『私の1960年代』

山本義隆

(2015年10月8日刊行,金曜日,東京, 366 pp., 本体価格2,100円, ISBN:9784865720044版元ページ

【目次】
はじめに 4
1. 大学入試直後の六〇年安保闘争 8
2. 高度成長と理工系ブーム 21
3. 宇宙開発という政治ショウ 29
4. 六二年の大学管理法反対闘争 37
5. 地球物理学という学問 47
6. 処分撤回闘争と時計台前座り込み 56
7. 物理学者の米軍資金をめぐって 60
8. 科学技術の進歩をめぐって 68
9. 東大ベトナム反戦会議のころ 83
10. 王子闘争の衝撃と所さんの死 100
11. そして東大闘争のはじまり 104
12. 本部封鎖・講堂解放をめぐって 126
13. 私と東大全共闘のこと 147
14. 日本の科学技術のはじまり 164
15. 軍学協同のはじまりについて 183
16. 戦時下の科学技術について 189
17. とくに東大工学部のケース 207
18. 高度成長の影と戦後民主主義 224
19. 自然科学と科学技術の批判 234
20. 原子力発電について 247
21. 産学協同・官学協同をめぐって 264
22. 加藤近代化路線なるもの 271
23. その後のこと 292
24. おわりに 303
補注 305