『見ることは信じることではない:啓蒙主義の驚くべき感覚世界』目次

キャロリン・パーネル[藤井千絵訳]
(2019年5月10日刊行,白水社,東京, 245+40 pp., 本体価格3,400円, ISBN:9784560096895版元ページ

【目次】
序論 9
第1章 自分で自分を作る――啓蒙主義時代の「天才」の作り方 21
第2章 新しい飲み物で、新しい自分になる――カフェでの自己投薬、感受性、交際 40
第3章 音の世界で生きる――パリの闇に沈む市場 62
第4章 有用な市民になる――盲目の(そして、目隠しされた)子供たちの才能 81
第5章 尻に煙を吹き込む――匂いの医学と有用な科学 96
第6章 感覚とは何か――セックス、自己保存、快楽、そして苦痛 117
第7章 ハーモニーを奏でる自然――猫ピアノ、色彩チェンバロ、匂いと味の音階 139
第8章 洒落男を気取る――人気顔料の政治学 164
第9章 美食家のまなざし――革命後の時代の「目で食べる」行為 186
第10章 自然を消化する――十九世紀イギリスのエキゾチックな動物試食クラブ 207
エピローグ 見ることは信じることではない 228

 

謝辞 239
訳者あとがき 243
図版クレジット [39-40]
原註 [9-38]
索引 [1-8]