阿子島香・溝口孝司(監修)
(2018年10月刊行予定,勁草書房,東京, 本体価格2,700円, ISBN:9784326248490 → 版元ページ)
一昨年に開催された下記イベントを踏まえた論文集:〈ムカシのミライ:プロセス考古学×ポストプロセス考古学〉【日時】2016年6月5日(日)11:00~14:30【場所】一ツ橋・学術総合センター特別会議室(千代田区一橋)【演者】阿子島香・溝口孝司・中尾央.
【目次】
はじめに(井原泰雄) i
第1章 考古学理論との対峙──プロセス考古学とポストプロセス考古学をなぜ議論するのか(中尾央) 1
第2章 [対談]ムカシのミライ:プロセス考古学×ポストプロセス考古学(阿子島香・溝口孝司・中尾央|司会:菅野智則) 21
第3章 プロセス学派とポストプロセス学派の相克をめぐる人類学的布置(大西秀之) 125
第4章 歴史科学としての現代考古学の成立──研究者ネットワークと周辺分野との関係について(三中信宏) 151
第5章 埋蔵文化財にかかわる日々の業務の中で(菅野智則) 169
第6章 プロセス考古学の現在から日本考古学の未来へ(阿子島香) 177
第7章 ポストプロセス考古学フェイズにおける社会考古学──リコメント、あるいは同時代的状況の中で適切に体系的に「温故知新」を行うために(溝口孝司) 197
あとがき(田村光平・有松唯) 233
索引
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