『書物と製本術:ルリユール/綴じの文化史』

野村悠里
(2017年2月24日刊行,みすず書房,東京, 8 color plates +iv+230 pp., 本体価格7,500円, ISBN:9784622085652版元ページ

青空のようなカバージャケットに包まれた本体は,いまどきありえない金の箔押しの真っ赤なクロス装幀.造本がとってもゴージャス過ぎて,もう買わないわけにはいかないでしょ.

【目次】
カラー口絵 8 pp.
はじめに 1
第1章 十七、十八世紀におけるルリユール 4
第2章 書籍商・印刷業者・製本職人組合 23
第3章 製本職人・箔押し職人組合 39
第4章 製本工房における技術の継承 49
第5章 製本術の記録化 71
第6章 折丁とかがり 95
第7章 本の立体化 115
第8章 綴じの機能と装飾 130
第9章 金箔押しによる装飾 153
第10章 箔押しデザインの発展 171
おわりに 187
あとがき 192
注 194
参考文献 220