『「日本人と英語」の社会学 ― なぜ英語教育論は誤解だらけなのか』

寺沢拓敬

(2015年1月31日刊行,研究社,東京,xiv+284 pp., 本体価格2,600円, ISBN:9784327378219版元ページ

【目次】
まえがき iii
序章 はじめに 1


第 I 部 英語力・英語使用 19

第1章 英語力――「日本人英語話者」とはどのような人か? 20
第2章 教育機会――英語話者になれたのはどのような人か? 34
第3章 英語力の国際比較――「日本人」は世界一の英語下手か? 54
第4章 英語使用――どんな人が英語を使っているか? 76


第 II 部 語学 99

第5章 英語学習熱――「語学ブーム」は実際どれだけのものなのか? 100
第6章 英語学習者数の推移――どれだけの人が英語を学んできたか? 120
第7章 英語以外の外国語の学習に対する態度 137


第 III 部 仕事 157

第8章 必要性(1)――「これからの社会人に英語は不可欠」 は本当か? 158
第9章 必要性(2)――英語ニーズは本当に増加しているのか? 178
第10章 賃金――英語ができると収入が増えるのか? 191
第11章 職業機会――英語力はどれだけ「武器」になるのか? 205


第 IV 部 早期英語教育 213

第12章 早期英語教育熱――小学校英語に賛成しているのは誰か? 214
第13章 早期英語学習の効果――早期英語経験者のその後は? 230


終章 データ分析に基づいた英語言説批判 245


初出一覧 261
文献 263
索引 280