『京都の食文化:歴史と風土がはぐくんだ「美味しい街」』第3〜5章読了

佐藤洋一郎
(2022年10月25日刊行,中央公論新社中公新書・2721],東京, 4 color plates + 246 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-12-102721-4目次版元ページ

第3章「公家の流儀、武家の暮らし」と続く第4章「京の求心力と京ブランド」そして最後の第5章「京の食文化―その未来」を読了.本書では,和食文化に重点が置かれていて,著者自身書いているように(p. 239),洋食文化にはあまり触れられていない.このテーマについては:加藤政洋・河角直美『おいしい京都学:料理屋文化の歴史地理』(2022年10月30日刊行,ミネルヴァ書房,京都, xiv+230+ii pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-623-09460-8目次版元ページ)の第5章「洋食は花街とともに」を参照のこと.