『知の歴史学』

イアン・ハッキング[出口康夫・大西琢朗・渡辺一弘訳]

(2012年12月26日刊行,岩波書店,東京,本体価格4,700円, ISBN:9784000238779版元ページ

Historical Ontology』の訳.ついでに,統計学哲学の古典:Ian Hacking 1965『Logic of Statistical Inference』. Cambridge UP も(誰か)訳してねーねーねー.同じく確率論史の本:Ian Hacking 1975『 The Emergence of Probability』 Cambridge UP の邦訳はその後どうなっているんだろ? ワタクシ的には尤度論の重要著作:A. W. F. Edwards 1972『Likelihood』 Cambridge UP がいつか訳されることを固く信じて疑わない.この訳本さえあれば尤度の科学哲学的なトレーニングがやりやすくなる.