盛口満
(2019年1月15日刊行,東京大学出版会,東京, iv+251 pp., 本体価格4,000円, ISBN:9784130603218 → 版元ページ)
帰ってきたゲッチョ先生.琉球の島々の昔日の風景と文化をたどるインタヴュー本.
【目次】
はじめに i
第1章 琉球列島との出会い 1
1 琉球列島とはどこか 2
2 里山とはなにか 5
3 身近な自然とはなにか 7
4 里山誌とはなにか 10第2章 琉球列島の自然誌 13
1 琉球列島の生物相の成り立ち 14
2 高島と低島 18
3 琉球列島の農耕と社会の歴史 24第3章 琉球列島の里山 31
1 歌に見る自然と歴史 32
2 南島のドングリ利用 37
3 沖縄島南部における稲作 41
4 沖縄島における稲作の減少 45
5 奄美諸島における稲作の減少 55
6 琉球列島の里山の構造 58第4章 里山の多様性 67
1 タシマとバシマ 68
2 沖縄島南部の里山 71
3 石垣島の里山 76
4 繊維利用植物 80
5 ソテツの利用 96
6 緑肥の分布 114
7 琉球列島における魚毒漁 124
8 魚毒漁の多様性 152
9 アダンの利用 152
10 薪の利用から見た奄美諸島 161第5章 里山の自然利用 179
1 木の実の利用から見た低島 180
2 キノコの利用 198
3 タニシ・ドジョウの利用 210第6章 里山の固有性 221
1 里山のつながり 222
2 里山の固有性 230おわりに 233
謝辞 236
参考文献 239
索引 249