『本を生みだす力:学術出版の組織アイデンティティ』

佐藤郁哉・芳賀学・山田真茂留

(2011年2月15日刊行,新曜社,東京,x+568 pp., 本体価格4,800円, ISBN:9784788512214版元ページ

【目次】
まえがき i
序章 学術コミュニケーションの危機 1

第 I 部 キーコンセプトゲートキーパー・複合ポートフォリオ戦略・組織アイデンティティ 17

第1章 知のゲートキーパーとしての出版社 20

第 II 部 事例研究 ―― 三つのキーコンセプトを通して見る四社の事例 47

第2章 ハーベスト社 ―― 新たなるポートフォリオ戦略へ 54
第3章 新曜社 ―― 「一編集者一事業部」 101
第4章 有斐閣 ―― 組織アイデンティティの変容過程 150
第5章 東京大学出版会 ―― 自分探しの旅から「第三タイプの大学出版部」へ 203

第 III 部 概念構築 ―― 四社の事例を通して見る三つのキーコンセプト 271

第6章 ゲートキーパーとしての編集者 275
第7章 複合ポートフォリオ戦略の創発性 319
第8章 組織アイデンティティダイナミクス 359

第 IV 部 制度分析 ―― 文化生産のエコロジーとその変貌 397

第9章 ファスト新書の時代学術出版をめぐる文化生産のエコロジー 400
第10章 学術界の集合的アイデンティティと複合ポートフォリオ戦略 453


あとがき 473
付録1 事例研究の方法 [494-485]
付録2 全米大学出版部協会(AAUP)加盟出版部のプロフィール [484-481]
注 [532-496]
文献 [548-534]
事項索引 [561-549]
人名索引 [568-562]