『蒐める人:情熱と執着のゆくえ』

南陀楼綾繁
(2018年8月20日刊行,皓星社,東京, 261 pp., 本体価格1,600円, ISBN:9784774406589版元ページ

前半に江戸川乱歩の『貼雜年譜』の編集者が登場するが,何かの機会に実物を見てみたいものだ.古書業界の “生き字引” だった八木福次郎の昔語りは60ページあまりの長さだった.ヘンな人がたくさんいるなあ.本書のインタビューの最後に著者が自分語りをしていて,かつて『季刊・本とコンピュータ(第二期)』の編集長をしていたそうだ.ワタクシも当時寄稿したことがあったな:三中信宏 2002「大メーリングリスト」季刊・本とコンピュータ(第二期), (4): 172-173.昔々のことだ.