『みすず書房旧社屋』

潮田登久子
(2016年11月11日刊行,幻戯書房[Serie Bibliotheca 1/3],東京, 196 pp., 本体価格3,300円, ISBN:9784864881098

みすず書房がもとあった「文京区本郷3-17」をグーグルマップでストリートビューしてみると今はコインパーキングしかない.そこにかつて建っていた下宿屋のような出版社のおもかげはこの写真集から想像するのみ.

【目次】

社屋外観 1章 7

  すこし昔の話[加藤敬事] 18

書庫の階 2章 23

  建物と書物[鈴木了二] 50

室内   3章 55

  贋かいせつ:モルタルの階段,木の階段[鬼海弘雄] 80

人物   4章 85

  懐旧閑話[横大路俊久] 110

編集会議 5章 123

  ゆで卵とにぎり飯――岡本敏子さんとの物語[加藤敬事] 130

解体直前 6章 145

  「みすず書房旧社屋」に寄せて 165

解体   7章 169

  青い空,焼け野原[島尾伸三] 186


写真覚書 192
著者略歴 196