『視覚文化とデザイン:メディア、リソース、アーカイヴズ』目次

井口壽乃(編)
(2019年4月25日刊行,水声社,東京, 325 pp., 本体価格3,500円, ISBN:9784801004238版元ページ

アイソグラム,ピクトグラムタイポグラフィーなどなどがワタクシのアンテナに引っかかってきた.


【目次】
はじめに 5

I グラフィック理論の形成と越境 ―― 前期モダニズム

チェコスロヴァキアモダニズムアメリカへの越境 ―― ラディスラフ・ストナーのグラフィックデザイン(井口壽乃)
アイソタイプのアメリカへの越境 ―― 一九三〇年代のルドルフ・モドレイの活動を中心に(伊原久裕)
パーシー・ランド・ハンフリーズ社と越境のデザイナーたち ―― 一九三〇年代イギリスのモダニズム(菅靖子)
一九三〇年代イギリスにおけるニュー・タイポグラフィの導入(山本政幸)

II イメージの継承と還流――後期モダニズム

デザインの創造と継承 ―― 亀倉雄策にみる発想のためのイメージ・ソース(井口壽乃)
二〇世紀視覚言語の一系譜 ―― アイソタイプからピクトグラム標準化へ(伊原久裕)
活字書体デザインの再生と創造 ―― 第二次世界大戦後におけるグロテスク活字のリバイバル(山本政幸)
一九六〇年代後半のアメリカ西海岸におけるサイケデリック・ポスターの展開(山本政幸)

III 三次元イメージとグラフィズム

ホログラフィを用いた初期の芸術作品について(児玉幸子)
ポストモダン以降の新しいイメージ ―― ルディー・バーコートの軌跡(児玉幸子)

IV コレクションと展示――デザイン・リソース

デザイン資源が語ること ―― デザイン・アーカイヴズという不完全な歴史の形(菅靖子)
「デザイン資源」としての竹尾ポスター・コレクション(暮沢剛巳

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