『進化理論の構造 II』目次

ティーヴン・ジェイ・グールド[渡辺政隆訳]
(2021年11月20日刊行,工作舎,東京, 1,120 pp., 本体価格11,000円, ISBN:978-4-87502-535-1版元ページ


【目次】
第2部へのセグエ 829

第2部 進化理論の修正と拡張に向けて



8章 淘汰の階層理論における個体としての種 841

 第1節  個体の進化論的定義 842
 第2節  淘汰の因力の進化的定義と利己的遺伝子の欺瞞 867
 第3節  階層論的淘汰説の論理的、経験的な基盤 911
 第4節  壮大なアナロジー——進化に関する種分化の基盤 1003

9章 断続平衡説および大進化理論の正当性 1041

 第1節  古生物学者の常識 1042
 第2節  断続平衡説の要点 1071
 第3節  断続平衡説をめぐる論争——批判と反論 1096
 第4節  断続平衡説を検証するためのデータ源 1148
 第5節  進化理論と変化に関する一般的な考え方に関して断続平衡説がもたらす広い意味 1217
 補遺  断続平衡説の衝撃と批判に関する概ね社会学的な[ただし完全に偏った]歴史 1343

10章 個体発生と系統発生における統合と適応[構造と機能]——歴史的な拘束と発生の進化 1413

 第1節  プラスの概念としての拘束 1416
 第2節  深い相同性と浸透した平行現象——形態空間の主要な守衛にして守護者としての歴史的拘束 1463

11章 個体発生と系統発生における拘束と適応[構造と機能]の統合——構造的な拘束、スパンドレル、大進化における外適応の重要性 1613

 第1節  進化した機能の恒久的な物理学 1614
 第2節  歴史の避けられない豊かなスパンドレルを外適応する 1660
 第3節  外適応プール——概念の適切な定式と進化力の基盤 1734

12章 時間の塁層と外挿論の審理に一般理論と偶発的な歴史の相互作用に関するエピローグを添えて 1769

 第1節  時間と地質学の非等方向性における外挿論の失敗 1770
 第2節  かくのごとき生命観の荘厳さを生む歴史と理論についてのエピローグ 1818

 

【訳者あとがき】流れのほとりに植えられた木 1834
書名索引 [1844-1842]
人名索引 [1859-1845]
邦訳参考文献 [1863-1860]
参考文献 [1907-1864]