『漢字ハカセ、研究者になる』目次

笹原宏之
(2022年3月18日刊行,岩波書店[岩波ジュニア新書・950],東京, xii+192 pp., 本体価格820円, ISBN:978-4-00-500950-3版元ページ

昨日の都内出撃時に速攻完読してしまったということは,「書評を書け」という天の声か.


【目次】※「〓」はフォントがない漢字
はじめに iii

 

1 蛸と鮹──マンガのタコと辞典のタコ 1
2 秋桜と書いてコスモス──こんな当て字は許せない 19
3 〓、囍、靏──全一三巻『大漢和辞典』にもない漢字 37
4 脣から唇、膚から肌へ──当用漢字から常用漢字へ 57
5 早慶は〓〓?──大学生活で出会った漢字 83
6 〓──俗字や国字は、何かしっくりくる 101
7 腺、濹の追跡──個人文字の広がり 113
8 妛、腥──幽霊文字、人名用漢字と向き合う 127
9 粁、蛯──博士論文と北海道の蛯天丼 153
10 麺、混む──時代とともに「常用漢字」も変わる 171

 

おわりに 183