『〈美しい本〉の文化誌:装幀百十年の系譜』目次

臼田捷治
(2020年4月17日刊行,Book&Design,東京, 16 color plates + 318 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-909718-03-7版元ページ


【目次】
カラー口絵(16 pp.,)
はじめに 10

第1章:日本の装幀史を素描する 20

 上:本の美術 20
 下:本のデザイン 45

第2章:目も綾な装飾性か、それとも質実な美しさか 64

第3章:様式美を支える版画家装幀と〈版〉の重みと 88

第4章:装幀は紙に始まり紙に終わるー書籍のもとをなす〈用紙〉へのまなざし 124

第5章:〈装幀家なしの装幀〉の脈流ー著者自身、詩人、文化人、画家、編集者による実践の行方 156

 1. 著者自装の系譜をたどる 156
 2. 詩人による装幀に流れる抑制の効いたリリシズム 175
 3. 文化人による装幀の多彩な展開 184
 4. 画家による装幀はなお続く 201
 5. 「編集者の顔が見える」装幀への覚悟 208

第6章:タイポグラフィに基づく方法論の確立と書き文字による反旗と 220

第7章:ポストデジタル革命時代の胎動と身体性の復活と 274

 

あとがき 298
主要参考文献 301
人名リスト 302
書籍名索引 [318-313]