『ポルトガル、西の果てまで』読了

福間恵子
(2021年9月30日刊行,共和国,東京, 245 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-907986-83-4版元ドットコム

読了.第I部「ポルトガルと出会う」,第II部「ポルトガル,西の果てまで」の “果て” は「アソーレス,大西洋の孤島群」だった.「ポルトガルを食べる」に出てくる〈ニコの食堂〉がすばらしそう.バカリャウ食べたい.最後の第III部は「映画のポルトガル」.あとがきに「旅の終わりは,次の旅のはじまりである.さらに旅に出る必要がある.どんなときでも」(pp. 241-242)という作家ジョゼ・サラマーゴの言葉が引かれている.ワタクシは残念ながらいまだにポルトガルの地を踏んだことがないが,コインブラからはときどき呼び声が聞こえてくる.