『迷宮遊覧飛行』目次

山尾悠子
(2023年1月23日刊行、国書刊行会、東京, 500 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-336-07462-1版元ページ


【目次】
読書遍歴のこと 序文に代えて 9

〈I〉

月光・擦過傷・火傷 31
綺羅の海峡 赤江瀑 33
教育実習の頃 38
東京ステーションホテル、鎌倉山ノ内澁澤龍彦邸 43
ボルヘスをめぐるアンケート 47
人形国家の起源 笙野頼子『硝子生命論』 49
歪み真珠の話 55
『夢の遠近法』自作解説 68
架空の土地を裸足で旅する快楽 間宮緑『塔の中の女』 81
美しい犬 84
デルヴォーの絵の中の物語 93
私が選ぶ国書刊行会の三冊 98
仮面の下にあるものは 長野まゆみ『45』 100
「第四回ジュンク堂書店文芸担当者が選ぶ「この作家を応援します!!」フェアへのご挨拶 105
『マルセル・シュオッブ全集』 112
シュオッブ、コレット、その他 113
マルセル・シュオッブ全集のこと 119
荒野より 〈新編日本幻想文学集成〉編者の言葉 123
変貌する観念的世界 あるいは両性具有者の憂鬱 倉橋由美子 125
同志社大学クラーク記念館に纏わる個人的覚え書き 高柳誠 144
同志社クラーク記念館の昔 泉鏡花 152
倉敷・蟲文庫への通い始め 156
マイリンク『ワルプルギスの夜』 160
世界の果て、世界の終わり C・S・ルイス『ナルニア国物語』 161
秘密の庭その他 174
飛ぶ孔雀、その後 180
鏡花の初期短篇 185
ブッツァーティ『現代の地獄への旅』 188
ジェフリー・フォード『言葉人形』 189
壊れやすく愛おしいもの ニール・ゲイマン『壊れやすいもの』 190
地誌とゴム紐 時里二郎 197
『龍蜂集』 〈澁澤龍彦 泉鏡花セレクション I〉 201
『銀燭集』 〈澁澤龍彦 泉鏡花セレクション II〉 217
『新柳集』 〈澁澤龍彦 泉鏡花セレクション III〉 233
『雨談集』 〈澁澤龍彦 泉鏡花セレクション IV〉 250
個人的な、ひどく個人的な 文學界書店 269
綺羅の海峡と青の本 赤江瀑 274
川野芽生『Lilith』 278
年譜に付け足す幾つかのこと 279
幻想絵画六点についてのこと 299
編者の言葉 『須永朝彦小説選』 305
去年の薔薇 須永朝彦 317
偏愛の一首 325

〈II〉

虎のイメージ 329
夢と卵 336
チキン嬢の家 340
人形の棲処 343
二十五時発、塔の頂上行 350
無重力エレべーター 宇宙食夜会への招待 354
都市の狼少年あるいはコレクター少女の秘密 357
懐かしい送電塔の記憶が凶々しい悪夢として甦る 360
悪夢のコレクション 362
月の種族の容貌に関する雄羊座的考察 364
美女・月を迎えるためのセレモニー 366
幻獣コレクション I 368
幻獣コレクションII 370
幻獣コレクションIII 372
幻獣コレクションIV 374
幻獣コレクションV 376
幻獣コレクションVI 378
頌春館の話 380
「薬草取」まで 385

〈III〉

アンドロギュヌスの夢 ル・グィン 395
円盤上の虫 399
満開の桜のある光景 403
〈歴史劇〉のことなど 406
『流れる女』 小松左京 410
セピアの記憶 過去のつぶやき 長崎西洋館異人館物語 416
「蔵書」のこと 430
『花曝れ首』 赤江瀑 433
祖谷渓の月 441
作るか造るか創るか 処女作「夢の棲む街」について 448
思い出の一曲 レクイエム・ニ短調 452
シュオブに関する断片 454
十年目の薔薇 中井英夫 459
ピラネージとわれわれの……脳髄 463
煌けるコトバの城 稲垣足穂 466
幻想小説としての 澁澤龍彦 470
ラヴクラフトとその偽作集団 478
死と真珠 澁澤龍彦 488
時間の庭 澁澤龍彦 492

 

後記 496