草書房,東京,iv+309+14 pp., 本体価格4,000円,ISBN:4326100850)のような中世形而上学本は,ごくふつうに生物体系学の引用文献リストに並んでいる.