『Die Kunst der Benennung』

Michael Ohl
(2015年刊行, Matthes & Seitz, Berlin, 318 pp., ISBN:9783957570895 [hbk] → 目次版元ページ

第4章まで読了したのが2016年の師走だったから,なんと一年半もブランクが空いてしまった.旅のお供として新幹線の中で第5章「動物名あれこれ(Das Panoptikum der Tiernamen)読了.本章では,奇妙奇天烈なラテン語の学名が次から次へと登場する.ポーランド語が織り込まれた31字の長ったらしい属名,Csiro(←CSIRO)やYtu(←You too)という属名.Gelae baen(← gelly bean)という種名.解読しきれないアクロニムやら暗号やら “愛の言葉” もあり,