『啓蒙の海賊たち —— あるいは実在したリバタリアの物語』目次

デヴィッド・グレーバー [酒井隆史訳]
(2025年4月23日刊行, 岩波書店、東京, xxxiv+179+17 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-00-061685-0版元ページ


【目次】

序文 v

 (とびきり)ラディカルな啓蒙主義 xxi

第一部 マダガスカル北東部の海賊と偽王 1

 海賊がマダガスカルにやってきた 6
 掠奪品の問題 8
 サントマリーの実体経済 13
 実在のリバタリア I ──アンブナヴラ 21
 さらなる偽王、ジョン・プランタン 28
 年代にかんするいくつかの問題 34

第二部 マダガスカル人の目に映った海賊の来訪 45

 アブラハムの子孫たちに抗する性革命? 47
 政治のコマとしての女性 60
 女商人と魔法のお守り 72
 家内の諸事象 80
 軍事的権力と性的権力の対立について 84

第三部 海賊の啓蒙 93

 発端の状況 100
 最初の挑戦 110
 大カバリ 113
 誓約儀礼 117
 王になったラツィミラフ 123
 英雄たちの戦い 134
 宮廷と王国、そしてザナマラタの台頭 142

結論 151

 実在のリバタリア II ──ベツィミサラカ連合 156

 

 地図 161
 海賊と啓蒙の時系列 162
 訳者あとがき 167
 参考文献 [7-17]
 文献注 [1-6]