加藤政洋
(2024年10月8日刊行、講談社[講談社学術文庫・2839)、東京, 221 pp., 本体価格1,020円, ISBN:978-4-06-537358-3 → 版元ページ)
【目次】
はじめに 3
第1章 花街の立地と形態 15
1 遊廓と花街 152 地図のなかの花街 22
3 花街の空間的類型 32
第2章 城下町都市の空隙、市街地化のフロンティア 46
1 和歌山城丸の内の再開発 472 鳥取藩主の庭園《衆楽園》 52
3 富山藩主の別邸《千歳御殿》 58
4 「にごりえ」のあとさき 66
5 鹿児島の墓地再開発 69
6 神戸市近郊の《西新開地》 77
7 再び「新開町」をめぐって 96
第3章 近代東京における地区指定の転回 99
1 江戸‐東京の「慣例地」 992 《白山》の指定と開発のはじまり 112
3 大正期の地区指定 118
4 昭和初年の「置土産」 127
5 ウォーターフロントの花街 134
第4章 近代大阪における新地開発 150
1 岸本水府の花街案内 1502 江戸から明治へ 153
3 新遊廓《飛田》の誕生 157
4 《今里新地》の開発 171
5 新地の開発史 177
第5章 謎の赤線を追ってーー鹿児島近郊の近代史 181
1 消えた遊廓とひとつの謎 1812 都市近郊の近代 185
3 近郊の名所とメディア・イベント 191
おわりに 207
文献一覧 210
図表出典一覧 [217-216]
花街関連用語集 [221-218]