『銀河の片隅で科学夜話:物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異』

全卓樹
(2020年2月10日刊行,朝日出版社,東京, 190 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-255-01167-7版元ページ

大手町で釣り上げた本書は別途ご恵贈いただいた.科学エッセイ新刊.このちょっとフシギな読後感とカラーイラストとの絶妙な混ざり具合は既視感があるなあ.本書はワタクシが20年も前に読んだクラフト・エヴィング商會の一連の筑摩書房エッセイ集:『どこかにいってしまったものたち』(1997年),『クラウド・コレクター』(1998年),『ないもの、あります』(2001年)を思い出させる.