三中信宏(文)・杉山久仁彦(図版)
(2012年刊行予定,NTT出版,東京,ca. 300 pp. → 趣意文|系統樹ウェブ曼荼羅[連載終了])
【目次案】(2012年7月5日改訂)
プロローグ:世界を覆いつくす系統樹−−そのルーツを探る
第一部「生物樹」:多様な生物界の図像化
エルンスト・ヘッケルの生物時空系統樹(第1回連載)
進化の樹:チャールズ・ダーウィンの末裔
鎖と樹と網:系譜のとり得るかたち(第5回連載)
三次元系統樹のもつ新たなヴィジュアル性(第3回連載)
分類体系は系統樹の時空的断面である(第4回連載)
円から球へ:高次元系統樹を描く(第6回連載)
文字テクストと図像パラテクスト
第二部「家系樹」:人間に直結する家系図
祖先の蔭に護られて:系統樹二千年の歴史をさかのぼる(第7回連載)
家系図の図像学:生命の樹と唐草模様(第8回連載)
新大陸先住民の知識体系としての生命の樹(第9回連載)
人間の綱:血のつながりを視覚化する図像的伝統(第10回連載)
第三部「万物樹」:森羅万象は系譜となる
知識の樹は枯れることなく生い茂る(第2回連載)
体系と知識を可視化:存在の連鎖からマップへの道
文化構築物としての写本の系統と進化(第11回連載)
時空的に変遷するオブジェクトの系統樹(第12回連載)
万物系統樹:姿変わればあまねく系譜あり
アートとしての系統樹
エピローグ:曼荼羅鳥瞰−−系統樹を生みだす人間という存在
文献リスト
図版クレジット
索引