『赤の書[図版版]』

C・G・ユング
(2018年1月刊行予定,創元社,大阪, ISBN:9784422116754版元ページ

先年出た:C・G・ユング[ソヌ・シャムダサーニ編/河合俊雄監訳|河合俊雄・田中康裕・高月玲子・猪股剛訳]『赤の書[テキスト版]』(2014年8月刊行,創元社,大阪, ISBN:9784422115771版元ページ)に続く新刊.これでやっと図版とテキストのセットが完結する.確かに「コンパクトサイズ」ではあるのだが,はたして持ち歩く人がいるんだろーかという素朴なギモンが.

ワタクシはすでに原書:Carl G. Jung著[Sonu Shamdasani, Mark Kyburz, John Peck編訳]『The Red Book』(2009年10月刊行,W. W. Norton, New York, xii+371 pp., ISBN:9780393065671版元ページ)が本棚の上に鎮座しているので,創元社のコンパクトサイズではない方の日本語訳: C・G・ユング[ソヌ・シャムダサーニ編/河合俊雄監訳|河合俊雄・田中康裕・高月玲子・猪股剛訳]『赤の書』(2010年6月25日刊行,創元社,大阪, ISBN:9784422114361版元ページ)ももちろん手元にない.

ユングの『赤の書』だけじゃなく,ヘッケル図版本とかグラフトン本とか “巨石群” が居室にずらりと並んでいるので,それだけでもう “異動困難者” のお仲間入り確定.