『ゲイリー・バートン自伝』

ゲイリー・バートン[熊木信太郎訳]
(2017年5月25日刊行,論創社,東京, xxxvi + 469 pp., 本体価格3,800円, ISBN:9784846016258版元ページ

先日,オペラシティでの〈小曽根真/ゲイリー・バートン Tour 2017 Final〉ロビーで見た自叙伝が届いた.全500ページ! この自叙伝にはディスコグラフィーはあってもビブリオグラフィーがないので,ゲイリー・バートンが書いた本についてはまったくわからない.しかし,少なくとも彼が半世紀前の22歳のときに書いたジャズ・ヴィブラフォン教則本『Jazz Vibes』(1965)と曲集『Solo』(1966)はワタクシの手元にある.この2冊は,ワタクシが中学生のときに京都三条の十字屋で買ったもの.必死で翻訳した形跡があるが,フィンガー・ダンプニング,マレット・ダンプニング,そして4本マレット奏法についてよく書かれている.Burton grip は難しい.原書:Gary BurtonLearning to Listen: The Jazz Journey of Gary Burton』(2013年8月刊行,Berklee Press, Boston, x + 384 pp. + 32 color plates, ISBN:9780876391402 [pbk] → 版元ページ著者サイト